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わたしと私の家族の話

今度こそ

作者: 蜂蜜

2人目の子のときは家族内に

強力なライバルが2人に増えていました

今度こそはと頑張ったのですが…?

2人目の子が

ぷぷと空気を含む息をはいて

おしゃべりの準備をはじめたとき

今回はさすがに

「ママ」といってほしかった 

だからがんばって

「ママだよ〜」

「まっま」「ママですよ〜」

「ママがオムツかえますよ〜」

って頑張って声をかけた


なのに…なのに…

はじめは

「ぱっっっぱ」…

でした


なんでよ

今回は仕込んでないよね

やっぱりは行が言いやすいのか?

じゃあ「はっは」って声かけすればよかった

よばれた旦那様が嬉しそうにニヤついてて

ちょっとむかついたあの日

いやそれ「ぱ」だもん

空気がもれて

「ぱ」って言ってる様にきこえるだけよ

とか思って自分をなぐさめた 


そしてその次に口にしたのは

「ねっね〜」…

またもやわたしは3番目 

ほんとなんでよ

「ね」よりも「ま」の方が言いやすいでしょう? 

いやそれは「ね」じゃない「にゃ」よ「にゃ」

って思ったけど

流石に口にはしなかった

「おねえちゃん大好きなんだね〜」

「うれしいね〜」

って言ってたら

立派なシスコンに育ってしまった


そのあとこの子も

「まんま」って言ってたけど

ご飯大好きな子だったので

ご飯のことかなぁって思ってしまった

お願いだよ

「ん」をいれずによんでくれないかな

そしたらわたしは

今日もあなたの素敵な下僕になるのに


下の子もなかなか楽しい子で

離乳食卒業して

普通食になったころ

家族でお鍋をたべていると

必ず口に何かいれたまま

ベビー椅子の上で器用に

寝落ちする子でした

可愛いねてる〜

いや虫歯になるから

起こさないと〜

危ない危ない落ちるから

の楽しいループが起こる食卓でした

そして上の子がせっせとお世話する

というのまでがお約束

ほのぼのってこれね

っておもったものです


そして母はそれを見ながら

ゆっくりご飯をたべるのです

ありがとうシスコンの姉

もう少ししたら食べ終わるから

まっててね






いいのよ気にしてないわ

家庭円満大事だもの

でもいまだに思ってしまうのよ

ママはいつも3番だったわって

仕方ないけど納得はしてない

だって一番一緒にいたのに…


お鍋の時は危ないので

一番遠くに座らせていたのに

なぜか寝ちゃうんですよね…



















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― 新着の感想 ―
子どもが小さかった時を思い出してほのぼのしました。素敵なエッセイをありがとうございます。 ちなみに私は相方でも上の子でもなくスリーパーについてたキャラに負けました。相方も私も「パパでもママでもないな…
あ、もしかして、ママが近くにいるのが当たり前すぎて、普段近くにいない人を呼びたかっただけなのかも。
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