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No.07 ▼教育実習の体験

そして教育実習の学校が決定する。

母校ではないが、近隣区域の小学校1学年。

小学校の校舎に入るのも、懐かしさでいっぱい。実習は、来週から、3週間、15日間だ。

生徒として、授業を受ける、そんな心構えをし、ノートを準備。

どんな生徒たちなんだろう、名前覚えられるか、自分の事を覚えてもらえるのかなど・・・・不安な部分も片隅に持ちながら、当日を迎える。

学校へ到着、職員室玄関から入り、実習の教室へ向かう。

 教室の中の掲示物を、見ていると、元気よく

「おはようございます」と、教室に入り、ランドセルを置いて、外へ行く生徒、教室で遊ぶ生徒、読書する生徒、様々だ。なんだか、懐かしく思い出を重ねていた。

そして、朝の会の時間に、紹介された。

寺毛「今日から、3週間一緒に勉強することになりました、寺毛 亘と言います よろしくお願いします」簡単に挨拶をした。

クラス全員「おねがいします」と言葉が返ってきた。


数日間は、学校生活に慣れるためと、必死に授業をメモした。2時間目後の休み時間、給食後の休み時間も、子供たちの様子を、見守りながら、顔と名前を覚えることに必死になっていた。


一人の男の子が、寄ってきてくれ、いろいろと、話ししたりして、積極性のある生徒がいると、感じていた。研修期間なんて、あっという間だな。クラス生徒に何か贈りたいと思っていた。何がいいか・・・・自分も手紙をもらった覚えがある。

メッセージを、書いてラミネートしよう。記念にしてくれたらいいなぁ。と、自分の想いをよせながら、生徒に渡すラミネートメッセージを作成した。

毎日の時間が倍のスピードで流れているように感じていた。そして、あっという間に研修期間最後の日を、迎えた。

学活の時間を設けていただき、生徒に、ラミネートメッセージを、渡した。

クラスからは、メッセージが集められた、色紙を、受け取った。

涙を押さえて、お礼を告げた。また、個別に手紙も数人の生徒から貰った。


出会い、別れ、それぞれ感動するから、教師の仕事は、素敵だと、改めて感じる亘だ。


こうして、実習がおわり、大学生活に戻る。











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