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No.017 ▼個人的に相談される

クラスの保護者から、プライベートで悩み相談を持ち掛けられる。

亘は相談内容がわからないが、人様の役に立てるなら相談に乗ろう、と思っていた。

連絡帳に"わかりました"と書き添えて生徒に渡した。日常はどんどん過ぎてゆく。冬の個人懇談では希望者を対象とする通信を配布し、懇談時間の予定を組む。懇談期間は3日間で冬休みを利用する。希望者は8名ほどで、杏奈の母も含まれていた。希望日の一番最後の時間に予定を入れた。

そして冬休みになり、希望懇談の杏奈さんの懇談の当日。

「ありがとうございました」

と鈴木さんの希望懇談が終わり、

亘「次どうぞ」と声を掛けた。

杏奈の母「よろしくお願いします」

亘は杏奈さんの学校での様子や積極的に取り組む姿勢な部分を伝えた。

杏奈さんの母は、時々頷きしながら聞いていた。

そして

杏奈さんの母「あの、個人的な相談ですが・・・誰にも言えず悩んでました、

誰にも言わないでください・・・・・」

と相談を聞き、

亘「大丈夫きっと理由があるから」

そう言いながら手をぎゅっと握りしめ、少しでも不安が消えるように願いを込めながら応えた。

そんな真剣な密の濃い話をしていたが、その様子をチラ見して通過した人物がいた。どんな創造をしたのかは誰にもわからないが、意外な展開を生むこととなるのだ。

知る由もない亘だ。




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