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ネタ鍛冶師によるVRMMO無双(ただし、作成したモノが無双するだけ)  作者: 味醂英雄


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第28話 お待ちかねの報酬と問題点

「朋友よ、助かった。お陰で様々な所に顔を繋げる事が出来た。感謝する」


「吾輩からも礼を言う。冒険者達よ、ありがとう」


と言う訳で波乱の物産展。別名、第2次垢BAN祭りを無事終えて、ケット・シーの国に報告中である。新大陸の国3国どころか10国ぐらいと交渉出来てしまった。そのお陰で、依頼人であるスーガは勿論のこと、国王からも頭を下げられてしまった。


「約定通り、オリハルコンの採掘優先権を与える!加えて・・・」


およ?王様からは採掘権だけだと思ってたが、ボーナスっぽいかな?


「我が国から、()を与える!」


ファッ?!予想外、いや、予想すら飛び越えた報酬が来た?!というのも、船は建造レシピもなく、一からでも製造する事も出来ず、港町にある船をプレイヤー達は見ている事しか出来なかったのだ。それが手に入ったのだから、そりゃ、驚くわ。


「そして、私からはこれである」


スーガからはレイピアっぽい剣を渡される。ん?俺、剣士じゃないんだけど・・・・・・あ、パーティ報酬かな?と思ったが、スーガは他の3人にも報酬を与えている。んんんんんん?

ラインは大剣、リームはハルバード、レインは杖を貰っている。各々のジョブに合ってるっぽいのだが、自分は何でレイピアなんだろ?小剣の心得とかも取ってないんだけど?お?



【特殊装備及びレガシー装備を使用した鍛冶が解放されました】



この場で大声出さなかった自分とその知り合い達を褒め称えてほしい。なんとか、王の御前で大騒ぎとか、不自然な行動せずに城から出れたのも奇跡な訳で。んで・・・


「リュウカさん、呼ぼう?」


すっごい片言な自分に対し、普段は冷静なレインまで壊れたブリキの玩具の如くコクコク頷いていたのは言うまでない。




「君達は情報の核弾頭を作らないと気が済まないのか?」


合流してのリュウカさんの第一声がコレである。うん、核弾頭だね、今回は。うん、ごめんなさい。


「しかし、なるほどね。これで私の勘も捨てたものではないとも確信出来た」


「と言うと?」


「うむ。これはまだ掲示板にも流していないのだが、新クエスト、つまり、追加されたクエストはどれも報酬は良いのに達成条件が緩い」


なるほど、言われてみれば、今回の場合3国という数字はシークレットクエストにしては達成条件が緩いとも言えるし、数字が半端とも言える。ソロでも時間を掛ければ達成出来る。それもまた確かなのだ。最初はソロの為に用意されたと思っていたが・・・


「つまり、リュウカ。あんたが言いたいのは達成条件が緩すぎるのではなく、コレは・・・」


「そうだ。達成すれば、報酬が貰えるという心理を見事に突いた。つまり、このクエストの説明文に書かれた条件は()()()()()()()()()()()な訳だ」


んで、シークレットクエスト達成という嬉しさに嬉々として、書かれてる()()の条件を達成して報告に行くと、船、もしくは最高達成条件での報酬は貰えなくなると。なんとまあ、心理突きまくったクエストである。て言うか、普通にゲーマー心理を的確に突いてきている。


「3国は微妙に大変なようで時間を掛ければ達成出来るってのがタチ悪いな」


自分の言葉に場に居る全員が頷く。どういう事かと言うと、微妙に大変だが、達成すればその苦労も終わり!次行ってみよう!ってなる数字なのである。ゲーマーなら、チェーンクエストの可能性も考え、サクサク行きたいという心理も突いている。おそるべし、社長 イズ 黒幕!


「これは掲示板に載せるの?」


リームが唸っている。まあ、その気持ちも分からんでもない。


「荒れるだろうなあ」


と自分が言うとリュウカさんは勿論、レインに同席していたリュウカさんのクランメンバーが考え込む。あれ?同意取れると思ったんだけど?


「いや、荒れはしないだろう。むしろ、歓迎される可能性が高い。むしろ、だと思った!で溢れるだろう」


「「「え?」」」


意外な答えが返ってきて、自分、ライン、リームは思わず間抜けな顔をして言葉を発する。


「いや、うん、まあ。普通なら荒れるし、君達の考えも間違っていない。しかしだな、忘れたかい?このゲームだぞ?」


謎の説得パワー?!いや、確かにそうだけど・・・・・・いや、あり得る?いや、しかし・・・


「おそらくだが、大半のクランはまだ報告を行っていない。実際、うちもそうだしね」


「原因は言うまでないわねえ」


おおう、リュウカさんとレインに加え、複数の視線も加えて、ラインとリームからの視線も感じる。おかしい、こんなはずではなかったのに。いや、心当たり多すぎるけどね!


「でさあ、現実的な問題がございます」


自分の言葉に今度は全員が目をそらす。多分、この後に出る自分の発言が分かったのだろう。しかし、自分は言う、いや、言わなければならない!


「この中で、大型船もしくは、中型船動かせる人~?」


はい、勿論、居る訳ありませんよね!!!

オートマ船なんかある訳ないですよね、ファンタジーじゃあるまいし、ハハッ!・・・・・・・・・あれ?ってお話。

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