第17話 あ、良い考え浮かんだ(やめて!!!)
「いやはや、本当にファンタジーに喧嘩売ってるね」
「でも、リアル追及するなら、あるよね、こういうサービス」
合流したラインとリームは驚き半分呆れ半分と言った顔だ。まあ、無理もないよなあ。だって・・・
「まさかの通販で中間素材の為の素材を配達形式で頼めるっていうね」
『オウ、文明の味方 イン ファンタジー・・・・・・』
ホントな。ある訳が無いと思ったが、拠点にしてるホテルのフロントNPCに話しかけるとあったっていうね。パンフにもサービスとして書いてあるっていう・・・・・・とことんファンタジー世界に喧嘩売ってんな、ここ・・・・・・
「で、電脳出来たらこんなん」
勿論、マネーは大分使ったものの材料が揃ったので、電脳を作ってみたのだが・・・・・・
「うん、その・・・・・・」
『ハ〇だ、コレー?!』
ガビーン!と言う効果音がしそうなラインとリームの言葉に同意せざるを得ない。まあ、辛うじて、目が無いので版権的にはセーフ!・・・・・・と思いたい。
ただ、これ結構大きいんだよね。もっと小さければ、考えていた杖に組み込んでの例の複合魔石の杖とか出来そうだったんだが、大きさ的にめっちゃバランス悪そうだし、完成は無理そうだな、コレ。没だな。
「で、デザインなんだよなあ」
そう、材料は揃ったが次の問題はコレだ。頭部のデザイン、胴部はまだ一覧に出てはいないが、ロボと言えば頭部が要である。流石に版権なアレデザインまんまでは面白みがない。なので、デザインを色々と、紙に描き出して考えてはいるのだが・・・
「なんて言うか、考えれば考える程、実物大のアレのデザインは秀逸だったんだなってなる」
『 分 か る 』
いざ、オリジナルロボをデザインしようとすると分かるのが頭部に対してのボディ、アーム、レッグの対比だ。シンプルな頭部だからこそ、実物大立像として成り立っていると言っても過言じゃない。下手にオリジナリティある頭部にすると、オプションとして武器・バーニア等を付けないと納まりが悪く感じるのだ。
「シンプルにしすぎると全体像が引き締まらなくて、やりすぎると、今度はオプションが複雑のゴテゴテになる。難しい・・・」
「こりゃ、難問だよなあ。立体物は作りたいが、適当にするのは駄目だって教えてくれるよな」
「しかも、大陸制限解放時に象徴になる立体物でしょ?そう考えると、更に難易度高いね」
自分の言葉に対するラインとリームの言う通り、普通に考えれば、お台場にある実物大のアレを再現が一番なのだが、それはそれで達成感がアレな事になる。うん、マジでこのクエスト作成した人、ゲーマーの心理読むのが上手いな。マジで手が抜けないからなあ。
「う~ん・・・・・・あれ?」
待てよ?と自分は掲示板や公式ページを見て手を止めた。あれ?もしかして、これならいけるのでは?と早速ラインとリームに話し、承認が取れた所で、レインとリュウカさんに連絡するのだった。後は足りないボディがリストに入るようにレベル上げるだけだな!クックックッ、プレイヤーも運営も両方の度肝を抜いてやるわ!
<<ファンタジーゲートオンライン運営 同時刻>>
『・・・・・・・・・うわあ・・・』
開発室から聞こえる声。いや、無理もないが、え?何これ?どういう事なの?ログを見た俺こと柊は秘書に視線を向ける事しか出来なかったのだ。ちょっと、視線背けるの止めて!止めて!え?コレ、俺、干渉出来ないの、マジで?!
「まあ、そういう事も出来る世界観ですから・・・・・・ぷっ!」
いやぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
ウッドが何を考えたか、大体察出来たと思います。すまねえ、柊主任=サン!ネタの犠牲になってくれ!
柊「貴様、貴様ァアアアアアアアアア!!!」(魂の咆哮)




