第 十九 回 (ゾンビ君・主)この虚しさを討って、きっと勝つ絶対に!
気持ちいっぱいすぐにすぐさっさと滞ってしまった関係は新しい道へと、進んで迎えられていく。変な感じに。
焦ったってイラついたって、たいした変化などは、ほぼあまり無いのだ。人生の進行、早くって思ったけどね、大抵いつも。だから、す早く何かが起こってよと、願った。コレ反則ですよね。不正解って思うのって酷く心が、汚くて貧乏だ。このえげつない、縁がまあ重要な要素になっているんだなと、思う。これが遊びにフケって侮っているようでは、人生はつまらない。だから、いい加減な考え方はやめよう。取りあえず頑張ろう。難しくても、復活してずっと、進むんだ。なんだか虚しい気分を、思いっきり退けつつ、さあ元気よく。
僕は、夢の中である、唄を久々に聴いていた。
【まず、早く俊敏に心をす早く、動かせていけるなら何かに気が付くよ。多分なめないので、あれば大丈夫。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。えげつないに染まって腐らせて、なんとかしよう。なめてはいけないよ、危ないよ危険。
偉いから、いいって意味で済ますんじゃねーっ。最低で、酷くつまらねーっ。ダサくても、恥ずかしくなくしていこう。情け無いって言われても、構わないぜ。偉いから、いいって意味で済ますんじゃねーっ。最低で、酷くつまんらねーっ。ダサくても、恥ずかしくなくしていこう。駄目で元々の、格好いい意味は絶対あるよ。素晴らしく下手でも強烈で、勝ってしまうのは?かっこウいいからなのさ。だよ、イエ――ッ。
復活だ、力強く。もう、必ず負けずに】
この唄は人間の時に親友が、聴いていた曲だ。少し、有名ではない感じのロック調の音楽。
何回も同じフレーズ。一体、きちんと聴く聞き手はどれくらい、ちゃんといるんだろう。
僕は朝、起きて破損している部分もある姿見で割と毎日、自分の身体を見ている。
「ゾンビ君、大分人間に戻ったんじゃない?」
時美ちゃんが嬉しそうに声をかけてくれた。助かっている、そういう言葉に。
僕は鏡を見る。
ただ現象としては本当に普通に人間に近い、姿が映る。突然、嫌なものが見えて辛いと、感じた。
〈化け物は、お前自身だ!〉アイツの姿。
「ハワワワワワワワッ……」
「ちょっと、ゾンビ君、大丈夫?」
ああ――っ、嫌だ。鏡の姿の斜め前の位置に、大嫌いな、恐ろしいゾンビが見えて仕方が無い。
僕は大分、表情を崩してしまっていただろう。
「アキラ・ジョストビリーガンドッコンキュシャッ…」
時美は何かを考えるような、不思議そうな顔をした。
「あれ、どこかで聞いた名前…」
「アキラ・ジョストビリーガンドッコンキュシャッは日本と外国人の親とのハーフの三、四十代の男性だったよ」
「えっ…思い出したん…」
時美は、喜んでいる。時美ちゃん、ゴメンよ。…あんまり、楽しい話ではないんだ、コレ。
「僕の名前は堂島勇一…」
「おっ、勇一君なんだ」
「僕はゾンビの恐怖イメージ性・全身歪、心理疾患の発端者を倒して……消してしまった」
「えっ、えっええっ」
時美は感情の判子を全部バラ撒いたような表情に、なった。
「理由は何の変哲もない借金だった。アキラは、僕の親友の、父親の職場の後輩で、その両親からは弟のように可愛がられていた。親友も実際の叔父のように慕っていたんだ。見ていたら、簡単に、分かる。返済の仕方で意見が合わなかった。普通は、ただそれだけで終わるんだろうけど。駄目だった。親友の父親を殺し警察に自首をしなさいと言った母親まで殺して、敵をとろうとした親友をゾンビに変えてしまった。僕は行方が分からなくなった親友を探して見つけ、闘った。しかし、傷口をつくられてゾンビに、されてしまった」
「そ、それが原因だったんだゾンビ…勇一君」
「様子を見て正気に戻った親友は銃を自分で頭に向かって撃ち込み、それでも死ねないので大きな刃物で自分で切って死ぬまで、切ったんだ。ショックで忘れていた。僕は怒った。発端者と闘い、戦闘不能にしてゾンビの治し方を見つけたいと思っていた。しかし、途中までは、自分の意識があった。けど、途中でもう完全にゾンビになってしまった。神経が研ぎ澄まされ驚異の力でアイツを自分が嫌いで忘れたくなるぐらいまで殴り続けた。その時の、最後の記憶は不思議なんだが最後は腕の辺りが炎で包まれていて殺して、発端の男も火が着いてグチャグチャで、後は灰になって飛んでいった。なぜか悔しくて、怖い、気分だった。心の底で僕が原因のアキラのことをきちんと研究所へ連れて行けれていたら、治せる薬ができるかもしれないって、ずっと思っていた気がする」
「ゾンビ君は必死だった…アイツが悪い。だってそれしか、無いよ、クッソめ」
「だから、時美と会えて本当に良かった。あがいても普通の生活を送ろうと思っている自分が、こうしている」
僕は心の震えが治まってゾンビになっている自分と、気持ちが決別出来た気が、確かにした。
続く
気分が辛くて厳しくても簡単に素晴らしく平気で格好良くまだ不安でも、前向きに、生きていこう!




