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吸血鬼(始祖)の異世界建国記  作者: 河野原ぺこ/RiverPlain
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カタログなにそれ美味しいよ

 俺とアクアは地下1階層で牙狼を枕にしてお昼寝をしている。


 このポカポカした空気がいい感じだな。ずっとここに居たい。


 ──ぐぅぅ。


 ん。俺の腹がなったか。そろそろ、何か食べないとな。


「なぁ、アクア。お腹空いたんだが何か食べる物ないか?」

「ダンジョンパネルのカタログからDPを消費して交換する事が出来ますよ」


 へ〜。そうなのか。ちょっと見てみるか。えっと、地球の料理とかがあるな。ん、冷蔵庫?レンジ?コンロ?なんでこんな物がカタログにあるんだ?


「なぁ、アクア。なんか俺の世界の物がカタログにあるんだが」

「マスターが触った物は大体出せるようになっていると思いますよ。家電とかは電気の代わりに魔力を消費するのでこちらでも使えるとソルティア様が言っていました。それと武器とか防具とかは元々出せるようになっているようです」


 へ〜。いい仕事するじゃん、あの女神。


 俺はDPを1消費してアンパンを出した。見た感じDP1ポイントは100円と同じ価値っぽい。


「マスター。それ、なんか美味しそうですね」


 俺が美味しそうにアンパンを食べているとアクアが物欲しそうな顔をしてこちらを見つめていた。俺は仕方なくDPを消費してアンパンをアクアに渡す。


「はむ。これ美味しいですね!」

「アンパンって言うんだ。って言うか精霊なのにお腹が空くのか?」


 美味しそうにアンパンを頬張るアクアに聞いてみた。


「私は吸血鬼と精霊の半精霊です。なので実体もあり、お腹も空きます」

「へ〜。そうなのか。そういえば牙狼達の餌もあげないとな」

「そうですね」


 俺はDP21ポイントとお肉5kgを交換した。無駄にお肉が高いのが気に食わない。あと307ポイントしか残ってないや。まぁ、ブラッドウルフ達のために頑張るか。


「ほ〜ら。お前達帰っておいで〜」


 俺が呼びかけると四方からブラッドウルフ達が飛んで来た。


 何これ。飛び出す姿かっこいい。


「ほら。ご飯だよ〜。た〜んとお食べ」

「「「「「ヴァウ!」」」」」


 ブラッドウルフ達はお肉に噛み付いて行った。


「おお、グロいな」


 ブラッドウルフ達はお肉を喰い千切り食べていた。そして、その顔はとても嬉しいそうだった••••••。

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