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緑新の栞
自分勝手なのはわかってた。
俺は、昔から自分が何も取り柄のない人間だということも。
むしろいつ死んだっていいという精神すらいつも心の片隅にはあった。
18歳。俺がアニメの主人公だったならよかったのに。
そんなことを考えながら舗装されたなめらかな道をスケボーで走った。
近くの川には緑色の葉が点々と落ちていた。
7月の夕方なのに辺りはひんやりとしていた。
4月の桜並木で幼馴染と写真を撮った時とは違って、いまは寂しく感じた。
自分勝手なのはわかってた。
俺は、昔から自分が何も取り柄のない人間だということも。
むしろいつ死んだっていいという精神すらいつも心の片隅にはあった。
18歳。俺がアニメの主人公だったならよかったのに。
そんなことを考えながら舗装されたなめらかな道をスケボーで走った。
近くの川には緑色の葉が点々と落ちていた。
7月の夕方なのに辺りはひんやりとしていた。
4月の桜並木で幼馴染と写真を撮った時とは違って、いまは寂しく感じた。
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