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とりあえず斬っておこう  作者: 九
グランフェルド王国
3/25

③宿と協会の騒動  ~朝チュンと報酬と昇級と~ 

 素材買取りカウンターがある大ホールへレヴォーナと共に行くと、まだ半分も終わっていなかった。そりゃあの量じゃなぁ~とアルがしばらく眺めていると、レヴォーナから提案された。

「今夜は遅くまでかかりそうだから、明日の昼くらいに来てもらえないかしら?その時にお金の受け渡しと昇級するということでどう?」

レヴォーナの口調が最初にあった時に戻っていた。新人冒険者と本部長との関係でいくには当然のことなので、アルは黙って頷いて出口に向かった。

 今夜は遅くなりそうという言葉に絶望した表情を見せた受付嬢コリスは、そんなアルの背を親の仇でも見るかのように苦々しく睨んだ。

 冒険者協会を出て真っ直ぐ黄金の夜明け亭に向かう。途中香ばしい香りがする屋台やお店に空腹のおなかが刺激されたが、宿のご飯が美味しいというソニアの言葉を信じて足を急がせる。

 宿に着くと、部屋に荷物を置いてすぐに夕食をお願いした。でてきた料理は猪肉のソテーと香草をまぶしたスープ、サラダとパンはおかわり自由だった。味は申し分なく、ついでに飲んじゃおうとエールも別料金で注文した。食べ終わったあともチビチビ小一時間程飲んでいると二階から見知った顔が降りてくるのを見つけた。E級の泣き虫冒険者ソニアである。ソニアのほうもアルに気付き、ゲッと嫌そうに顔をしかめた。

「そんな顔するなよ。昼間は悪かった。謝るから一緒に飲まないか?謝罪として奢るぞ?」

お酒で気分が良くなっていたアルはいつもより饒舌に愛想良くソニアを誘った。そんなアルにソニアは警戒心を強めたが、奢るという言葉には負けて渋々アルのテーブルに腰を下ろした。

「・・・色々聞きたいことがあるのだが」

ソニアもエールを注文し、2人は乾杯すると、すぐさまソニアが口を開いた。

「おお、何でも聞いてくれ!自称看板娘さん!エールおかわりー!」

「自称って言わないでください!!」

年の頃15歳前後の宿屋の娘が酔っ払いことアルに言い返しながら代わりのエールをテーブルに置く。食事を始めて今まで2時間も経っていないが、すでに看板娘いじりは終わっていた。そんなアルにジト目を向けながらソニアは質問する。

「・・・あの強さは何だ?以前はどこかの名のある騎士か、傭兵でもしていたのか?」

「悪い、その質問には答えられない。俺はただのアルさ」

追加のエールを呷ると、アルは静かに答えた。その様子に触れられたくない話題だったかと、ソニアは質問を変えることにした。

「あの剣はどこで手に入れたんだ?恐るべき切れ味だったが・・・もちろん君の腕が良いのもあるだろうけど」

「・・・悪い、その質問もパスだ。色々事情があってな」

再びエールを呷り、アルは静かに、重々しく答えた。

「そうか・・・そういえば南の森で狩った魔物は放置してしまったが良かったのか?売れば結構なお金になったと思うが」

「悪い、その質問にも答えられない。どうにかしたとだけ言っておこう・・・」

「・・・年齢は?」

「悪い、答えられない。別の質問にしてくれ」

「・・・・・・明日の予定は?」

「悪い、答えられない」

「・・・・・・アルは本名だよな?」

「悪い、こたえら・・・zzz」

「君!!答える気ないよな!!?っておい寝るな!!おい!?」

「寝てはいない・・・zzz」

「そこだけ答えるのか!それにどうみても寝る体勢だろ!おい!女性を誘って先に寝るとか最低だぞ!!」

「zzz・・・女性でも人によりけり・・・zzz」

「お、お、お前!!死ねぇぇーーーーーー!!!」

腰の剣を抜いて本気で斬ろうとするソニアを、自称看板娘と女将が必死に羽交い絞めにして止める。アルはそんな殺伐とした空気には気付かずに気持ちよさそうにテーブルに突っ伏している。

 その後、ヤケ酒したソニアは、結局アルの情報は何も増えず、ただただストレスが増えただけだった。

 翌日の朝、アルは己の目を疑った。部屋は自分の部屋だが、なぜか隣にソニアが寝ているのである。うわっ、俺、もしかして・・・と、顔を青くしているとソニアが目を開けた。

「・・・おはようございます」

アルは思わず敬語であいさつする。ソニアはそんなアルに視線を向けると、じっと睨みつけた。

「・・・責任、とって貰うからな」

ソニアの言葉にアルの顔は青を通り越して白くなる。これは、まさか、マジで、そゆこと?と、目まぐるしくあらゆるシミュレーションをするが、行き着く結論は同じだった。つまり、朝チュンである。

 実は昨夜、爆睡したアルを部屋に運ぶかとソニアが眺めていると、女将が悪魔の囁きをしてきたのだ。

「こういう男は嘘でも弱みを握っておけば後々楽になるよソニアちゃん」

ぐるりんと勢いよく女将を振り返るソニア。

「つまり・・・?」

女将はソニアの言葉にニヤ~っと汚い笑みを浮かべると、右手を妖しげな握りにしてソニアの顔の前にかざした。

「フリでも良し、本番ならなお良しさねソニアちゃんグフフ」

「な、ななななな、ナニを言ってるのですか女将さん!?」

「大丈夫、誰にも判りゃしないよぉ」

「か、勘違いしないでください!私とこの男はそんな関係じゃありません!今日会ったばかりですから!」

「あらあら、出会ったその日にもうかい!グフフ、ソニアちゃんもやるねぇぇ」

「!!!おやすみなさい!」

ソニアは顔を真っ赤にして2階へと駆け上がった。なんだかんだ言いつつ、アルを担ぎながら。

「フフフ、若いっていいねぇ~」

女将はソニアを眺めつつ、呟いた。

 とにかくアルを自分の部屋に寝かせて私も部屋に戻ろうと、息を若干切らせながらソニアは2階へと上がった。途中、アルの寝顔に思わず心が跳ねたが、気のせい気のせいと頭を振り、アルに部屋の場所を聞く。

「部屋はどこだ?おい、部屋だ!部屋!」

「うう・・・奥から2番目・・・」

「奥から2番目だな?良し、もうすぐそこだからしっかり歩け!」

半ば、引きづるようにアルを部屋まで連れていくと、扉を開けてどうにかベッドへと寝かせる。ソニアも力尽きてそのままいっしょにベッドへと崩れ落ちた。

 ソニアは一息つくと、先ほどの女将の言葉を思い出した。

「弱み・・・か」

ソニアもアル程ではないが酔っていた。後にこの日の決断を、ソニア自身が悪魔の言葉に操られていたのだと意味不明なことを言っている。

 そしてソニアはゆっくりと服を脱いだ。

 という過程を経て現在の状況となっているわけだが、ソニアはまだまだアルという生物を理解していなかったことを知る。

 なにやらアルがブツブツ呟いているので耳を澄ますソニア。

「不覚、まさか俺が・・・しょうがない、嫌いではなかったが、斬ろう・・・暴食魔剣グルメソードに収納してほとぼりが冷めるまで身を隠そう・・・」

アルはゆらりと剣を抜いた。ソニアはほとんど意味が分からなかったが、斬ろうという言葉と、自分の命が風前の灯であることは本能で理解した。

「ちょっ!?ちょっと待った!!嘘です!ドッキリでした!何もありません!むしろ君を部屋まで運んであげましたーー!!」

ソニアの恐怖に引きつった告白で、アルは振りかぶった剣を止めた。しかし、そのまま体勢を維持。

「・・・嘘だと?」

「いやっ!嘘っていうか!ジョーク!お茶目なジョーク!」

「・・・・・・」

ゴキュリ、ソニアは唾を飲み込んだ。まさかこんなことで人生最大のピンチになるなんて・・・ソニアは内心で昨夜の自分を罵った。慣れないことはするものではない。

アルはしばらくそのまま沈黙していたが、やがてゆっくりと剣を下ろした。

「驚かすなよな、俺はまだまだ自由に斬り続けたいんだ。所帯を持つなんて考えられない」

「はは、ははは」

ソニアの乾いた笑い声が空しく部屋に響いた。

 朝食を終えたアルは、まだ協会に行くのに早すぎるかと、王都を見て回ることにした。ちなみにソニアは慌てて服を着て部屋を飛び出していったっきり、どうしているかは判らない。

 グランフェルドの王都は朝でも賑わっており、お店の開店準備や職人が作業前の運動をしている姿があった。子供の姿もよく見かける。たいていは家の手伝いをしていて、薪を運ぶだけの簡単な仕事でもその目は真剣だ。花に水をやる婦人は昨夜何かあったのか不機嫌そうに眉間に皺を寄せている。武器屋や道具屋もあった。今のところ特に用はないから素通りだが、冒険者をする以上必ず必要になるので場所を覚えておくのは忘れない。

 一時間ほど歩くと、グランフェルド城の城門にたどり着いた。2日後に集合する場所ということで、確認がてら立ち寄ったのだ。城の周りは深い堀となっていて水が満ちている。すでに跳ね橋は下ろされ、2名の騎士がやるきの無さそうに城へ入る人間を見ていた。

 アルはふと思い立って2人の騎士に話しかけた。

「おはよう騎士さん、眠そうだね?」

突然話しかけられた騎士達は、アルに胡乱な目を向けるとたるんでいた顔つきを厳めしく引き締めた。

「冒険者か?何か用でないなら気軽に話しかけるな。職務中だ」

アルから見て右側の騎士が精一杯の威厳をこめた声で言った。アルは苦笑する。

「そんなにピリピリしないでくれよ。ちょっと聞きたいことがあるんだ」

「・・・なんだ、言ってみろ」

「俺は『白騎士』グロリア様のファンなんだ。昨日この街に着いたんだけど、せっかくだから『白騎士』様の顔でも見れたらなぁってね。運よく城から出てきたときに見れるかもしれないだろ?ただ、現在グランフェルドに居ないようなら長居しても意味ないからな、さっさと次の街に行こうって思ってね。それで『白騎士』様が居るか聞きたいんだよ」

「・・・まったく、王国騎士団長をアイドルかのように言うとは。・・・まあ、俺もファンだけどな。グロリア様はちゃんと城にいるぞ。もっとも、偶然姿は見れても、顔は見れないけどな」

「それはどうして?」

「グロリア様が常に全身を鎧で包んでいるのは有名じゃないか。」

お前知らないでよくファンだとか言えたなと、右の騎士は呆れた声で言った。

「噂じゃ恐ろしく美人らしいが、案外そうでもないかもな」

左の騎士がニヤリと笑い、口を出してきた。その言葉に右の騎士はムッとした表情になる。

「何を言っている、伝説のお方だぞ。様々な逸話があの方を口では言い表せられない美人だと言っているではないか」

「別に直接見たわけではないし、美人の基準は人それぞれだからな。おっと、侮辱しているわけではないぜ?あのお方は王国騎士団長だ。顔の造形などその実力と比べたら些細なことだと言いたいだけだ」

「どう聞いても侮辱でしかない!あのお方が美人であることは周知の事実、万人が認めていることだ!そしてその美貌と最強のお力を持ってグランフェルド王国を支えてくださっている!」

「・・・お前、あの方が美人でないといけない理由でもあるのか?」

「だから!そういうことではなく、事実美人だと言いたいのだ!」

「・・・見たことないのに?」

「だ~か~ら~―――」

なにやら白熱する二人の騎士を尻目に、アルはそそくさと退散した。

 城から離れ、来た道を戻りながら先ほどの話を思い返す。

(ふーむ、城にはいるか・・・となると二日後の謁見での際にばれる恐れがあるな)

むむむっとアルは腕を組む。

(王への謁見で顔を隠すなんて無礼な真似したら拙いよなぁ。・・・どうにかして出ないようにできないかレヴォーナに聞いてみるか。どうしても出なくてはいけない場合は・・・・・・)

協会までの道すがら、アルはウンウン唸りながら対策を考えるのであった。

 帰りも王都を散策しつつ歩を進めていると、正午前に協会へと到着した。相変わらず昼時になると混雑している。受付嬢コリスの姿がないので、狐の獣人と思われる受付嬢に話しかけた。

「こんにちはー」

「ようこそ冒険者協会グランフェルド本部へ。本日はどのようなご用件でしょうか」

静かで知的な印象を受ける声。コリスとは大違いだなと、アルは失礼なことを考えた。

「昨日素材の買取りをお願いしたアルって者だけど、もう終わったかな?」

「!?・・・はい、アル様ですね、存じ上げております。今朝方手の空いている者で素材の査定を手伝いましたから。すでに査定は終わっております。買取り額、金貨150枚となりますがよろしいでしょうか?」

アルという名前を聞いたとたん、静かな声が若干上擦ったように震えた。平静を保てている辺り、やはりコリスとは違う。と、アルは評価した。

「金貨150枚か・・・10年は遊んで暮らせるな。それで良いよ」

いつの間にか周囲が騒がしい。しかしアルは努めて無視することにした。

「ありがとうございます。協会にお金を預けておくこともできますが、如何致しましょう?・・・といいますか、さすがに金貨150枚を即ご用意というわけにもいきませんので、アル様からの預り金として今回は協会に預ける形でお願いしたいのですが」

狐の受付嬢の言葉に、納得するアル。

「じゃあそれで良いよ。とりあえず金貨3枚だけ貰って、あとは協会に預ける。」

「ありがとうございます。それではお手続き致しますので、冒険者証を貸していただけますか?」

ほいっと冒険者証を差し出すアル。受付嬢はそれを受け取り、「・・・本当にH級だわさ」と目をゴシゴシと擦って呟く。

「だわさ?」

「あっ、いえ、それではお手続きの間少々お待ちください」

そう言って受付嬢は奥の部屋へと入っていった。

 手持無沙汰となったアルはE級になった時に受けられる依頼がないか掲示板を確認した。依頼自体は多いのだが、どれも斬る面白味がないものばかりで、アルの食指が動くものはなかった。ミレニアムウルフに期待・・・だな。と、アルが未来の両断に思いを寄せていると、

「おい兄ちゃん、ずいぶん稼いだみたいじゃないか」

唐突に背後から声を掛けられた。振り返ると3人の屈強そうな男達がニヤニヤしながらアルを見ていた。

「まあな、当分は安泰だ」

アルは当たり障りのない返答をして掲示板に目を戻そうとした、そんなアルに3人組は近づき、アルの肩に手を置いた。

「どうだいせっかく稼いだんだ、冒険者同士、親睦を深めるために宴会でもしねーか?」

「いや、やめておく」

3人組の話に時間の無駄とバッサリ断るアル。そんなアルに3人組の顔は険しくなる。

「おいおい、俺たちはF級冒険者の『黒い3連牙』だぞ。俺たちとは友好的に付き合うのが吉だぜ兄ちゃん」

「・・・黒い3豚に変えて出直してこい」

「てめ!?上等だぁ!!表に出ろや!!身の程を思い知らせてやる!!」

なにやら頭に血が上ってしまった様子の黒い3豚。まあ、当然だが。周囲には人だかりができ、心配そうな者や興味深そうな者がアルを見ていた。正直斬る価値ないなぁとアルは相変わらずずれたことを考えていたが、ヒートアップした3豚は収まりそうもない。

 そうこうしている内に、アルの対応をした狐の受付嬢とコリスが奥の部屋から姿を現した。わずかな時間で騒動がおこっていることに驚き、その中心にアルの姿を認め、コリスの目が吊り上がる。

「アルさん!今度は何ですか!!」

軽い身のこなしで受付を飛び越え、さらに人ごみをすり抜けてアルに問い詰めるコリス。やはり元冒険者か、とアルは当事者の自覚がないようなことを考えていた。

「えっと、この黒い3豚とかいう奴らが俺のお金で宴会したいとかふざけたことぬかすから断った。そしたら怒った。なぁ斬っていいのか?」

アルの言葉にコリスは黒い3連牙を睨みつける。

「それだけで決闘ですか?」

「いや違うんだコリスちゃん!こいつの態度があまりにも腹立たしくてよ!」

「・・・決闘は冒険者同士の自由なので、協会は関知しません。ですが、相手を選ばないと怪我じゃすみませんよ」

「そりゃこいつに言うセリフだろ!さっきチラッと見えたがこいつはH級の冒険者!俺たちはF級だぜ!?」

「・・・冒険者ランクと見た目だけでなく本質をよく見極めないと、・・・早死にするわよ?」

コリスと3豚の後ろからレヴォーナが姿を現した。その右手にアルの冒険者証が握られている。

「本部長!」

「げっ!?レヴォーナさん!!!」

3豚は突然のレヴォーナの出現に固まった。そんな姿を見て、レヴォーナは苦笑する。そしてアルに冒険者証を差し出した。

「はいアル、3階級の昇級でE級冒険者証よ。失くさないようにね」

周囲を静寂が包み、理解が追いつくと爆発したような驚愕の声が溢れた。

「3階級!?3階級だと!?そんな馬鹿な!!」

「しかも本部長直々に手渡しとか!!あいつ何やらかしたんだよ!!」

「金貨150枚ってどんな素材だよ!!それで3階級昇級なのか!!?」

周囲の喧噪にアルは耳を塞ぎ、レヴォーナは微笑んでいる。コリスは溜息をつきながら首を振り、3豚は固まってしまった。

「まぁそういうことだから、3匹の子豚君たちは命拾いしたわね?」

レヴォーナの声に3豚はブンブンと頷くと急いで協会から出ていった。

アルは受け取った冒険者証をしまうと、レヴォーナに「話がある」といって3階へ向かった。

私も暇ではないのだけれど・・・とレヴォーナの呟きは周りの喧噪のせいで誰にも聞こえなかった。









 



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