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とりあえず斬っておこう  作者: 九
グランフェルド王国
2/25

②暴食魔剣(グルメソード) ~絶対斬れない扉って言われたらそりゃ・・・~

 ソニアに突然殴られたアルは、なぜ殴られたのか疑問符を浮かべながら全速力で逃げていくソニアの背を眺めた。なかなかの脚力だなぁと、少しずれたことを考えつつ、腰の剣を抜く。

暴食魔剣グルメソード

アルの言葉に剣が赤く発光する。この魔剣は魔大陸で手に入れたこの世で唯一の収納能力を持った剣である。その特殊能力は、斬ったものを収納し、いつでも取り出せる。しかも一度斬ったものなら遠隔操作で収納も可能な優れものだ。ただし、生物は収納できないため、魔物も死んでいることが条件となる。また、アイテムなどの物質は大丈夫だが、魔物などは徐々に剣が吸収していく為、長時間収納していると取り出せる量が減少していく。以前長期間の冒険時に買いだめした食料類がいつの間にか吸収されてしまい、涙したこともあった。

 剣が収納を終えると、アルは協会へと歩を進めた。

 すでに日は傾き、夜の帳が落ち始めていた。昼間は混雑していた協会も、この時間になると依頼を終えた冒険者が数組いるのみで、閑散としている。おそらく皆今夜の酒場を目指しているか、または気が早い者はすでに一杯始めているのかもしれない。アルは登録時に対応してくれた受付嬢がいることに気付き、話しかけた。

「こんにちは」

「・・・アルさん、あなたソニアに何かしました?」

開口一番ジロリとアルを睨みつける受付嬢。普通の人間では竦んでしまいそうなドスのきいた声で訊ねるその眼は、女を泣かせて何事も無く済まされると思ってねーよなテメーと如実に物語っている。

「一緒に南の森に入って、D級とかC級の魔物に囲まれたら半泣きで逃げ出した」

「え!?だ、大丈夫だったのですか!?」

予想外の内容に、受付嬢は思わず大きな声を出してしまう。周囲の注目が軽く集まった。

「大丈夫だ。何も問題ないよ。俺が強力匂い袋でおびき寄せたのだし。ただ、なぜか街に戻った時にソニアから殴られたな。・・・なぜだろう?」

予想外の斜め上をいく新事実に、受付嬢の顔が引きつり、こめかみに青筋が浮き上がる。

「アルさん、あとでソニアに謝ったほうが良いですよ。というか謝れ」

「・・・わかった」

有無を言わせぬ受付嬢の迫力に、素直に応じるアル。いつのまにかピリピリとした緊張感が場を包んでいる。この受付嬢なかなかできるな、もしや元冒険者か?などと相変わらずずれた思考をする。そんなアルを受付嬢はホントにわかってんでしょうねぇと睨みつけ、話の先を促す。

「それで、ご用件は?」

「ああ。素材の買取りをお願いしたい」

「はい、それでは素材を出していただけますか?」

受付嬢の言葉にアルは顔をしかめる。

「ここでは少々狭いな・・・どこか広い場所はないか?」

「狭いですか?はぁ、それなら奥の部屋に専用の素材買取りカウンターがありますのでそちらにご案内致します。」

受付嬢は若干訝し気に答えてアルを奥の部屋へと案内する。

 そこは、大型の魔物を想定しているのか、大ホールと言っても良いくらい広く、床はロビーのような木材ではなく石造りになっていた。現在冒険者の姿はなく、素材買取りカウンターと呼んでいた机に職員らしき人が2名のみだ。なにやら真剣な表情で話している。

「レヴォーナ本部長!どうしたのですかこんなところで?」

2名の内1人は銀髪のエルフだった。長い髪を背中に流し、エルフ特有の長い耳が髪の間からピョコンとでている。顔は恐ろしく整い、絶世の美女といっても良いが、その眼光は鋭く、冷たい。アルとほとんど変わらない高身長から、ハイエルフだろうとアルは予想した。通常のエルフの女性は小柄なのが常識だ。

「あらコリス、奇遇ね。ちょっと珍しい素材を手に入れたから買取り金額の査定をおこなっていたの。そちらの方は?」

「こちらは新人冒険者のアルさんです。素材の買取りに広い場所を提供しようと思いまして」

受付嬢コリスの言葉にレヴォーナはアルへと視線を向ける。その冷たい目がわずかに揺れた。

「そう。なら早く済ませたほうが良いわ。もう時間も遅いから」

「はい!そうですね!ではアルさん、こちらに素材を持ってきてもらって構いません」

コリスはそういって部屋の中を手で仰ぐ。アルは「わかった」と言って腰の剣を抜いた。

暴食魔剣グルメソードリバース」

アルの言葉に剣が赤く発光する。そして次の瞬間部屋を埋め尽くす量の魔物の死骸が突如出現した。

「・・・え?・・・・・え?・・・・・・・え?」

コリスは「え?」しか発しない生物のようにポカンと固まった。買取りカウンターの職員も同じような状態である。そんな中レヴォーナだけは鋭く魔物の死骸を凝視した。

「・・・この周辺では見ない魔物もいるわね、それもB級からAA級の怪物ばかり。いや、それよりも全く判らない魔物も・・・そもそもどうやって出したのかしら?・・・」

レヴォーナの言葉にコリスと職員が息を呑む。2人の目は普段お目にかかれず職員教本や図鑑でしか見たことのない魔物にくぎ付けだ。

 アルは大きな音を響かせて剣を鞘に納めた。その音で周囲の時間がようやく動き出す。もし今この場所に他の人間が入ってきたら、おそらく腰を抜かすだろう。出会えば即死亡と恐れられている魔物が顔の造形は生きた当時のままで睨んでいるのだから。ちなみに本来はもっと大量に狩っていたのだが、暴食魔剣グルメソードが美味しく頂いてしまったようだ。使い方を誤ると命がけの収穫が全て無に帰す困った武器である。

「アルさん!!これは!これは一体!?」

コリスが我に返ってアルに問い詰めようとした。レヴォーナは素早く頭を働かせる。

「コリス、2人で買取り査定!迅速に!査定できない魔物は保存しなさい!後で私が査定するわ!アル・・・と言ったわね。あなたは私に付いてきて。大丈夫、うちの職員で不正するような馬鹿はいないわ。レヴォーナ・フランの名に懸けて」

コリスの言葉を遮るをようにレヴォーナは矢継ぎ早に指示をだした。そして、アルの手を掴み引きずりながら部屋を出た。

 冒険者協会グランフェルド本部の3階にレヴォーナの執務室はある。1階は受付や買取り査定、訓練施設、医療室があり、2階は食堂と酒場、3階に各執務室と会議室といった割り振りだ。そのレヴォーナの執務室の扉の前で、レヴォーナは立ち止まった。ちらりとアルへ視線を向ける。

「ちなみに私の執務室の扉は封印魔法が施されているわ。どんな力で攻撃しても破れないと自負しているから、馬鹿な真似しないようにね」

と、レヴォーナが言った次の瞬間、アルの剣閃が瞬き扉を両断した。扉は白い光が弾け散り、真っ二つに崩れた。

「あ、・・・ごめん」

思わず斬ってしまったアルはバツが悪そうに謝った。内心、あんな、絶対に壊せませんよ~みたいに言われたら、そりゃ斬りたくなるがなと思ったが、口には出さないだけの良識はあるようだ。

 当然レヴォーナは激怒するかと思えたが、その顔は歓喜に震えていた。そして指をパチンとならすと、扉は白く発光しながら浮かび上がり、数秒で元通りに修復された。

「さ、中へどうぞアルバトロス様」

レヴォーナは扉をゆっくり開けると、魔法剣のアルバトロスを部屋へと招き入れた。


 部屋の中は質素な造りだった。しかしよく見ると高価な美術品やアイテムが目立たないように置かれている。大きな机が一つ、そして応接用のソファーと重厚なテーブルも置かれていた。

 アルは促されるままソファへと腰を下ろした。向かいのソファにレヴォーナが座る。

「レヴォーナといったかな、なんで俺のことが判った?」

「あら、あっさりとお認めになるのですね」

アルの質問にレヴォーナはウフフと微笑する。普通の男ならばあっさり陥落してしまいそうな引き込まれるような笑みだったが、斬る以外興味がないアルにはどこ吹く風である。

「私は元々ロイヤルクラウンの1人、プララ様の配下として王国キングダム所属の冒険者でしたの。だからアルバトロス様のお顔も存じ上げております。もっとも、当時は末端の冒険者、15歳程の子供でしたので、当然直接お話させていただいたことはありませんでしたが」

さらにレヴォーナは続ける。

「さすがに400年振りなので初見では確信が持てませんでしたが、あの討伐魔物のランクと、デタラメな能力の剣、そして先ほどの我慢できずに斬り捨てた扉ではっきり確信が持てました」

むふーっと鼻息荒く語り終えたレヴォーナは指をパチンと鳴らした。次の瞬間、テーブルの上に湯気が立つハーブティが2つ現れた。1つをアルに差し出すと、自らの分に口を付けた。その流れる動作も優雅である。

アルもハーブティをひと口。なかなか美味いが少々熱いなと、密かに正体がばれて動揺していた心を落ち着かせた。

「なるほど、まぁ本気で隠そうとしているわけじゃないけど、隠せるうちは隠しておきたいんだ。そのほうが余計なしがらみもなく自由だからな」

「ええ、アルと名乗っていることから予想しています。ただ、渡りに船といいますか、ひとつお願いしたいことがあるのでお話を聞いてもらえますか?」

「話し?」

アルはレヴォーナの言葉を聞きながらずずーっとハーブティを啜る。

「実はグランフェルド王家からの指名依頼がきておりまして。その内容は今年20歳になられるカイル王子の成人の儀の際に冒険者に護衛をお願いしたいというものなのですよ」

「成人の儀?」

「はい。成人の儀とは王家の男児が20歳になる年に行われるもので、D級の魔物の単独討伐なのです」

こめかみを揉みながらレヴォーナは説明する。

「D級?王家の男児ってそんなに訓練が行き届いているのか?」

「もともとグランフェルド王家は騎士の血統です。現在の王アラン・スカール・グランフェルド国王も若いころC級の魔物を単独討伐した程の実力者ですよ。ただカイル王子ですが、噂では剣の腕はともかく魔法の才能が芳しくないようで、おそらくD級を単独討伐は不可能だと思われます」

「じゃあどうするんだ?国王は死地に息子をやろうってのか?」

「その・・・王族の男児たるもの困難を打破する力がないといけないと、慣例に乗っ取って成人の儀は行われるのですが、救済措置としてE級冒険者3名を護衛につけさせることになりました。もっとも、最後は一人で立ち向かわなくてはいけないので、どこまで意味があることか・・・」

レヴォーナは鎮痛な表情で説明するが、アルは美人は暗い顔でも絵になるなぁと、あまり真剣に聞いていない。もしここにコリスがいれば、態度を見透かされて雷が落ちているかもしれない。

「ならその通りに行くしかないだろう?最後は結局王子次第だし」

「カイル王子はその人となりは優れており、人望も厚く民にも慕われております。それに王家唯一の男児です。死なせるわけにはいきません。最終的にはE級冒険者たちが加勢してでも生きて帰ってきてもらいたいのです。・・・ですが、今回の指名しているD級の魔物が東の大樹海に生息しているワイルドベアなのも問題でして・・・」

「・・・とりあえず聞こう」

「東の大樹海の奥深くにはグランフェルド王国周辺の支配者であるA級の魔物、ミレニアムウルフの寝床があるといわれているのです。遭遇事例はほぼありませんが、万が一遭遇した場合、一瞬で全滅でしょう」

「ふーむ、それを俺に狩ってきて欲しいってこと?」

「いえ、アルバトロス様にはH級からE級に昇級してもらい、王子の護衛の1人になってもらいたいと考えております」

 レヴォーナはニッコリ笑いつつ、逃がさんぞ伝説のデタラメヤローと、プレッシャーの込められた眼力でアルを見つめた。アルはコイツ無理やりすぎだろ・・・と呆れた眼差しを返した。

 だが、考え方によってはA級の魔物であるミレニアムウルフの近くまで案内してくれる者がいるという見方もできるなぁと、かなりずれた思考もしていた。さらに、ミレニアムウルフって斬ったことなかったなぁと両断欲望が過熱する。

 結果、

「よし、斬ろう」

とあっさり承諾するのだった。

「よ、よろしいのですか!?そんなにあっさりと!?」

 あまりの即決に、レヴォーナはテーブルに手を付き思わず立ち上がった。そしてハッと、自らのはしたなさに静々と座りなおす。アルはマイペースにハーブティを啜っている。

「で、この後はどういう行動予定なんだ?」

アルが質問したが、レヴォーナは「あー良かったー。断られたら最終的にプララ会長に直接交渉してもらおうかとも思っていたけど、取り越し苦労だったわねぇ」とほっとしている。

アルは咽た。

「か、会長!?プララが!?」

 ごほごほ咳き込みながらなんとか言葉を紡ぐ。そんなアルにレヴォーナはキョトンとした顔を向けた。

「もしかしてアルバトロス様、冒険者事情に疎いのですか?」

「いや、つい昨日帰ってきたから・・・」

「帰ってきた?・・・この400年間どうしていたのですか?」

「・・・詮索無用だ」

「なるほど、ではプララ会長にアルバトロス様ご帰還の報告をあげます。もし話してくれたらひとまずプララ会長には報告せず、魔法剣のアルバトロス様のことは私1人の胸の内に秘めておきましょう」

「それなら俺だって考えがあるぞ。プララに報告がいくのなら今回の王子護衛は引き受けない」

「あらあら、では当初の予定通りプララ会長にお越し頂いて直接説得してもらうことになりますね」

 私、不本意ですぅと、メチャクチャ演技臭い溜息を吐きながらレヴォーナは脅迫する。アルからすればプララに存在がばれるイコール自由に両断できない事態になる可能性が高いので、ぐぬぬとレヴォーナを睨みつけることしかできなかった。

「なるほど、お前のことがだんだん理解できてきたよ」

「まあ!理解が深まるって素晴らしいことですわねぇ」

 関わっちゃいけない奴かもしれない。と、アルは思ったがもう遅すぎた。こんなことならもっと自重して絶対にばれないようにしとくのだったとも思ったがやはりこれも遅すぎた。

 アルは観念して話し出した。

「簡単に言うと、東の大大陸で200年間斬りまくって、その北にある魔大陸で100年間斬りまくって最終的に大陸ごと両断して、さらにその西にある小大陸で100年間根こそぎ斬りまくった。小大陸は魔法が進んでいたから、転移魔法を使えるやつにお願いしてこの国の近くまで飛ばしてもらったんだ。ちなみにこの暴食魔剣グルメソードは魔大陸で見つけた」

 実に簡潔に400年間を10秒程で言い切った。正面で聞いているレヴォーナはなぜか笑顔でフリーズしている。

 アルがレヴォーナの顔の前で手を振ると、ハッと意識が戻った。

「えっと、どこから聞けばいいのか良いのか・・・この大陸以外に大陸があるのは本当ですか?」

「当たり前だろ。まさか知らなかったのか?ここは中大陸と世界では呼ばれている。それと大大陸、小大陸、魔大陸の4大陸で世界は成り立ってるのさ。あとはそこそこ大きい島国とかもあるか」

「でも、それならもっと交易がおこなわれていても良いのでは?」

「ああ、海流のせいでこの大陸はなかなか他の大陸からは来れないんだ。それでもゼロではないからな。おそらく商人ギルドの1つが独占していて、情報が他に漏れないようにしているとかじゃないか?」

「・・・なるほど、ありそうですね。しかし道理で協会やロイヤルクラウン、大手ギルドがあなたの情報を収集しても何も成果がなかったわけですね」

はぁ~っと溜息を吐くレヴォーナ。いつの間にか魔法剣のアルバトロスは架空の人物か、または偉業が大きく盛られているなどどいった風評まででてすでに長い。そのたびに暴れるロイヤルクラウンや同時代を生きた伝説の冒険者のトラブルの収拾のためにもアルバトロス本人を探していたのだが、見つかるわけがなかったのだ。

「俺からも聞きたいのだけど、ロイヤルクラウンってまだ生きてるのか?」

「言うに事欠いて生きてるのかって・・・そりゃ生きてますよ。殺したって死なないような人達ですから。先ほども言ったように『流れ星』のプララ様は200年前から冒険者協会の会長です。『山脈』グラディウス様はゼブルモスカ帝国の宮廷魔導士、『白騎士』グロリア様はここグランフェルド王国の騎士団長を務めています。『死神』ネクス様はフリーの暗殺者のようで、国を超えて指名手配されています。現在世界最高の賞金首ですね。『悪鬼』ミルドラン様は自ら建国なさって今ではミルドラン王国国王となっています。エリザベート・ヴェールディッヒ様は冒険者ギルド王国キングダムに残り現在はギルド長をしています。世間から『女王』と呼ばれてチョーシこいてるゲスに成り下がったアホですね。」

「ふーん・・・面白そうなことになってるな。でも、エリザに対してすごくキツイ評価だけど、何かあったのか?」

「・・・あの皆が憧れた王国キングダムの品位を落とす冒険者ばかり加入させて、トラブルが多いのですあのギルドは。それに昔の仲間だからって事あるごとにプララ会長に反発してますし、私のことは未だに子供扱いですし、正直好きになれません」

冷たく、それでいてメラメラと燃える眼差しで語るレヴォーナ。よほど腹に据えているようだ。

「とにかく、俺のことはこれくらいで良いだろう。これからどうすればいいんだ?」

あのクッソビッチがぁ~っとブツブツ自分の世界に入っていたレヴォーナは、アルの言葉に我に返りひとつ咳払い。

「このあと素材の査定が終わったら相応のお金をお支払いたします。それから特例の3階級昇級でE級になってもらって本日は帰られて結構です。3日後に、王子と同行する冒険者はお城で王との謁見がありますので、正午に城門前に集合になります」

「なるほど・・・了解」

「ちなみに、逃げたら全冒険者を総動員してでも探し出しますから。そのつもりで」

レヴォーナの言葉にアルは立ち上がりかけたまま静止した。どうやら図星だったようだが、素知らぬ顔で部屋の出口に向かった。











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