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戦人  作者: フェルナンド
1/2

【1話 第一次宇宙大戦勃発】

ジャキーン,スーストンっと鞘に刀を納める。


「ウグァァァ!!!」


「貴様は確かに猛者と呼べるくらいには,

手強かったよ,だが俺が強すぎたのだ」


「くっ(なんと言う屈辱,だがしかし何だろうか,

俺の心は晴れやかで澄んでいる,もし次があるなら戦の戦士としてではなく盟友としt)」

「本気でこいよ猶予をやる」


「,,,へ?」


「まだお前先の強さがあるだろ,なんでも使えよ,

俺を楽しませろよ」


その挑発に呼応したやつは,,,。


「確かにその通りだった,今のために全てを

掛けるなんて,当たり前だよな,,,なら行くよ

全身全霊!」


次の瞬間,果てしなく膨大なエネルギーが

吹き出す。


「過去の記憶,今,死んだ代わり,死ぬより辛い

代償,死んだ後に魂が輪廻して生まれ変わった

未来,過去の自身,全てを賭けようか,魂が全て

消し飛ぶほどの代償を払って!」


その力は,多元宇宙の最果てにまで響き渡るほどに,強い力が発揮されて居た。


「はっはっはっはっは!あーはっはっはっはっはっは!!!魅せろ!足掻け!俺を満足[たの]しま

せろ!!!」


次の刹那,周辺一帯及び半径数千京kmの距離に

までエネルギーが浸透する。


「喰らえ!俺の奥義を!」


敵の名前は,ガイル,アンバー・ガイル。


今挑発した男は転生武人たる夏目山角また

戦争の覇者[戦人]の異名を持つ英雄だった。


「喰らえや!!!奥義!千手拳と八岐大蛇突ぃ!!!」


0.001秒よりさらに先の反応速度の世界,

刹那の拳は音を置き去りにする。


0.013秒,たったそれだけの時間に詰め込まれた

拳の一つ一つが精巧,ボクシングの左フック,

極真空手の正拳突きと裏拳とその状況下の最適解,ムエタイのフックやアッパー,拳の放てる

全ての組み合わさった傑作の拳技。


その名前は,世界をお救いにならせられる

観音様の名前を拝借された。


千手拳と呼ばれる,たった0.013秒と言う

時間に放たれる拳の数は実に拳種を8種の16パターンで128通りと思われるがそれの更に上,

1280回の繋がる連撃[繋がる連撃とは,燕返しの拳によって外れても追尾する様に拳を放つから回避や防御やカウンターすら不可能なことを指す]を放つ。


カウンターに転じることも可能であり,拳の雨を

受けながら強引に反撃してきたならその反撃の

力を受け流してそのまま自分の拳に乗せて敵に

返すことも可能。


初見なのに千手拳を組み付きの技術で手首を

押さえたり合気で捻り弾いて全てを対処

仕切る。


背後にはオーラ現象によって42の手を持った

巨大な像が映し出されて居ていた,変化自在に変わる手段が一連の動作[套路]の残像として。


どんな奴にだって完璧な組み合わせを持ち,

どんな奴も完全に封殺可能。


0.001秒よりさらに先の反応速度の世界,

刹那の足は音を置き去りにする。


0.013秒,たったそれだけの時間に詰め込まれた

カポエイラの回転,テコンドーのしなり,サバットの閃き,ムエタイの膝,カンフーの飛脚,そしてバレエの重心理論すら内包した全192系統の3072通りの足技を含む千手拳の足技版とも呼ぶべき代物にして,足の放てる全ての

組み合わさった傑作の足技。


邪悪とも呼べる程に悪辣な強さ,完封力から

過去の竜から取られたその名は,八岐大蛇突。


だがしかし。


パシ。


「ふむ,確かに強い,だがしかし!」


バゴーン,左脇腹に拳を叩き込む。


「ガハ!」


「貴様の武術は下位互換だ」


組み合わせが無限とある型を検証して,最適解答が導かれた,その嘘交わりなく淀みを排斥した

純粋な拳,その名は真拳と名付けられた。


千手拳すら含むあらゆる拳技を超えた1つにして1発に込められた一撃,あらゆる術と拳技が

交えられた極限の拳,常人が放てば全身が木っ端微塵に爆散するほどの拳な為使用するには,

過ぎるほどに鍛えられた常軌を逸した狂気の

部位鍛錬が全身に必要。


放たれた極限の拳は風圧だけでガードの上から敵を打ち貫き身体を貫通してしまう,それは身体の流れる全部の力を凝結して掌握された力の

流れが逆流,体内から爆散してしまう。


足技にも真蹴が存在するのだが,天道が既に編み出していた術であった。


「分かるかい?君と私では,壁や階段ではない,

天と地の境界すら凌駕するほどかけ離れて

居るよ」


[壊撃溌剌]

軽く肩が触れただけで肩が粉砕するほどの

力を発するがこれは序章に過ぎない,本質の

これは触れた秒数と比例して身体がぶち壊れる

指数関数的エネルギー増加と成る力である。


「ガハ⁉︎」


「さっきより耐久力が増して居るが,だがしかし

無駄だなぁ,,,」


少し高い場所に戦争中の奴らはその光景を見て。


「ひぃ,なんだあの化けm」


次の瞬間,それを知覚した奴らはその気迫により周りの奴らが気絶する。


「まげでだまるがぁぁぁ!!!」


「もう終わりだよ!」


ガブ。


「ふぅ満腹満腹ぅ〜♪」


[貪食作用/PREDATIONEAT]

目標対象を捕食することによって体内に取り

込んで,分解,処理する特性,獲物と成る被食者を喰らうことで,概念ごと人々の記憶から消されて記録や記憶,歴史や存在,概念もなくなってし

まい代わりに自分のもの,魔術にできる特性を

持つ。


本来魔術と言うものは,印を結ぶまたは,術式を編む次に展開する,そして制約,つまりは詠唱と合掌を挟む,一連の動作[套路]を組み合わせて初めて魔術は出力されるものだが特性に組み

込まれ刻まれた魔術は身体の一部同然のように

成り,言霊つまりは選んで喋るだけで発動可能。


いま行ったのは[概念噛み/コンセプトバイティング]存在概念を根底から破壊し尽くして

初めから存在しなかった存在として成立させる

捕食。


「弱い低次元過ぎてつまらない」


「なぁ,じゃあ次はあっち頼めるか?」


「あぁ?分かった」


現在夏目が向かったのは。


「久々な次元だな」


特定のパターンの物理/自然現象また複数の

種類のそれらを物理法則に絡められて居る,

そこには空間,時間の量子情報化された平面と

して実在して居て,魂や輪廻と言った量子的な

力なども内在して居る,ここは物理の領域と

呼ぶ。


物理の領域の次元は無限,自然数集合に等しく

弦のパターン,物質の形成から身を持った12から以下の次元は一部だから見えない程矮小,

更に矮小,,,と言うだけでさっきの指示してきた

上官はこの世界に内包されて居る。


本質的に高次元空間は下を物語として俯瞰する

構造にあり無限を超えた果てしないスケールの

優位性が存在するが,そんなの過去に捕食した

常時次元超越を普段から抑制してるだけだから息をするように可能。


「やっぱ超越ぁ全能感に浸れて良いもんだなぁ,,,さて殺す」


「貴様が我を倒すだぁ?舐めんなや!(,,,てか待てや,次元断層化して超越阻害したんやが,こいつ

どうやって超越s)」


「なぁ,お前をヤレって言われてんだ,悪りぃが

死ねや」


「ははは我を相手にかぁ?」


[王の命令/コントロールタワー]

生物の発生する微弱な電磁波を掌握して,生命体,死霊,細かな生物,粒子すら支配する力。


古代の学者はこう問いを述べた,世界はなにから

形成されて居るのかと,ある学者は水から,ある学者は土から,その次は空気,火と続いた,それは

纏められて四大元素論として固められた。


万物はこれが一定割合から混ざり合うことから,

成り立つのだと,また温度の冷熱,湿度の乾湿

から変わると言われた,それは錬成術の系譜[錬金・練丹]として発展して行ったのだが,

しかし否定されて科学の世界に至る。


粒子の入れ替えによる物体の変更は高いエネルギー量を必要としてしまうが,一つ動かすにも

大変だった,それは[利用可能活動力減少/エントロピー]熱力学第二法則に関連した制約の力,

のようなものだった。


「俺はなぁ,エントロピーの制約を無視して

物質の操作を可能としちまう,その意味が

分かるかよ,エントロピーと言う現象あるい

概念にすら俺の王の命令が効くわけだ」


「あぁそう,だがその命令や支配の概念は

もう食っちまったから効かねぇよ」


ガブ。


「王の命令か,,,いいね相性最高だぜ」


「すまない夏目,更に外に行けるか?」


「多くない仕事」


「すまん」


数学的時間は分岐ではなく決定論的形式化が

施されて過去の過去,過去,現在,未来,未来の未来,っと同時に存在することが可能となって居て,物理の領域の法則の異なるパターンの

物理の領域など無限に束ねて一つの物理の

一つの階層構造にすることが出来る。


拡張してより高い段階として物理階層の1階は,

矛盾を一つとして持つことはないが,2階は,より

純度が高く証明難度的不可能性を内包して矛盾を持ちまた解消する効力は存在して居る非物理の領域だ,階層は一貫的連続性を持ち無限を

束ねた自然数単位の集合の物理の階層,実数,

有理数,無理数,虚数,複素数,純度を高めながら

階層を内包構築し続けられて行く。


数学の掟に全ての物理,非物理,非々物理,,,

全体の物理を物理学として制約を課しており,

全体は公理的秩序また絶対無限の相対的最大と

最初の無限に囚われない上位の概念性を持つ

無限によって内包されて居る。


公理的秩序を[偽の数学/不完全的論理体系]

と見做して居るそれは一階層の数学の階層また

算数の領域として見做せる世界もあります,

押し込められた絶対無限は単一の次元として

機能して,以下の数えきれない無限集合とそれを

内包する基数次元の全体を包括して居る。


二階の大公理的秩序は公理的秩序全体の時間と空間,知性と卓越性,思考を超越,超越そのものを超越してその中には存在した,または存在する

すべての空間と時間だけでなく存在できるすべてのものだけでなく存在できないすべての空間と時間を領域して居る。


下の階層に内包されたすべての数字,すべての形,すべての幾何学的構造,すべてのベクトル,行列順列,組み合わせ,積分,分離,投影,注入,超絶,双射,半群,変換,関係,関数,ファンクター,関数,

代数群スキーム,超多様体,K理論,M理論,M集合,累乗集合,サブセット,スーパーセット,すべてのデータ構造,プロセス,論理構造のすべての正式な説明と非論理的な構造のすべての非公式な

説明,もし誰かがこれらと同じカテゴリーに当てはまるこれまでに見たことのないものを発明したらそれはすでに公理的秩序に内包されて居る。


それらのすべての数学的構造のセットを[超越,

超越を超越,超越を超越を超越,,,]完全超越して

居るのが大公理的秩序2階層である。


第二階層の機能として1階層に思考を与えて

論理を押し込められるところにある,この時空間や,未来に存在するであろう時空間,存在可能なあらゆる時空間,存在できない時空間が含まれていて,あらゆる数,形,幾何学,ベクトル,置換,組み合わせ,積分,分割,射影,単射,全射,全単射,準群,変換,関係性,関数,関数記号,汎関数,群,超多様体,K理論,M理論,M集合,べき集合,部分集合,超集合,ただの集合,データ構造,プロセス,形式論理述語,

またこれらに属さないものや考えられていない全く新しい概念のそれらを既に内包していて

居る世界の時間,空間,思考を超越して超越すら超越して〜完全超越して居る大公理的秩序は。


絶対無限を凌駕した矛盾また不可能性を押し込められるのだ,0=1だろうがラインハルト基数

だろうが圧縮,内包させられる,それは付随した反数学的否定論理によるおとめる行為による

もので,3階の大々公理的秩序,4階大々々公理的秩序も同様に,無限再帰を繰り返し続ける形に存在して居る。


全体像の正偽的数学と反数学の全体を真の無限大が内包して居る,真の無限大に至る数学は真の数学と昇格する,この時空間連続体集合はあらゆる概念上可能の世界や不可能世界をレベルを

無関係に全て内包可能である。


全てを押し込められて一つの数学に統一された

場合それは,完全な究極的集合,全ての集合,

異なる全ての集合など含めたあらゆる全ての

集合を含む数学の領域として活動して機能を

発揮するように成る。


無限の名前を持った奴が与え続けて下を

作り続けた,ここは創造の背後,創造が創造たりえた理由,存在論的基盤,起源,その無限性と

言う神性を純化し続けて名前を無くした無名が真理中心として分解して新たに与えられた名前に縋り産まれたのが[空虚の領域/ボイド]と言う形而超学空間だ。


「この次元は混沌として嫌なんだがなぁ,,,」


今夏目は完全な究極的集合が粒サイズの領域

ボイドに来ていた,因みにボイドの次元性は

存在しないし複製不可能な言語化の不可能な

無名次元であり全次元全時間全空間全世界の

外側部分だ。


「はっはっは!」


「なんだありゃ」


「我の能力創造に叶うもの無し,あらゆる願望を

実現させて思うがままにあらゆる現実を生み

出し改変する!我が最強だぁ!」


「はぁ,,,居るんだよなぁこう言う犯罪者が,やっぱ宇宙戦争なんて頭のネジが外れてる奴しか

居ねえんだなぁ!」


ガブ。


「あ,まじで?能力創造に具現化系統の願望現実,

鬼強いじゃん,ラッキー,非存在な上に偏在

してたアバターごと一掃捕食しちゃった」


この夏目がラッキーなのは,転生してから身に

宿っていた[正銅鑼/マサドラ]から由来する。


地球に生命が生まれたり人の体が壁をすり抜けるような馬鹿げた確率すらなんだよその程度の

確率かよと思ってしまうような圧倒的な絶望,

全てのシナリオ全ての確率における最低値

絶対的に不可能なゲームすら攻略可能な

運勢を持つ体質に名前が与えられた,それに

因果的な力も何もない,ただラッキー過ぎる。


「終わったぜ,ユリウス上官」


「あぁご苦労さん」


彼はユリウス・アルカディアン,夏目の上官だ。


「なんかあそこ言い争ってないか?」


「あぁ,あいつなぁ」


「僕の玩具[オモチャ]と遊戯[あそ]んで

何が悪いんだい?まぁ出来の悪い木偶の坊だが,

傀儡人形劇[オタノシミ]くらいなら役立てるんだから,良いじゃないか」


「楽死無[タノシム]のは結構だが,冗談が

過ぎると貴様を死合[ヤル]必要性が出てくる,

だから気をつけろよ」


「巫山戯[ざけ]るなよ?俺を誰と心得る」


「は,好きにせぇや」


「ふん」


「鈍ったなぁ,,,昔の俺なら止めに行くんだが」


「いやユリウス上官が気にすることじゃ

ないですよ」


「そうか?」


「はい!」


こうして様々な面倒を終わらせて行くのだった。

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