表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集

財布の感触(200)

作者: 日下部良介

 僕はいつもズボンの後ろポケットに財布を入れている。 なので、すっかりお尻に馴染んでいる。 時々息子が千円札を1枚、2枚抜くことがある。 そういう時、財布の向きが変わっているとすぐに分かる。ズボンをはいた瞬間に。 でも今朝は違和感がなかった。 昨日の夜確認した時は千円札が1枚しか入っていなかった。 これじゃあヤツも抜けないだろう。 昼休み。 そばを食った。金を払おうと財布を開いた。 無い! クソッ情け容赦のないヤツだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
[良い点] 200文字小説、こちらの作品も含めて全て読みました(^.^)オチが良いです!ありそうで、そこへ行くまでの話の進め方に「さすが…」と、脱帽しました(^.^) 他の作品も読まさせていただいてま…
2010/05/07 20:54 退会済み
管理
[良い点] おもしろいです〜♪ いやいや切実ですね(笑) いま流行りのツイッター?みたいでイイですね(^ロ^)♪
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ