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EP.6:感染症の正体と方針決め(n回目)

 スティーブ中将視点に戻ります

 とりあえず感染症の対策のため医療班2人とジョンのおまけ付きを連れてきた。医療班には感染が拡大しないよう防護服を着てもらっている。今は感染した隊員1人を検査しているところだ。

 ちなみに俺たち上官トリオまだ感染していないらしい。レイが機転を効かせてくれたのか、隊員と直接的に接触していないからかはわからないが。

 ジョンを連れてきたのはほとんどノr…おっと失礼。ジョンの管理していた部隊を指揮してもらうためだが、今はとりあえず今は我々と一緒にいる。感染されたら困るからな。

 とりあえずジョンを含めた上官4人を交えて話し合うことになったのだが…


「ジョンくん、お姉さんとこっちで楽しいことを…」

「サラ!やめろ!冗談でもやっていいことと悪いことがある!」


 雑談してる。

 いや、おかしくね?緊急事態だよね?落ち着きえぐいよね?エッグorチキンだよね?


「師団長、チキンじゃないです。ビーフです」


 あ、そうだったか。エッグorチキン…あっ


「はい、死にまーす」

「「「やめてください!危ない危ない!ああ!」」」


 危ない。3階の高さから飛び降りるところだった。

 と、ここで医療班の2人が戻ってきた。ちなみに2人には防護服を着せてるよ。感染されたら元も子もないからね。とりあえず話を聞こう。


「どうだった?地球の感染症とも合致しないのか?やっぱり未知の感染症か?」


 医療班の2人が神妙な面持ちだ…やはりまずかったか…


「それがですね…あの、皆さん。地球にいた頃の気温いくらぐらいだったかわかりますか?」

「え?28度ぐらいだったな。」

「じゃあ、今のここの気温いくらかわかります?」

「えっと…-2度だったっけか?」


 寒い場所特有の病気なのか…?


「寒暖差です」

「「「「え?」」」」

「寒暖差です」

「「「「はあああああ?」」」」


 寒暖差!?寒暖差特有の風邪!?大したことねぇじゃねぇか!だから比較的体力のある俺たちは感染しなかったのか!

 と、俺とマーカスはとある言葉を思い出した。


『僕って寒暖差のせいで風邪引くことがよくあるんだよね』


「「単刀直入に伝えろやああああああああああああああ!」」


 俺とマーカスの叫び声が基地内に響き渡った。

 まぁ、こんな感じで一旦はこの問題は解決した。


ーーーー


 司令室の郵便受け(的なやつ)に手紙が入っていた。宛名が『レイ』

 どうやって入れたんだって話なんだが…まぁ、そこはなんかこう…うん。神様(擬き)の力だろう。内容はこうだ。


『スティーブ君、すまないね。やっぱり単刀直入に言うべきだったよ。君なら勘づいでくれると思ったんだけどね。あ、感染症の問題に関してはこの惑星の中には君たちに害のあるものはないよ。そういう点でも君たちを選んだんだ。ちなみに、この手紙を届けるのにジョン君の体を使わせてもらったよ。僕は人の体に入り込んで操作できるんだ。無闇には使わないけどね。とりあえずだけど、今後して欲しい…というか、するべきことを教えるよ。とりあえずこの前君たちが見つけた村に行ってね。ほな、よろしく〜♪』


 …無責任なやつだ。ジョンの体に入り込んだり、単刀直入に言わずに混乱させたり。まぁ、あいつのことだからなんとかなるってわかってるんだろう。

 とりあえず村に行くべきなのは俺たちも同意見だ。一旦全員で地球に戻り、長官たちと話し合おう。


「「ジョン君とサラ!留守番よろしくね!」」

「え?師団長もマーカスさん2人で行くんですか!?サラさん!何ですかその目!私を引っ張ってまでどこに連れて行くんですか!?師団長!助けて!ぎゃあああああああああ…」


「…マーカス…何も聞こえてないし見てない、OK?」

「…OKです」

「助けろやあああああ!(断末魔)」


 あれ、聞こえてたか…


ーーーー


アメリカ合衆国国防省


「とりあえず、君たちにはとりあえずその村に行ってもらおう。感染症に関しては問題ないんだな?」

「えぇ、問題はないです」


 とりあえず真っ先に長官に会いに行った。命令を聞いたところやはりその村に行けとのことらしい。

 医療班には帰ってもらったよ。今は国防長官と話し合っている。


「で、ジョンくんはどうしたんだ…?」

「サラと留守番です」


とりあえず方針も確定したことだし、ジョンを助けに行かないと…


「あ、スティーブ君。最後に1つだけいいかな?」

「はい、何でしょう」


 …空気が変わった…これは重要な話か…気を引き締めて…


「お土産買ってきてね!」

「「そんなことかよ!」」


 まぁ、そんな感じで帰ってきた。ジョンとサラは普通に仕事してただけらしい。サラはもう少し下心を抑える努力をしてもらおう。

 そんな感じで一連の騒動は幕を閉じた。明日からは本格的にこの世界の探索を開始する。

 淡路島行ってたり風邪ひいたり両親が喧嘩したりして作品書くどころじゃなかったので遅れました。すいません。まぁ…遅れるかも宣言してるから…()

 軍事目的の方、お待たせしました。もう少しで戦闘シーンが始まります。

スティーブ中将「え?マジで?」

大丈夫だよ、ジョン君に指揮させるから

ジョン「え!?」

あ、下の五段階評価といいねもお願いします!

ジョン「無視すんなあああああああああ(断末魔)」

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