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第47章 改めて翔市の家

第47章 改めて翔市の家


「ちょっと、今の言葉!?」

「ああ、面倒だろ!」

 「それは、警官に対しての“同僚”と言う事場に対する返事!」

「あぁ・・・まあね!」

「私が言いたいのは あれよ“恋人”」

「ああ、それね! そんな事出任せ・・だよ!」

 「えっ、出任せなの・・・・・」

「そう、出任せ!」

 「なあんだ、少し・・・・・少し期待したのに!」

「それじゃ、そう言う事で!」

 「貴方何よ・・その言い方!!」

どうやら、この二人の会話、じゃれ合っている様な雰囲気満載だ。


先程の警官もポカーンと聞いているだけだ。

さっさと外の警備に戻った。


「鍵・・・あるよね!」

 「あるわ!」

「貸して!」

 「はい! それよりどうしてここに居るの!」

お宅はその鍵で部屋の中に入って行った。

「ああ、それは・・・・ヒミツ!!」


そう言って、方目をつぶり、慣れた仕草でおどけて敬礼のポーズをする。

だが、この行動は貴瑛には筒抜けだ。

 おそらく、私は尾行されているか、発信機が取り付けられているのだろう。

護衛のためと称して・・・・それだけでも無さそうだが!


 「貴方もここに、未だ何かあると・・・?」

「そうでしょうね! 貴方と同じに!」

 「そう、意見は一致していたのね!」

「で、あの通帳は何処に?」

 「その部屋の押入れ!」

「随分気軽な所に合ったんだね!」

 「隠す時は何気ない場所が良いでしょう?」

「そんなもんですかね? 億と言う単位の通帳だぜ!」

 「まさか、翔市さん殺されるなんて考えていなかったんじゃ・・・・」

「そうかな?」


 そんな事を話しながらあちこち、目的を定めずに何かを物色していた。

これと思って探すのと違い、中々はかどらない二人。


「確か紗枝ちゃんの母親は、世界をまたに掛ける写真家だったよね!」

 「そうだって言う話よね!」

「それにしては写真とか、写真集が・・・・」

 「そう言われると、それらしき作品が無いわね!」

「どう言う事?」

 「ちょっと待って、PCで調べてみようか!?」

「そうだね、ええと“上地枝美子”で検索してみて!」

 「あれ・・・全然ヒットしない?」

「えっ、嘘・・・・・それって? おかしくない!」

 「普通写真集は本名で出すよね!」

「多分・・・・・」

 「まさか、“写真家”それって嘘の職業?」

「あるかもね・・・・??」

 「それじゃ、枝美子さん・・・、て・・・何者?」

「さあ・・・・でも謎の1つの謎がわかったよ!」

 「まあ、そう言われれば、そうね!」


 ここで、1つ彼らの気づいていない事があった。

実際枝美子は作品を出版していた。

その名前は桜井枝美子の名前で、“悲しむべき**”“これが世界の**”

等4作品程出版していた。 そう、旧姓で出していたのだ。


主に世界の悲惨な現状を彼女の独特な感性で“その瞬間”を切り取っていた。

そして、ある有名な賞も1度取っていた。

 だがそれで、あんな額の入金があるはずは無いだろう。

億に近い何千万という額で何度も、だ・・・・・・・

「彼女の仕事、本当に写真家なのかな?」

 「そう言われると、大きな疑問ね!」

「それじゃ・・・・何か正当な仕事での報酬では無さそうだな!」

 「それは言えてるかもね!」

「まあ、翔市さんの収入は、あれだろうからな・・・・」

 「あれって、プログラミングの・・・・」

「それは、ほぼ間違いないと思うけどね!」

 「そうね、それが正当な額なのかは疑問? だけどね!」

「ああ・・・・、そうかもね!」


今度は二人揃って、隣の書斎に移動した。

パソコン関係の本の並ぶ部屋に移動した。

それはおそらく翔市の部屋だろう。

二人とも、見た事のある本が多かった。

 中には洋書も数多くあった。

驚いた事に SYOUICHI UECHIの書籍もあった。

 まあ、それ程優れたSEもしくはパソコンについて知識が、

世界的に知れていたのであろう。


それだけ優れていた事が証明される書籍だ。

そして、MSもしくはその系列との接触、交渉があった事は想像出来る。

翔市の得た収入はそれだと言う事もおおよその見当がつく。

 勿論相手は否定するだろうが・・・・・


「それにしてもこの部屋、殺風景ですね!」

「そんなもんだろう、男と小さな娘1人だから・・・・・」

 「そうかな・・・・・・」


貴瑛は、目に見えぬ違和感を、感じていた。

前回急いで来た時も何か、ひっかかる物を感じていたのはこれか・・

 しいて言えば生活観が見えにくい・・・・・・


「どうする、もう少し探すか!」

 「そうね、お腹も空いたし・・・・」

「それじゃぁ・・・・・飯にするか!」

 「そうね、それ賛成!」



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