第30章 続く必死の捜索
第30章 続く必死の捜索
それからが、大変だった。
徹底的に探して・・・・いないとすると・・・・誘拐?
他には・・・・、自分で出て行く・・・これはあり得ないだろう。
だとすると、誰かに連れ去られた・・・・?
でも・・・どの様にして・・・・
謎だらけだ!!
実際、私服が10名ほど追加動因され、必死に探した。
が、しかし行方は・・・・勿論見つからない・・・
最後に行ったトイレにも女性刑事を何度も行かせて、指紋を採取した。
勿論鑑識院も、無駄を承知で・・・・
そして、何か手がかりが無いか必死で
いつのまにか、翔市が刺されてそれを担当した斉藤刑事、
大友厳一部長刑事もやって来ていた。
当然あの翔市の娘と知って飛んで来たのだ。
そして、斉藤刑事は、ある人物を探していた。
それは、貴瑛の姿だ。
いない代わりに父親の宗太郎に貴瑛の所在を聞いていた。
「あのう・・・お嬢さん、・・そう貴瑛さんは?」
「娘なら今アメリカです!」
「えっ・・・アメリカですか?」
「それはまた、どうして・・・・?」
「それは、私が聞きたいくらいです!」
「そうですか・・・・???」
「でも、もう直ぐに帰って来るでしょう! 電話がありましたから!」
「そう言えば・・・内の科捜研の、ボンボンもアメリカへ・・・・」
「その方は、確か横溝さんとか・・・・・」
「ほう・・・良くご存知ですね!?」
「それは・・・・もう・・・あの横溝財閥のご子息でしょう!?」
「えっ・・・あいつ・・・財閥の息子何ですか?」
「ほう・・・お宅たちご存じなかったのですか?」
「はぁ・・・金はある事は・・・あの車を見ればわかりますが・・・」
「そうでしたか・・・横溝財閥ですか・・・」
「道理で・・・上の甘い判断が納得です!」
「もしかすると、娘と一緒ですかね?」
「さぁ・・・それは・・・・」
そこで、宗太郎、紗枝の言葉が気になった。
確か・・・・“お姉ちゃん、の彼”とか・・・・
言っていたのはその横溝の御曹司の事か・・・・
これは予想外の展開か・・・・
それと、もう一つ貴瑛の意味ありげな話しぶり、
それは何かを知って、何か気になる事が・・・
そうだ、紗枝を施設に入れる日・・・・確か、秋田へ行った。
そこで何かを発見した。
宗太郎は電話で紗枝のいなくなった事を話した途端に・・・・
貴瑛の口から、いきなり“誘拐”と言う言葉を・・・・
そう考えると、紗枝は誘拐の可能性が・・・高いのか・・・
だとすると、貴瑛は何かを掴んで、アメリカへ飛んだ・・・・のか!?
そこで、科捜研の・・・・横溝の子息とアメリカで落ち合った!
そんな事を考えながら事務室で、事の次第を・・・紗枝の行方を・・・
「桜井さん! 私どもに何かお話とか・・・何か!?」
「あっ、いえ・・別に・・・・!」
大友部長刑事が、宗太郎に探りを入れて来た。
そして、少しきつい調子で、
「ご存知の事は、全てお話ください!」
「でないと・・・紗枝ちゃんの行方を探す方針が立ちません!」
「あ・・・・はい!」
「では今日に至るまでの事をお話します!」
そう言って、紗枝の希望でディズニーランドに来た事。
アシスタント2人と同行して園内を十分楽しんでいた事
自分は、2人にバトンタッチする様にして自分は仕事に戻った事
予定時刻が近づいたので迎えに、そして花火の見えるホテルを予約した事
そして、アシスタント2人と離れトイレに行ってそのまま・・・・・・
彼女に特別変わった事は無かった事。
別に怪しい人物は見当たらなかった事などを話した。
しかし、先程宗太郎が想像した事は話さなかった。
まあ何処まで話して良いのやら、根拠も何も無い想像だ。
それより、一刻も早く貴瑛が帰って来た方が話が早い。
でも、紗枝ちゃんの事を考えると、そんな悠長な事は行っていられない。
ディズニーランドが閉園して、全て退場してもらってから、
もう一度全てを汲まなく探したが、紗枝ちゃんはいなかった。
何処に消えたのだ・・・・
どの様にして・・・・
誰が・・・・
もう・・・・・また謎、謎、謎だ!!
要所要素に、設置された、監視カメラを徹底的に見ている、
捜査員と、関係者達!!
紗枝の服装、身長、風体等を、コンピュータに表現させて
それと、にらめっこだ!
しかし、映像が莫大だ。見る目が変になりそうだ。
これはと思うのをピックアップして、プリントアウトしてみる。
だが、結果はNoだ!
外から見ると、変な光景だろう。
既に閉園しているディズニーランド内に明かりが・・・
まるで、神隠しだ!
小学1年生の格好に騙されている可能性もあるだろう。
犯人が、いるのか・・・いるのだろう・・・・
でなければ、紗枝の意思でこの場を去る理由がわからない!
貴瑛のアメリカからの帰国は明日の昼頃になるだろう!
それで・・・新しい事実が・・・・




