スキルチェリーを食べたよ!
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明日も、次話の更新を頑張りたいと思います!
「リン、豪邸が買えるって、本当...?」
『本当です!金剛貨が5枚ですよ!?これをくれたアルフォンスとかいう人、絶対大金持ちですよ!』
マジですか。大体豪邸は最低でも5000万円くらいするだろうから、このお金1枚には、1000万円以上の価値があるんですね。やばいですね。
「ねえ、リンさん。このお金の価値が1000万だとすると、他のものはどのくらいになるの?」
『あの...リンさんじゃなくて、リンで大丈夫です。』
「あ、そっか。じゃあ、今度からリンって呼ぶね。」
『はい。えっと、金剛貨の価値を1000万とすると、金剛貨の1つ下が、翠玉貨という硬貨になるのですが、これは価値が100万になります。』
ふむふむ。翠玉貨は、価値が金剛貨の10分の1になるんだな。
『翠玉貨の1つ下が、金貨という硬貨になるのですが、これは価値が1万になります。そして、金貨の1つ下が...』
ふう。やっとリンの話が終わった。宿屋の部屋に戻りながら話してくれたんだけど、話の中盤くらいで部屋についちゃったよ。
リンの話をまとめると、こんな感じだよ。
<金剛貨の価値を1000万とした場合の他の硬貨の価値>
・翠玉貨...100万
・金貨...1万
・銀貨...1000
・銅貨...100
・青銅貨...1
そういえば、金剛貨の金剛ってさ、多分金剛石のことだよね。
金剛石って、ダイヤモンドを漢字で書いたものだから、もしかして金剛貨にはダイヤモンドが入っているのかな?
だとしたら、金剛貨5枚で豪邸を買えるのも頷けるよね。
...そうだ、スキルチェリーを食べようっと。
私は、スキルの収納からスキルチェリーが入った麻袋を取り出し、1分で食べ尽くした。
食べるスピードだけは異常な私であった。
「ん~、甘くておいしかったー!」
早速スキルを確認してみよう。どんなスキルが増えているかな?
「よーし、スキル以外にもステータス変わっ...おおっ!」
【名前】加藤瞳
【年齢】23歳
【職業】なし
【レベル】∞
【称号】超新星・ドラゴン倒し・無限を持つ女・☆悪魔倒し・☆スキル貴族
【体力】5438
【魔力】∞
【攻撃力】255992
【防御力】280148
【俊敏力】191694
【魔法適性】雷魔法・☆光魔法
【スキル】無詠唱<S>・魔力制御<S>・魔力感知<S>・料理<B>・執筆<C>・鑑定<S>
隠蔽<S>・殺意感知<S>・身体強化<S>・言語理解<S>・神剣技<S>・二刀流<S>
盾技<S>投擲術<S>・棒術<S>・棍棒術<S>・捕縄術<S>・騎馬術<S>戦斧術<S>
格闘術<S>・ベッド生成術<S>・運命操作<B>・空腹無効<S>・収納<A>・話術<E>
☆満腹耐性<S>・☆筆記用具生成術<S>・☆闇耐性<B>・☆両替<S>・☆値下げ<A>・☆免疫<S>
おお!攻撃力と防御力、俊敏力が全て上がってる!特に、防御力が上がってるね!悪魔と戦った時に、ずっと防御していたからかな?
増えたスキルの中で一番いいのは...両替かな?
金剛貨を両替してくれるところなんて、きっと王都くらいしかないんだと思う。
だから、自分で両替できるようになったことは一番いいことだね。
それと、免疫もいいね!病気とかに弱いから、免疫がついたことは最高。
値下げは...大金持ちになっちゃったから、そんなに必要ないのかな?
筆記用具生成術は...値下げと一緒で、そんなに必要ないかも。
闇耐性は、もし悪魔とまた戦うことがあったら役に立つね。
それとさ。満腹耐性ってなに?なにこれ。どれだけ食べても大丈夫ってこと?ある意味凄いね。
明日は、リンの洋服だとか、洗濯用具だとか、水筒だとか、いろいろなものを買いに行こうと思うよ。
よーし。ちょっと今日は疲れちゃったし、眠気が凄いから、もう寝るか!
『イチゴー、リン!私、もう寝るねー!おやすみなさーい!』
ふあああ、異世界もいいもんだね。
現実世界より楽しかったり。なんてね。今は同じくらい楽しいよ。
『...まだお昼過ぎですよ?深夜に起きてくるタイプですよ、これ。』
『そのときはそのときだよ。気にしない方がいいと思うよ。』
『...そうですね。』