悪魔の切り札
体調が悪いです。更新頻度が落ちています。申し訳ありません。
『何を話しているんだあああああ!殺してや『転移』ふぉわあああ!?』
...あ。なんか悪魔がイチゴと一緒に転移されていった。
一気に暇になりましたね。バルの鑑定でもするか。
リンに抱きつかれている状態だけど、ちゃんと鑑定できるよね。
「鑑定」
おっ、鑑定成功。ちゃんとステータスが表示されたね。どれどれ...
【名前】バル
【年齢】0歳6か月
【職業】なし
【種族】狼族
【レベル】2
【称号】なし
【体力】345
【魔力】603
【MP】338
【攻撃力】296
【防御力】192
【俊敏力】389
【魔法適性】氷属性
【スキル】雪<B>・氷点下<A>
一つ言っていい?バルってさ、こんなに若かったの!?
生まれてからたったの半年ですよ!?それであの精神年齢!?凄くない!?
『トミ!転移するよ!』
うわっ、いきなり出てきたからびっくりしたよ。
「あれ?イチゴ、あの悪魔はどうしたの?」
『ん、僕の分身と戦ってるよ。』
「分身できたの!?」
イチゴ最強過ぎない!?なんなの!?羨ましいを通り過ぎて嫉妬になりそうだよ!?
『じゃあ、悪魔のところに転移しようか!』
『待て』
「!?」
目の前に急に誰かが出現してきたんですけど!?
...って、この人、お礼をまともに言わなかった人だ!
「さっきお礼をまとm『頼みがある』......」
...人が喋っているのにどうして被らせるんですかねえ!?
『俺はエルだ。頼みがある』
『頼みってなにー?』
『行かせて』
『ん?どこに?』
『一緒に転移させろ』
「はぁ?ちょっと待って!そんなの、いいわけn『いいよ!』...は?」
はい?なんでこんな人を連れて行くんですかあ!?意味わからないんですけど!?
『じゃあ、3,2,1で転移するよ!』
「え、イチゴ、ちょっと待ってよ!こいつはね!?」
『はいはい。3,2,1!転移!』
「えっ、嘘、ちょっ、ちょっとぉぉぉぉぉ!」
光が明けると、悪魔とイチゴの分身が10mほど先で戦っていた。
『なんだこいつぅぅぅ!?どうして死なないんだ!?どうしてなんだ!?』
『あ、それ僕の分身。ごめんね、騙しちゃって!』
『......死ねぇぇぇ!』
イチゴって、意外と煽るの上手だったり?
てか、この悪魔、ずっとキレっぱなしで疲れないのかな?
『お前ら雑魚にはもったいないほどの強敵を用意してやるぞ!ドロイド召喚!』
悪魔が大声で唱えると、悪魔の右隣に魔方陣が出現し、そこから一人の少女が出てきた。
桃色の髪と瞳。身長は160cmほどで、髪型はリボンへアにしている。
逆三角形の青い眼鏡をつけているようだ。
「...リン!バル!このドロイドの対応をお願い!イチゴ!二人に結界を!」
『わかりました、ご主人様!』
『承知した。』
『は~い!結界張ったよ!頑張ってね!』
「よし、イチゴとエルは、この悪魔と戦うよ!」
『よ~し、戦闘だー!』
『了解』
「ふぅ...光線!光矢!雷撃!」
『うぐっ!ぐはっ!』
よーし、よしよし。順調に行けば、そろそろ倒せそうだよ。
この悪魔が、ダンジョンの悪魔の10倍くらい強いっていうのは、本当だったみたいだね。
『うっ...うっ............制限』
「よ~し、とどめの天雷っ!...あれ?」
え?なんで魔法使えないの?
「ん?天雷っ!天雷っ!...え?光矢!光球!...嘘でしょ?」
何が起きたの!?どうして突然魔法が使えなくなったの!?
『...ふふふ!あなた、ステータスを見てみなさい!』
「え?......あれ?」
【名前】加藤瞳
【年齢】23歳
【職業】なし
【レベル】1
【称号】超新星・ドラゴン倒し・無限を持つ女・悪魔倒し・スキル貴族
【体力】1000
【魔力】0
【攻撃力】1000
【防御力】1000
【俊敏力】1000
【魔法適性】雷魔法・光魔法
【使用可能スキル】ベッド作成術<S>・筆記用具生成術<S>
【使用不可スキル】無詠唱<S>・魔力制御<S>・魔力感知<S>・料理<B>・執筆<C>・鑑定<S>・ 隠蔽<S>・殺意感知<S>・身体強化<S>・言語理解<S>・神剣技<S>・二刀流<S>・盾技<S>投擲術<S>・棒術<S>・棍棒術<S>・捕縄術<S>・騎馬術<S>戦斧術<S>・格闘術<S>・運命操作<B>・空腹無効<S>・収納<A>・話術<E>・満腹耐性<S>・闇耐性<B>・両替<S>・値下げ<A>・免疫<S>
...え?なにこれ?ステータス、おかしくない?
使用可能スキルって何?使用不可スキルって何?
もしかして・・・!
『トミ!なんか、変な魔法がかけられているよ!』
「...やっぱりか!」




