表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

いきなりドラゴン討伐!?

「...え?」


顔も普通、学力も普通、運動神経も普通、何もかもが普通な23歳のOLは、真っ昼間の森の中で、立った状態で目を覚ました。


「ここはどこ?」


ちょっと待って。私はどうしてこんなところにいるの?こんな森に来る仕事なんてなかったはず...

記憶喪失とかしていないよね?えっと、私の名前は...加藤瞳。年齢は...23歳。職業は...OL。

うん、大丈夫だね。記憶喪失ではないみたい。


そんなことを考えていた私は、ふと数m先に落ちているものに気が付いた。

「...手紙?」


落ちていた紙を拾ってみると、そこには日本語でこう書かれていた。


’’瞳さん、転生おめでとうございます。異世界へようこそ’’


え?異世界?ここって異世界なの?転生ってことは私死んだの?23歳で死んだの?嘘だよね?


...いや、こんな森の中で、一人で立った状態で目を覚ますくらいだから、ここは異世界なんだろうね。

でもさ、普通は転生する前に神様に会ったりするんじゃないのぉぉぉっ!?

歩こうとしたら、石に躓いて盛大に転んでしまった。最悪である。擦りむいたし。あ、血が出てきた。


「って、あれ?ちょっと待って。あーれれ?どこいった?ん?ん?まさかの?マジで?嘘でしょ?」

正直に言います。手紙なくした。だけど、別に大丈夫だよね!!


...そういえばさ、異世界ってことは、魔法使えるんだよね...?

回復魔法とか使えるのかな?ちょっとこの擦り傷に試してみよう。


「ヒール」

私がそう唱えた瞬間、擦り傷の周りを暖かい光が包んだ。

そして光が消えると、なんと、さっきまであった擦り傷が綺麗に治っていた。


「おおっ!魔法使えた!やったー!って、うわっ!」


突然、私の目の前に赤い生き物が降り立ったのだ。その生き物は、ドラゴン。上級冒険者しか倒せないと言われているあのドラゴンだ。


「あ...詰んだかも」


いや、待てよ。まだあきらめてはいけない、私!何か魔法を唱えるんだ!

...あ、雷魔法の天雷とか?使えるかわからないし、魔力が足りるかわからないけど。

そんなことを考えているうちに、ドラゴンが今にも炎を吐き出そうな状態になっていた。


「うわあっ、天雷っ!」

咄嗟に思い浮かんだ魔法の名前を叫ぶと、ドラゴンが1秒もしないうちに紫色の霧に包まれた。

それから3秒後、突然大きな雷がドラゴンに放たれた。

こんなに近くにいたら、音とか鼓膜を余裕で破るほど大きいはずなのに、あまり大きく感じなかった。不思議だな。


でも、さすがに光は眩しかったので、咄嗟に手で目を覆った。

10秒ほどして、手を目から外すと、そこには丸焦げになったドラゴンが転がっていた。


...って、私、天雷使えたよね!?確か、あれって上級魔法だよね!?

しかも、一発でドラゴン倒せたよ!?やったあ!


すると突然、目の前に半透明のウィンドウが開いた。

どうやら、そこにはステータス値やスキルなどが載っているようだ。

それを読もうとしたら、突然ファンファーレの音とともに、ステータスやスキルが変わった。


「うわっ!?ヤバいよこれ!?」


【名前】加藤瞳

【年齢】23歳

【職業】なし

【種族】人族

【レベル】∞

【称号】☆超新星・☆ドラゴン倒し・☆無限を持つ女

【体力】4256

【魔力】∞

【MP】87965543

【攻撃力】254858

【防御力】275256

【俊敏力】191452

【魔法適性】光魔法

【スキル】無詠唱<S>・魔力制御<S>・魔力感知<S>・料理<B>・執筆<C>・

☆鑑定<S>・☆隠蔽<S>・☆殺意感知<S>・☆身体強化<S>・☆言語理解<S>・

☆神剣技<S>・☆二刀流<S>☆盾技<S>☆投擲術<S>・☆棒術<S>・☆棍棒術<S>・

☆捕縄術<S>・☆騎馬術<S>☆戦斧術<S>・☆格闘術<S>・☆ベッド生成術<S>




...ちょっと待って。何が起こった?

∞って何?魔力∞って何?レベル∞って何!?嘘ですよね!?

それと攻撃力・防御力・俊敏力・MPとかもいろいろとおかしいですよね!?

スキルも凄いですよね!?神剣技って何!?それとなんでほとんどSランクなの!?

それとさりげなく最後にベット生成術があるんだけどなにこれ!?


...うん、ちょっとベッド生成して寝よう。

「ベッド生成」「ボボッ」

なんかめっちゃ豪華なベッドができたけど、別に大丈夫だよね。


...おやすみ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ