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新戦記 天錦の章
宝史伝 新戦記 天錦の章
天孫降臨より三千と数余年、災禍続く。悪鬼の戯、甚だしく、世、大いに乱れる。悪鬼鬼神、人心を惑わし、遂には南国柳瀬王をも手中に収め、以って世を欲さんとす。民、憂えて呼ばむ。禍の世来けり、と。
刻同じくして、紅日の君、碧月の姫、再誕しけり。天竜の導き有りて、緑の大樹より造られし白き矢をもって、鬼神を討たしむ。以って泰平をもたらしける。
紅、碧、白、緑、四色をもって錦と称し、以後、世を治めたり。紅日の君、碧月の姫、白空の将、緑玄の師、敬愛をもって民より呼ばれむ。
天錦、と。
これにて、天錦宝史伝 〜新戦記編〜は完結です。長い物語を読んでいただき、ありがとうございました。
次話には、後書きと、解説を載せます。ご覧になりたい方のみ、お読みください。




