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人外と気配魔法【後半】

遅くなりました!すみません!!!

 「バグってる?」


 俺だけ神界に残された理由を聞くと気配魔法のことについてだった。


 〔そうじゃ。本来気配魔法はすごく弱い。工夫することはできるが、真っ向勝負ではまず、勝つことがない。じゃがお主が持っているスキルは性能がおかしすぎる。はっきり言うと他のスキルよりとは比べ物(・・・)にならんのじゃ〕


 まじか!俺、まさかのチートなのか? 


 〔なぜバグってしまったのかは分からないが能力は分かる。その能力はオーラを操ることができるんだ〕


 「そのオーラっていうのはなんなんだ?」


 〔オーラと言うのはあらゆるものにある、気配の上位にある概念よ。人やものだけでなく、動物、魔物、神、天使、悪魔、星、魔法までもがそのオーラというものはあるの〕


 「……?それのどこが強いんだ?」


 〔オーラを操れるということは、そのオーラを自分に纏えばその存在になれるということだ。つまり、お前が俺のオーラを操って纏えば俺と同じような魔法が使えるんだよ〕


 Oh………強すぎない?


 「その、俺の気配魔法がバグっているのは、分かった。だがそれだけなのか?」


 〔うむ、お主に頼みたいのはあまりその魔法を使わないでほしいのじゃ。

 その力は強すぎるのではない。比べ物にならないのじゃ。それこそ、お主なら我ら神を潰すことなど簡単なのじゃ。そう何度も使うと世界が壊れてしまうわい〕


 怖いよ!なにその恐すぎる力!!人外どころか神外じゃねぇか!


 「……分かった。でもどうやって自分の身を守ればいいんだ?仲間に守ってもらうぐらいなら魔法を使うのだが」


 〔安心しろ。お前は魔法を使えなくてもすでに勇者よりも強い〕


 「……?」


 〔あなたは地球にいたころから人外ほどの強さをもっていた。だから異世界にいくとそれがさらに強くなるのよ〕


 〔お主は武術をやっておったの?お主が創った武術………いや、改良に改良を重ね、より極めた武術は効率がいい。お前自身も鍛えているからかなり強いぞ。スキルも全てLv∞のはずじゃ。だから心配するようなことはないぞい〕


 おおう………すでに勇者よりも強い武術とか………だがどうやったら見れるんだ?


 「どうやったら確認できる?」


 〔ステータスと声に出して言うか、心の中で念じれば確認することができるぞ~〕


 ふむ、こうかな?


 「『ステータス』……お、なんだこの青いプレート?これに書いてあるのか?」





 《十六夜 暁久》  

 種族 人族  17歳

Lv1

  体力  error

  魔力  error

 攻撃力  error

 防御力  error

  俊敏  error

 

 【スキル】全武術Lv∞

 【ユニークスキル】気配魔法Lv-

 【称号】《unknown》                  《神外》 

     《新たな流派を創りし者》





 〔ちなみにこれが向こうの世界の一般人の平均的なステータスじゃ〕





  《人族》

  Lv10

  体力 30

  魔力 5

 攻撃力 5

 防御力 5

  俊敏 5





 うーん、どうしよう。これ他の人にバレたらいろいろめんどくさいな~よしっ!神様に頼もう!


 「あー、そのステータスでの事なんだが………頼みたいことがあるんだ」


 〔なんじゃ?頼みたいこととは?〕


 「この俺のステータスを低く見せることはできないか?」


 〔できるにはできるじゃないの?ねぇ、バロール?〕


 〔確かにできるが、いいのか?偽装スキル今ないからあるとすれば、相手に弱く見せることしかできないぞ?〕


 「それでもかまわない。よろしく頼む」


 〔それじゃいくぞ~せーの、ハアッ!!!!〕


 うおおおおおお!!!!危ねぇ!!いきなり殴ってきたぞコイツ!!


 〔おい、避けるなよ!〕


 「アホか!!当たったら痛いじゃねぇか!!」


 〔こうするしかないんだよ!!本来一回しかスキルはあげられないのに二回目だぞ!?殴って、脳の整理して、そこに空いたスペースにしかスキルは入れられないじゃゴラァ!!!!〕


 「そこをどうにかしろよ!!神様なんだろ!」


 〔神でもできないことはたくさんあるわ!!乙女の心!告白の返事!

 待てど暮らせど帰ってこない返事、気になって聞けば「ああ、あったねそんなこと」ですまされる始末!オマケにフラれる!

 俺は年齢イコール彼女いないなんだよ!文句あるかゴラァ!!〕


 「………………………………すまん」


 〔……………言うな。悲しくなる〕


 〔早くするんじゃ。待たせてるお主のクラスメイトに申し訳ないだろう?〕


 「そういえばあいつらはもう先に召喚されてるのか?」


 もし、俺が後から召喚されたら違和感がありすぎるのだが。


 〔大丈夫じゃ。時が止まる部屋に転移させたから、召喚するときは一緒じゃよ〕


 すごいな神様。時間まで操れるとか。


 〔いや違うぞ。我ら神でも時間までは操れぬよ〕


 「おい心の声を聞くな……ってなんだって?操れないならどうやってあの部屋作ったんだ?」


 〔元々あったんじゃよその場所に。この次元が生まれたときからな。そこに世界を創り、移り住んだのが我ら神なんじゃ〕


 「なるほど」


 〔さあ早くせんか、バロール〕


 〔おうよ!〕 


 『ブンッ』←腕の振り回した音


 『バキャゴキャ』


 「ギャァァァァァァ!!!!……………グフッ」 

 コイツ!めちゃくちゃなパンチしやがる!!あ……………意識が遠のいて……………………

出した人族のステータスは一般人のときのステータスです。人族の騎士のステータスはこちら↓



  《人族》

  Lv70

  体力 200

  魔力 50

 攻撃力 100

 防御力 100

  俊敏 100



 なお、冒険者のステータスはいろいろありこれを軽々越えている人もいます。



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