表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
40/43

第39話「諦めない」

【諦めない】


「悠河、なんで白川君がいるの?」


「えっ!?い、いや・・・・付き添い?」



なんでそこで疑問系になるんだよ工藤・・・・・


だいたい保健室に入ってすぐに


邪魔者扱いされて軽くショック受けてるんだけど・・・・



「悠河ぁ、彼女がいるなんて聞いてないよぉ」


「佳奈が話しを聞かなかったんだろうが!!」



小澤の隣にいるちびっ子が工藤にクレームを言っている。


俺がちびっ子って言うのもアレだけど・・・・・


小澤の肩の位置に頭がある。


俺も同じ感じだけど・・・・・


牛乳飲まないといけないな・・・・・



「白川、紹介するよ。幼なじみの岬佳奈みさきかなだ」


「どうもですぅ」


「ど、どうも」



なんか間延びした声だな・・・・



「それより説明してもらいましょうか」


「わかったから俺に関節技をかけるのやめてくれないか?」



よく見れば工藤の肘に小澤が関節技をきめている。


痛そうだ・・・・



「先輩!やめるですぅ!!悠河が痛がってるですぅ!!」


「うっ・・・・・」



小澤が工藤の腕を放した。


なんか工藤の奴は幸せ者だと思えてきた・・・・


俺の場合、技をかけるのが美咲で美琴が俺を精神的に追い込んでくるだろうからな・・・・


まっ、工藤みたいな状況じゃないだろうけどねっ!!



「佳奈、ちょっと来い」


「わかったぁ」



工藤が佳奈ちゃんを連れて廊下に出たけど


なにやってるんだろう?



「白川君」


「なに?」



工藤が部屋を出て行ったのを確認して


小澤が俺に話しかけてきた。



「悠河の事なんだけど、なんか知ってる?」


「う~ん、今回の事に関しては俺も今知ったばっかたから・・・・」


「そっか・・・・・」



なんか残念そうだな・・・・


まったく、小澤みたいな彼女がいながら工藤は何をやってるんだ!!



「紗織ー!!話しがあるー!!」



工藤の声と同時にドアが開いて佳奈ちゃんが戻ってきた。



「んじゃ、白川君。私行ってくるね」


「いってらぁ~」



なんか小澤は心配そうに部屋を出て行ったけど大丈夫かな?



「ちっちゃい先輩!!」


「ふぇ!?」



いきなり『ちっちゃい』って言われたよ・・・・


ショック!!!



「ちっちゃい先輩どうしたんですかぁ?」


「べ、別にどうもしてないよ」



わ、悪気はないんだよね・・・・きっと・・・・



「私は悠河にふられたですぅ・・・・」


「そ、それは残念だったね」


「でも悠河は諦めません!!」


「ははっ・・・・」



これは、なんて言うか笑うしか俺にはできない・・・・



「だから、ちっちゃい先輩に手伝ってもらいたいんですぅ」


「えっ!?」



嫌だって言ったら泣きそうな雰囲気なんですけど・・・・


でも、いいよって言うわけにもいかないし・・・・・



「私は手伝うわよ!!」


「森先生!!!どこから湧いて出てきてるんですか!?」



ベットの下からいきなり森先生が飛び出してきた。


もう、ビックリしたのなんのって・・・・



「ほ、本当ですか!!」


「えぇ、本当よ」



佳奈ちゃん・・・・・喜びすぎだよ・・・・・


この先生はろくでもない先生なんだから・・・・・



「色っぽい先生感謝ですぅ」



また愉快な呼び名だな・・・・


もしかして第一印象が呼び名になってるのかな?


まぁ、俺には関係無いけどね。


※ちっちゃい先輩・・・・ by作者


ピンポイントで今言われたくない事を言われたんですけど・・・・・



「それじゃぁ、作戦会議ですぅ」


「佳奈ちゃん工藤君をゲットするのよ!!」


「もちろんですぅ!!」





ははっ・・・・・楽しそうだね・・・・・



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ