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第3話「モテるやんっ!!」

やっとお昼になった

一日が異様に長い小説ですが

気にせず読んでくださいっ!!!

【モテるやんっ!!】


キーンコーンカーンコーン


「はぁ~」


俺はため息をついた。

やっと午前中の授業が終わった。


「ため息なんてついてどうした?」

「あぁ、幸平か・・・・」

「なんだよその反応」

「いゃ、別に。それよりなんか用か?」

「あぁ、一緒に飯喰おうぜ?」

「いいけど、幸平とか?」


いつも同じメンバーはさすがに

嫌だ。


「俺と一緒じゃ嫌なのか?」

「幸平と二人はなぁ・・・・」

「あぁ、そのことなら心配いらねぇぞ。ここに丈翔もいる」

「りゅうちゃん、一緒に食べよ?」


「・・・・やだ」


「「・・・・・ッッ!!」」


流一の言葉に二人は固まった。


「あのー、りゅうさん。どうしたら一緒にご飯を食べてくれるんですか?」

「んー、そうだな。いつもと違うメンバーだったらいいよ」

「よしっ!丈翔メンバー集めにいくぞっ!!」

「アイアイサァーッ!!」


二人は元気よく教室から出て行った。


「はぁ~。まったく騒がしい奴らだ・・・・・」


「「りゅう(ちゃん)!!」」

「うぉっ!!なんだお前ら」

「りゅうちゃんに言われて連れてきたよっ!!」

「りゅう、これで一緒に飯喰ってくれるよなっ!!」


そう言って二人が連れてきたのは、


木下美咲きのしたみさきだった。

木下ははっきり言って、美人だっ!!!

可愛いんだが、あまりクラスに馴染んでない。

なぜならあまり学校に来ていないからだ。

理由は誰も知らない。

不登校だとか不良と喧嘩だとか色々噂はあるが、

本当のところは誰も知らない。

不思議な奴だ。


「よっ!木下」

「よ、よっ、白川」


照れながらあいさつを返してくるあいつはすごく可愛いっ!!


※いきなりなに言ってるんだこいつ・・・・ by作者


五月蠅いっ!!

いきなり出てきてなんてこと

言うんだよ!


とにかく俺は木下が来てくれて

テンションが上がった。


「(お前らでかしたっ!!)」

「(でしょっ!俺が見つけて誘ったんだもん)」

「(そぅ、今回丈翔はすごい役立ったぞ)」


「おぃ、お前らなに話してるんだ?」

「「あっ、誠っ!!」」

「まこにゃんっ!!」

「おぃおぃ、丈翔。そのまこにゃんって言うのやめてくれないか?」

「えぇー、なんで?」


丈翔は不思議そうに聞く。


「変だろうがっ!!」


確かに変だ。


「まぁまぁ、ところで誠は何しに来たの?」

「あぁ、流一と一緒に昼飯喰おうと思って」

「なんでみんな俺んとこ来るんだよぉぉー!?」

「んっ、木下じゃん」


俺の心からの叫びは無視?


「へっ!」


いきなり誠に話しかけられビックリした様子の木下もまた

可愛いっ!!!


※下心・・・・ by作者


黙りんしゃいっ!!


ドタドタドタ・・・・・・・


「「白川くーん、一緒にお昼食べましょー」」

「やばっ!!わりぃ、ちょっと待っててくれ」

「おぅ、いってらぁー」

「がんばってねぇ、りゅうちゃーん」


俺は大量にきた女子軍団から逃げるように教室から出た。


「ねぇ、あれなんなの?」


一人状況を掴めてない奴がいた。


「あぁ、木下は知らないのか」

「りょうちゃんは、モテるってことだよっ!!」

「・・・・・?」

「丈翔は黙ってろ。話がややこしくなる。」

「まこにゃん酷ッ!!」

「まこにゃんっていうなぁぁぁぁ~!!!」

「ワァァァ、ごめんなさぁぁぁぁい!!!」


「まぁ、二人はほっとこうか。それでりゅうの事なんだけど

意外とあいつ女子からの人気高いんだよね。だからりゅうのファンクラブまであって

そのりゅうを狙う人たちがさっき来た人たちなわけ」


「なるほど・・・・」

「なのに流一のやつ自分はモテないフツー野郎だとか言ってるんだぜ」

「そうなのか?」

「あぁ、世の中どうかしちゃってるよ」


「(あいつモテるのか・・・・)」

「(気になるのか木下?)」

「(なっ!ば、ばかなこと言ってるんじゃねぇっ!!)」


「グフゥッ!!」


「おぃ、誠どうした?」

「な、なんでもない・・・・」


「あっ!りゅうちゃんだっ!!」

「おぅ、お前ら飯食おうぜー」

「「待ってー。私を食べてー」」

「誰もたべねぇよぉぉぉぉぉ!!!」


ドタドタドタ・・・・・・・


「なんかりゅうが可哀想に思えてきた」

「幸平もか、実は俺もだ」

「「ハハッ、ハハハハ・・・・・」」


「(みっともねぇ・・・・)」

「(嫉妬か木下?)」

「(だ、だれが嫉妬なんかするかっ!)」

「ウグッ!!」


「まこにゃん、大丈夫?」

「誠、木下に何したんだよ?」

「だ、大丈夫だ・・・・」


♪~♪~♪~・・・・・・


「あっ、りゅうからメール。弁当もって(俺のも)屋上に来てだとさ」

「んじゃ、行きますか。はやく行かないと流一が危ないし」


「「おぅっ!!!」」




いきなり作者出てきてスンマセン・・・・

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