表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/43

第19話「告白タイムの裏」

今回は丈翔目線と流一目線でいきますっ!!

【告白タイムの裏】


―丈翔目線―


俺は今みこにゃんの部屋の前にいる


へっ?みこにゃんって誰だって?

もちろん杉山美琴に決まってるじゃんっ!!


※お前の変な呼び方のせいでみんなわかんないんだよ・・・・ by作者


ちょ、なんで呆れられたの?

なんか俺、今すっげぇ惨めな気がする


「流一のことが好き」


な、なんだってぇぇぇぇぇ!!!


俺は告白現場に居合わせたのか

これはなんという幸運!


「(う~んりゅうちゃんのやつ返事なしかよ・・・)」


学校中の男共に好きな女子アンケートをしたら

必ずNo.5に入るみこにゃんからの告白に返事をしないなんて

失礼だぞっ!

ハァ~、まったくりゅうちゃんはなにをやっているんだ


※お前こそ人の部屋の前でなにやってんだよっ!! by作者


う、うるさいっ!!

そこをツッコまれると困るんだよ!


「美琴のことをどう思ってる?と聞かれたら正直わかんない」


な、なんだってぇぇぇぇぇぇっ!!


みこにゃんからの告白になんという曖昧な返事をしているんだ

許せんっ!!


みこにゃんファンクラブに入っているならばこんなこと許しておくわけにはいかないっ!!


※ファンクラブに入ってんのかよ・・・・ by作者


なんで設定のことで作者にツッコまれないといけないんだよっ!!

この設定考えたのお前だろっ!!


「――――


む、この声はりゅうちゃんの声だ


おぉ、なんかいいこと言ってんじゃん!


ほぉほぉ、女子から告白されたらこう答えればいいのか


※丈翔は告白されねぇだろ by作者


そんなことわかんないじゃんっ!!

作者の気持ちがコロッと変わったら俺にも春が来るこもしれないんだぞっ!!


「――異性として見ていなかった――


俺にはその一言がはっきりと聞こえた


衝撃の事実っ!!!


みこにゃんからあんなにアプローチされてて

異性としてみていないなんて酷すぎるっ!!


「――チャンスはいっぱいあるってことだね?」


これは、みこにゃんの声ではないかっ!!

りゅうちゃんからあんな酷いことを言われてもまだりゅうちゃんのことを想うなんて・・・・

なんて可愛いんだっ!!


※変態だぞ・・・・ by作者


フンッ!!俺はもともと変態キャラなんだよ!


そんなことよりなんかイチャイチャしてそうな空気がしてる・・・・


これはみこにゃんの危機だっ!!


どうせあんなこと言って美希ちゃんのことを好きになるんだ

こんなことがあっては絶対にいけないっ!!


ここは俺が守るっ!!!!


※盗み聞きしたことがバレるぞ・・・・ by作者


そうだったぁぁぁぁっ!!


俺は盗み聞きをしていたんだ

クッ!どうすればいい!??







―流一目線―


「んっ?」


俺は外が少し騒がしいのに気付いた


「流一どうしたの?」

「なんか外が騒がしいなぁ~と思って・・・・」


俺は嫌な予感がした


「ちょっと外見てくる」


そう言って俺は、部屋のドアを開けた


そこにはなんと丈翔がいたのだっ!!


なに?みんなはもう知ってたって?

そんなの関係ないんだよ

俺達は知らないってことなんだから


「おぃ、丈翔」


俺は突然の事態にビックリして固まっている丈翔に向かって話しかけた


「そこでなにをやってた?まさか盗み聞きなんてことはしてないだろうな?」

「えっと・・・・・」


俺は黒いオーラを背中から放ちながら丈翔に近寄った


「そこで、なにやってたんだ?(怒)」


俺はもう一回丈翔に聞いた


すると丈翔はジャンピング土下座をして「スンマセンッ!!」と謝った


「とりあえず中で事情徴収だ」

「は、はい・・・・」


俺は怯える丈翔を横目で見ながら

もう一度美琴の部屋に入った


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ