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第13話「保健室で・・・・」

こんな話は絶対に無い!!・・・・と、思う・・・・

【保健室で・・・・】


「白川君」


誰かが俺の名前を呼んでいる。


そう思った俺は起き上がろうとした

その瞬間、後頭部に激しい痛みを感じた。


「っ!!!」


俺は激しい痛みに悶絶した。


「無理しない方がいいよ」


俺は声のした方を見る。


もちろん後頭部が痛くない程度に動かしてね・・・・・


※情けない・・・・ by作者


そんなことアンタに言われなくてもわかってますよっ!!

トホホ・・・・


「頭打ってるから気をつけないさいね」


コクリ


俺が頷くと声の主は俺の方に近づいてきた。

う~ん、確か保健の先生だったよな。

俺は曖昧な記憶の中から必死にその人物が誰なのか考えた。


みんなだって知ってるでしょ?

俺の記憶力の悪さ。

自分の誕生日も忘れる位だからね・・・・


「私は、保健の森田林もりたりん。ヨロシクね」

「は、はぁ~」


名前が緑のものばっかなんですけど?

これってツッコンだら負けだよね。うん、負けだ。


どうやら俺は頭を打った後、工藤に運ばれて保健室まで来たようだ。

う~ん、あんまり覚えていない・・・・


「さっきまで杉山さんがいたんだけど授業が始まるからって教室に戻っちゃったよ?」

「そうッスか・・・・」


そんなこと俺に言われても困る。

俺は内心そう思ったが当たり前のことで

それを口に出して言うことはなかった。


それにしても美琴がねぇ・・・・

まぁ、少なからず今回のことは美琴の責任でもあるし

看病くらいしてくれるよねフツー。


「それにしても杉山さんが夢中になるのもわかる気がするわね」

「へっ?」


俺は先生の思いがけない言葉に驚くほか無かった。


先生は掛けていた眼鏡を取り、さらに俺に近づいてきた。

俺と先生の距離は結構近い。


先生は俺の側まで来るとベットに腰を下ろし

俺に覆い被さるようにしてきた。


こんな状況でありながらも

俺はマジマジと先生の顔を眺める。


だって男子だもん

そこら辺はしかたないよ


※変態発言きたよ・・・ by作者


五月蠅いっ!

ちょくちょく話に入ってきて俺の心に刺さるような言葉を

平気に言うなっ!!


それにしても美人だ。

それ以外に言えなかった。

さすがに大人と言うこともあり大人っぽい女性といった感じだ。


「白川君は工藤君とはまた違う魅力があるわね」


な、なんて危ないこと言うんだこの教師は

生徒に向かって魅力なんて言葉を平気に言うのは問題だと思うぞ。


「可愛いかをして筋肉はちゃんとついてるんだから」

「な、なんてこと言ってんですかっ!!」


本当に頭がおかしいんじゃないかと

思ってきた。


「フフッ、焦る顔も可愛いわね。ちょっと触っていい?」

「はいっ!?」


そういうと先生は俺のシャツの下から手を忍び込ませた。


「ちょ、先生。なにやってんの?」

「だって、いいって言ったじゃない」


確かに「はい」とは言いましたよ

言いましたけどそれは疑問系の「はい」であって

決して了承の「はい」ではない。


「結構細いわね・・・・」


そう言った先生の手は

俺の脇腹を通り背中を一週し

胸元まで来ていた。


「マジで先生してんですかっ!?」

「なにって、気に入ったからこうやってチェックしてるのよ」


なにを平然と言っているのだ。


「可愛いわね。まるでチワワみたい・・・・」


チワワみたいというのは何回か言われた事があるから

そんなには驚かなかった。


「そんなに可愛いと襲いたくなっちゃう」


そう、この一言に俺はびっくりしたのだ。


教師が生徒に行ってはいけない言葉BEST3に入っていそうな言葉を

平気で言っているこの人は頭のネジが何本も外れていそうだ。


バンッ!!


「ダメェェェェ!!!」


聞き覚えのある声が保健室に響いた。


また中途半端な感じで終わってスイマセン・・・・

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