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卒業の雨 ~ずっと抱きしめて~

作者: たまに無敵

前書き:想いが募るほど、涙があふれてくる。

卒業が迫る あの日のこと

傘を差し見上げて 歩いた校舎

雨が降るなんて 季節外れだったけど

思い出が心に 雫と共にあふれて


持って帰るものを 片手に持ち

目の前には 好きな彼が待ってた


もう逢えないと思うと 寂しくて

だけど思い切り あなたを抱きしめた

細い腕で あなたを抱いた

強く抱きしめるほど 心が締め付けられて

苦しい 悲しい でもこのまま

ずっと一緒にいたいよ


あなたが言った そっと耳元で

君と過ごした時間は

本当に素晴らしい思い出だよ

卒業と遠い学校と 切ないけど

新たな冒険に向かう 信じてるんだ


新しい始まりを 胸に秘め

傘を落とし 一気に走り去った

卒業式で 彼の眼差しを見て

下校中に校舎を振り返ると


校門の前で あなたが待っていた

私の傘を持ち こっちに手を振っている

腕が折れそうなくらい 抱いちゃった

後書き:枕を濡らした涙。

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