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⑵『小説に於ける、真実と虚構の間』

⑵『小説に於ける、真実と虚構の間』



小説というものが、どの様な状態を表しているかは、実のところ、明白ではないだろう。真実を書いた小説だって、どこかしら虚構を含み、虚構を書いた小説でも、どこかに真実を含んでいる。しかし、我々は、どうしても、或る一点を見て、真実と虚構に、間を認めるのである。



つまり、~小説、だと断罪しておいたほうが、読み手が、読解前に、或る準備をしておけるからである。銘打っていたほうが、入場形式として、読解に入り易いということなのである。執筆者にとってみれば、とんでもないことで、読後に何か、を感じて貰いたいのに、それは、生前に墓地に埋まる様なものだ。



それでも、小説家だって、それなりに、小説に於ける、真実と虚構の間、については、関心がない訳ではないだろう。思考を巡らし、ここに、虚構を配置しよう、といった意識などから、小説家もまた、そんな墓地に、取りつかれている群衆の中に、居るのだろと言える。

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