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次あったらぶん殴る

深夜の山は怖いです。

神様戻ってきません。

次あったらぶん殴ることに決めました。

神様待つこと12時間。

とっぷりと日は暮れ、あたりは街灯の一つもなく。

心もとない細さの月が唯一の光源。

サワサワと風がふいて草が揺れるたび、新しいクマが来るんじゃないかとびくびくしながら俺は、楽楽の腹を背もたれにして座っていた。

楽楽いなかったら俺こごえ死んでたかもしれない。

お供になってふわふわピカピカになった、楽楽の毛は臭いもなく、暖かい。

まじめに50年以上生きてきて、死因が山で遭難して凍死とか嫌すぎる。

とりあえず腹は減ったが、たくわえに蓄えた腹の肉があるから1日2日食わなくても死にゃしないだろうと、下腹をもんでみる。


うん。

神様まだ戻ってきません。


これちょっと待ってが年単位のやつや。

決めた、俺次神様と会ったらぶん殴るわ。

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