プロローグ
処女作です。
文章力が壊滅級に下手くそなので、気分を害さないようにお気をつけください。
現実を知らない子供の戯れ言だと思ってください_φ(・_・
それでもよければぜひ読んでってください。
直したほうがいい所あればじゃんじゃん言ってください。
っていうより、そうしていただけると本当にありがたいです。
あと、ごめんなさい。
文頭の一字下げ、ケータイでのやり方わかんなくて、そのままになってます。
読みにくかったらほんと申し訳ないです(´-_-`)
ここは弱肉強食の世界。
弱き者には死。強き者には生が与えられる。 それが彼らにとって当たり前であり、生を与えられたものが治安を、政治を、人の生死まですべての権限をもっていた。
強き者に死を宣告されればそれは弱き者だと言われているのと同じこと。
存在を消され、家もなく。ただ死ぬことを待つ身となるのだ。
しかし、彼女は違った。 彼女にとって死など、存在を消されることなどとても簡単で楽なことであった。そう。彼女は死を望むのだ。
「あたしを殺してよ。。。」
そう言い涙する彼女は英雄とされ、死ぬことを許されない強き者。
心を失くし、機械のように笑い、悪魔のように冷徹である。
…と言われている。
だが彼女は齢16歳の少女であった。殺してほしいと懇願する瞳から流れる涙は
愛の枯渇、
哀しみの悲鳴。
そう、彼女が初めて人に見せた最初で最後のSOSであった。
「お前ほんまずるいな。
そんな顔されたら殺せんやろ。」
助けを求めた相手。それは彼女を憎み、そして愛する者。
彼は彼女の愛しき者でもあった。彼は彼女の涙に歩みをとめる。
「なぁ×× 。お前、なんで泣いて…。」
ただ一言だった。
「××があたしを殺してくれるなら。
あたしは世界一の幸せ者だね!」
彼の言葉など聞こえないかのように彼女はそう言った。それもそれまでに見たことないくらい幸せそうな、でも消えてしまいそうな笑顔で。
さっきまで空で輝いていたはずの月は
いつしか雲に隠れ2人を隠すように姿を消していた…。