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63 ウルトラ兄弟の集大成(ウルトラマンメビウス)

 2006年放映の「ウルトラマンメビウス」は、ウルトラマンシリーズ40周年記念作品であり、昭和ウルトラマンの集大成となっています(「メビウス」自体は平成だけど)。

 ゾフィーからタロウまでのウルトラ6兄弟と、その後ウルトラ兄弟に加わったレオ、アストラ、80が総登場し、主役ウルトラマンの人間態も、タロウ=東光太郎以外は本物(オリジナル)の役者が出演するという豪勢なものになっているのです。

 1981年に放映終了した「ウルトラマン80」以来25年ぶりの“光の国のウルトラマン”であり、作中でも80が活躍した時代から25年間怪獣が現れなかった世界として描かれています。

 科学特捜隊からUGMまでの防衛隊が存在した世界で、それぞれの怪獣は「ドキュメントMAT」のようにデータベース化されています。




 物語は、宇宙警備隊の名もなき新人(ルーキー)が地球防衛の任を受けて赴任し、防衛隊の一員として、人間としてもウルトラマンとしても友情を育み、共に強敵と戦っていくというものです。


 名もなきルーキーは、地球への道中、異空間(ウルトラゾーン)に飲み込まれそうになっている宇宙船を見付け、助けようとしますが間に合いませんでした。

 その宇宙船に乗っていたバン・ヒロトは、乗っていた貨物宇宙船がウルトラゾーンの重力に掴まった時、父や仲間を救うために分離機能の故障した貨物船部分を、内側から手動で分離させ、乗員の乗った先端部を脱出させて取り残されたのでした。

 自らの命を捨てて仲間を助けたヒロトの行動に感動したルーキーは、ヒロトが自分を見た時に呟いた「メビウスの輪…」を自分の名前とし、地球ではヒロトの姿に変身しました。

 この辺り、「ウルトラセブン」で、セブンが薩摩次郎の姿に変身した経緯に似ています。

 そして、メビウスは、ヒロトの父:バン・テツロウを探し当てて訪ね、ヒロトの最期を告げました。

 ヒロトが「メビウスの輪」と呟いたのは、メビウスが出現する際に見える「∞」がメビウスの輪に見えたからのようです。

 そして、メビウスはテツロウの知人であったGuys(ガイズ)Japan(ジャパン)総監サコミズを紹介されます。

 サコミズは、かつてゾフィーに救われたことがあったので、ウルトラマンに好意的でした。

 メビウスは、今後もヒロトの姿でいることを許され、別れ際にテツロウから贈られた「君の、この星での日々の未来に幸多からんことを」という言葉から、人間態の名前をヒビノ・ミライとしました。

 そして、25年ぶりに宇宙から飛来した怪獣との戦いで全滅したCrew(クルー)Guys(ガイズ)の新隊長として(身分を隠した)サコミズが、新隊員としてミライが加わることとなったのです。




 番組としての「ウルトラマンメビウス」は、主に第2期ウルトラを中心とした世界観を構築しています。

 ウルトラ兄弟という設定もそうですが、ミライとリュウの出会いは、「ウルトラ5つの誓い」がきっかけでした。

 ウルトラ5つの誓いは、「帰ってきたウルトラマン」最終回で出たもので、子供が健全に育つための五箇条といったものです。

   腹ペコのまま学校へ行かぬこと

   天気のいい日に布団を干すこと

   道を歩く時には車に気をつけること

   他人の力を頼りにしないこと

   土の上を裸足で走り回って遊ぶこと

 この4番目の誓いが、「メビウス」では重要なものとなっています。


 リュウは、かつて、“地球を守ってきたのは、防衛チームじゃなくてウルトラマンだった”ことを知って落ち込み、前隊長セリザワから“昔ウルトラマンが地球人に贈った言葉”として、この言葉を教えられました。

 防衛チームがいるからこそ(ウルトラマンに頼り切らず、自助努力を怠らないからこそ)、ウルトラマンは地球を見捨てなかったのではないか、と。

 リュウのショックの理由は、「ウルトラマン」でのイデ隊員の“ウルトラマンさえいれば、自分達は必要ないのではないか”という悩みと同種のものです。

 そんなリュウにとって、「防衛チームが限界まで戦った時にだけウルトラマンが助けてくれる」、つまり人間が必死に戦うことは無意味ではないというのは、かなり大きな意味を持つでしょう。


 「ウルトラマン80」で、UGMを見学に来た子供の“どうしてウルトラマンは地球を守ってくれるの? どうして最初から出てきてくれないの?”という質問に、イトウチーフが「UGMは人事で80ってのは天命なんだ」と答えています。

 「人事を尽くして天命を待つ」という格言を持ち出して、「人間が全力を尽くし、それでも駄目な時にウルトラマンが助けてくれる」と説明したわけです。

 まぁ、これは人間側からの言葉であり、視聴者はウルトラマンが自分を「天命」だなんて考えていないことを知っているわけですが、登場人物の口から「我々はそう考えているんだ」と言ってくれたわけです。

 ウルトラマンに変身する者が防衛チームに所属し、まず人間として戦ってからウルトラマンになるという展開の意義を分かりやすく説明してくれた言葉であるのは間違いありません。

 そして実際、その回では、矢的猛が変身せずにバルタン星人と対峙し、「人間としてギリギリまで努力する!」と言っています。

 それを受けて、『80』最終回では、“ウルトラマンであるが故に”矢的を戦闘に参加させないという流れになるのです。


 奇しくもセリザワは、イトウチーフの「ウルトラマンは天命なんだ」と同じことを言っているわけですが、これが“ウルトラマンの言葉”の解釈として聞かされたわけですから、重みが違います。

 その後、ほかの4つの誓いを聞いて驚いているリュウがラブリーでした。

 あんなやりとりの後で「腹ぺこのまま学校へ行かぬこと」とか言われたら、そりゃあ驚きますよねぇ。




 「メビウス」では、過去作品の名称や設定が結構登場します。

 海を泳ぐツインテール(海老に似た味という設定がある)とか、「ウルトラマン」でイデがバルタン星人に話しかけていた宇宙語とか。

 ほかにも、

  宇宙機雷ライトンR30マイン(出典「セブン」)

  フォーメーションヤマト(出典「80」)

  怪獣墓場(出典「ウルトラマン」)

などなど。

 “ウルトラマン先生”として始まったのに、早々に学校が出てこなくなった「80」について、41話「思い出の先生」で生徒と再会させてみたり。

 特に印象深いのが、レオが登場する34話「故郷(ふるさと)のない男」ですが、それは後ほど。




 番組構成は、大雑把に1クール(3か月)ごとにまとまっています。

 1~11話は、ボガール編。

 地球にやってきたボガールが、自分の食料とするために宇宙から怪獣を呼び寄せたり、地球で眠っている怪獣を目覚めさせたりといった話が続きます。

 25年間出現しなかった怪獣が突然日本にだけ現れるのは、ボガールが呼び寄せていたから、と自然に納得できる流れになっているのが秀逸です。

 そして、ボガールに滅ぼされた星の民の恨みで呪われたハンターナイトツルギを交えての三つ巴の中、ボガールが滅び、ツルギも呪いが解けてウルトラマンの姿を取り戻します。

 ツルギからナイトブレスを受け取ったメビウスは、強化形態メビウスブレイブに二段変身できるようになりました。

 そして、12~28話では、OPのアバンでかつてのウルトラマン達を紹介しつつ、Guysとメビウスが共闘していくオーソドックスなウルトラマンの物語が展開します。

 一方で、ヤプールが復活し、暗躍します。

 29話からは、謎の敵の影がちらつき始めます。

 また、メビウスの正体がミライであることがGuysメンバーに露見しますが、ミライはGuysに残り、Guysの作戦にメビウスが組み込まれているという、これまでのシリーズにはなかった展開を見せます。

 怪獣を呼び寄せていたボガールがいなくなっても怪獣の出現が続く理由、それは、何者かが日本に怪獣や宇宙人を引きつけているからだったのです。

 ボガール自体、その何者かに呼び寄せられた存在だったのです。

 侵略の尖兵たるインペライザーの出現から、黒幕の存在が示唆され、メビウスに帰還命令が出たものの、メビウスはGuysの仲間達との絆で自らバーニングブレイブへの強化変身を身に着け、地球に残りました。

 更に、42話からは、黒幕:エンペラ星人配下の四天王が前面に出てきて、最終決戦へと進んでいきます。

 サコミズがGuysJapan総監であることや、ゾフィーに救われたことがある話もここで出てきます。

 そして、昭和ウルトラシリーズで裏話的に語られ続けてきたエンペラ星人(ウルトラの父と母が出会うきっかけになった戦いの元凶)が最後の敵となるわけです。

 これまで「メビウス」に登場した宇宙人(ファントン星人やザムシャーなど)も再登場しての最終決戦です。

 エンペラ星人の分解光線に対抗するため、メビウスはCrewGuysメンバーと、ゾフィーはサコミズと合体します。ここでメビウスは最強形態フェニックスブレイブになります。

 フェニックスブレイブのメビュームナイトシュートとゾフィーのM87光線を、ファイナルメテオール:スペシウムリダブライザーで増幅してぶつけ、エンペラ星人は滅びました。

 この戦いの後、メビウスはウルトラ兄弟と認められます。

 雑誌媒体などでずっと名前が出ていた宿敵エンペラ星人を最後の敵にしたり、ウルトラマンが総登場したりと、正にシリーズの集大成となる作品でした。

 なお、新たなウルトラ兄弟が加わるのは、「メビウス」が最後となりました。

 その後に登場するウルトラマンゼロは、セブンの実子ということもあってかウルトラ兄弟(・・)には加わらず、そのため、以後のウルトラマンギンガなども加わっていません。

 まぁ、「超ウルトラ8兄弟」なんて映画はありましたけど。あれはタイトルだけで、正式に「兄弟」となったわけじゃありません。




 デザイン面から見ると、メビウスのデザインは、光の国のウルトラマンとしては、相当異質です。

 ティガ以降、カラータイマーの形は千差万別ですが、当時、光の国のウルトラマンのカラータイマーは半球状のみでした。

 今は、光の国のウルトラマンのカラータイマーも「X」型だったり「Z」型だったりとバラエティ豊かなので、この辺りの印象も随分違うと思います。

 光の国のウルトラマンでカラータイマーが菱形というのは、当時、かなりの違和感がありました。

 もっとも、スタッフの後日談によれば、ウルトラ兄弟と並び立たせる前提があったので、誰と並んでも違和感があるようにデザインされたとか。

 なんだそりゃ?


 そもそも、当初は左手首(メビウスブレスの球体部)をカラータイマーにする予定だったそうで。

 アクションの際にLEDの配線が切れたりして安定しないから諦めたとか。

 ウルトラマンビクトリーなんか、手首足首にも光るパーツが付いているので、技術が進歩したってことなんですかねぇ。

 鷹羽、ウルトラマンデッカーの“左胸にあるカラータイマー”にも違和感感じるんで、手首にカラータイマーがあったら、相当変に思ったでしょうけど、

 そんなわけで、メビウスブレスの球体は、赤にしか光らなくなりました。

 このメビウスブレス、あくまで商品用の名称で、本編中では名前はありません。

 設定では、地球に赴任するに当たってウルトラの父から与えられたもので、体に密着しています。「ブレス」とは言っても、ブレスレットではないのです。

 ミライが変身しようとすると、服の上に浮かび上がってきますが、固定用のベルトとかはないんですね。

 光の国のウルトラマンで、変身アイテムが体から外れないのは、メビウスだけのはずです。

 変身アイテムを奪われたり落としたりといった展開も、当然ありません。

 一方で、30話「約束の炎」では、ミライの左手首にメビウスブレスがあるのを見て、「ミライ君の手首にメビウスと同じものが…」なんて言われたりして、ちゃんと存在感出してます。

 前作「マックス」に続いて、変身アイテムが左前腕にある以上、必殺光線にも関わってるわけですが、その処理は大きく進歩しています。

 たとえば、マックスの場合は、変身アイテムであるマックススパークは、右手で持って左前腕に装着します。

 また、マックスの必殺光線マクシウムカノンは、左前腕から発射します。

 これは、商品であるマックススパークのギミックを絡める上で必要な措置でした。

 ウルトラマンに限らず、ヒーローもののなりきりアイテムは、多数派(マジョリティ)である右利きを前提に設計されます。

 戦隊ものの変身ブレスのほとんどが左手首に装着されるのは、通信や変身のごっこ遊びの際に右手で操作することを念頭に置いているからです。

 これは、ブレスが“変身アイテム”として商品化されるようになった「電撃戦隊チェンジマン」のチェンジブレス以降の話です。

 右手首だけに変身ブレスをしていたゴーグルファイブ、ダイナマン、バイオマンでは、変身時にはブレスを掲げるものの操作はせず、通信機として使う際にも単にブレスに話しかけるだけです。

 チェンジブレスでは、ブレス表面が起き上がって武器(ブレスレーザー)のターゲットスコープになる、更に内側が起き上がって通信機の画面になるなど、右手でボタンを押す必要があります。変身自体は操作はありませんが。

 商品では、ブレスレーザーの代わりにミサイル発射機能があり、通信機の画面がデジタル時計の画面になっていて、蓋を開けるとアニメーション付きの時計になるという機能がありました。

 時計機能があるのは、ゴーグルファイブ~バイオマンでは、変身ブレスは「デチョンパ」というキャラ時計として発売されていた名残でしょう。

 戦隊に限らず、ヒーローものの武器関係は、全て右手で操作することを前提に設計されています。


 話をメビウスに戻すと、メビウスブレスは、アイテムとして開き直っています。

 スイッチになっているのが赤い球状パーツで、指先側に回転させると変身、肘側に回転させると光線のギミックが発動するようになっています。

 このギミックをうまく本編での演出に繋げているのです。

 変身時は、指を伸ばして手の甲を正面に向けます。

 この状態から、右手をブレスに添えて下に下ろすと赤い球体が回転し、左手を上に掲げて「メビウース!」と叫んでの変身がデフォになります。

 玩具的には、右手の動作で、ブレスの球体を回転させるわけです。

 ミライの状態でも使えるブレスからのビーム:メビュームスラッシュは、右手をブレスに添え、そこから右手を正面に突き出します。

 玩具的には、添えた右手を正面に伸ばす際に球体を回転させます。

 メビュームシュートの場合は、両腕を胸の前で曲げて水平に重ねます。この時、右手が上にあります。

 ここから両手を左右に広げ、そこから頭上に挙げてエネルギーを溜め、そこから十字に汲んで光線です。

 玩具的には、水平に腕を重ねた段階でブレス先端のスイッチを押して待機状態にし、手を左右に広げるアクションで球体を回転させます。

この辺りの使い方は上手いです。

 マックススパークのように、光線発射をブレスで再現するのではなく、発射シークエンス全体を再現するという方向にしたわけです。

 おもちゃから光線は出ないわけですから、シークエンスの再現によるなりきりを狙ったんですね。

 後は、音の再現性が高ければ言うことなしです。




 ほかに、戦闘機なんかも発売されるわけですが。

 基地であるフェニックスネストも飛行形態になって飛ぶんですよね。

 特撮系で基地が飛行機になる例って、ぱっと思いつきません。

 「地球戦隊ファイブマン」のマグマベースは、そのままの姿で恒星間飛行できたりしますけど。戦闘形態のマックスマグマは、移動はしなかったよなぁ。

 アニメだと、「超電磁マシーン ボルテス(ファイブ)」のビッグファルコンは、ボアザン星まで飛んでいきました。

 「未来ロボ ダルタニアス」のアザルス基地とか「闘将ダイモス」のダイモビックとかは、逆に宇宙船を基地にしているパターンでした。


 で、戦闘機ですが、GuysJapanには、1話でCrewGuysが全滅したせいで、戦闘機が新型のガンフェニックス1機だけです。

 ただ、これはガンウィンガーとガンローダーの2機に分離できるので、現場では2機で戦闘するのが普通です。

 更に、ガンストライカーが合体してガンフェニックスストライカーにパワーアップしました。

 ウルトラシリーズには、ウルトラホーク1号など分離型がいくつかありますが、途中で合体数が増えたのは初めてですね。合体するメカにバリエーションというのは、「ダイナ」のガッツイーグルスペリオル(α号をαスペリオル号に交換)がありますが。

 ガンフェニックスストライカーの場合、合体のほかに、各機の変形があります。

 メテオールの使用によるマニューバモード(円盤系の不規則機動)です。

 「メテオール解禁!」「パーミッション・トゥ・シフト・マニューバ!」というシークエンスははまっていました。 




 前述のとおり、「メビウス」は、過去のウルトラマンの客演ありきで企画された作品です。

 けれど、同じように過去のシリーズの主役が登場する前提の「仮面ライダーディケイド」や「海賊戦隊ゴーカイジャー」に比べると、過去作の踏まえ方が違います。

 どんなウルトラマンが出てきても、Guysもメビウスもいつもどおりです。

 

 過去のウルトラマンの持ち味を活かしつつ、メビウスと絡めている点で、とても上手いと思います。

 「思い出の先生」なんかもそうですね。

 「メビウス」には、昭和ウルトラマンが絡んでのエピソードがいくつもあり、いいものが多いのですが、その中でもトップクラスに好きなのが、先に触れた34話「故郷(ふるさと)のない男」です。

 光線の効かないリフレクト星人を、レオとメビウスがキックで撃破するというわかりやすい作劇ですが、ここには「レオ」の世界観が詰まっています。

 「レオ」1、2話で津波に呑まれた島に墓参りに来るおおとりゲン。

 「お前のその顔はなんだ、その涙はなんだ! お前のその涙で地球が守れるのか!」「お前の戦いは、絶対に勝たなければならない戦いなんだ」という言葉、原典たる「レオ」ではダンがゲンに言ったセリフを上手く持って来ているなぁと思います。

 そもそもレオは、故郷のL77星を滅ぼされて地球に逃げてきたのでした。

 そこで居場所を作り、恋人を得て、仲間を得て、でも戦いの中で失っていく。

 それでも新たな故郷を守るために孤軍奮闘したレオが、故郷をメビウスに託すというエピソードなのです。




 「メビウス」の特徴の1つに、ウルトラマンと防衛チームが共に成長していくというものがあります。

 MATもZATもMACもUGMも、既に作品世界には存在していて、主人公ウルトラマンは新入隊員として加わります。

 「先週まで別の防衛チームだったじゃん!」とか言ってはいけません。

 TACなんか、ナレーションだとまるで超獣出現後に新たに作られた組織のようなのに、北斗と南だけ新入隊員扱いでした。

 その点、CrewGuysの場合、リュウ以外いない状態で、リュウとミライでスカウトして回ったので、リュウ以外全員新入隊員です。

 新人ウルトラマンであるメビウスと、新人のGuys隊員達が、戦いの中でそれぞれ成長し、ゆっくりと共闘関係になっていく。

 その発展として、メビウスがミライだとわかった後、メビウスとGuysが一緒に作戦を立てるようになるわけです。

 OPの歌詞

  初めは誰もヒーローじゃない 違う形のただちっぽけな星なんだ

  ぶつかり合い、励まし合い、立ちはだかる闇を超えよう

です。

 Guysのチーム内も、メビウスも、少しずつ歩み寄り、助け合うようになっていく。

 その先に、友情のファイヤーシンボルをその身に描いたバーニングブレイブがある。

 本来フォームチェンジしない光の国のウルトラマンが、自らの精神力で変化する。

 これがメビウスの奇跡なのです。




 そして、2クール、3クールで登場した宇宙人達が、最終決戦において地球を助けに駆けつけるというのも、昭和のウルトラマンシリーズにはなかった展開です。

 「ティガ」のラストで、それまでのゲストキャラ達の力を結集したように、「メビウス」でも、それまで積み上げてきた絆を繋いでみせました。

  微笑みを繋ぐ世界 絆は途切れやしない

  どんな希望も積み上げながら

  僕らが叶える世界 仲間を信じていたい


 正しく、この時点での集大成でした。


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― 新着の感想 ―
[一言] 「ウルトラマン」と「防衛チーム」の関わりってすごく微妙 「ギリギリまでがんばって」も最後でもってかれるんだからな 意外に「ウルトラマン」居なくてもどうにかこうにか地球守ったりして
[良い点] 戦隊ものや、今ライダーと称している仲間内での殺し合い系シリーズなんかでも過去作のキャラが出ては来ますが、あちらが広告的、商業的な色合いが強いのに対して、確かにメビウスはあの物語の続き、的な…
[良い点] メビウスは僕にとってリアル直撃世代なウルトラマンの一人です(他は、幼稚園の頃にティガ・ダイナ・ガイア、小学生の時にコスモス。メビウスは中学一、二年の時)。 最終回じゃなくて中盤付近でウル…
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