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第Ⅷ譚 幻想郷縁起風人物設定

魂魄桜花


博麗霊那


ルーミア(封印解放)


神玉(黒玉&白玉)


の4人です


『太古から生きる退魔士』

 【魂魄桜花(konpaku ouka)】




【能力】

あらゆる術を扱う程度の能力

【危険度】

極高

【人間友好度】

極高

【主な活動場所】

白玉楼 時々人里


◆◆◆


幻想郷の中で、死者の魂が留まる冥界の主"西行寺幽々子"が住まう白玉楼の調理役兼庭師補佐を勤める男、それが彼、魂魄桜花である。彼については語るべき内容が多いため割愛させていただくが、この幻想郷のあらゆる事に関わっているとされている。


【太古から生きる対魔士】

二つ名にあるように、彼自身は幻想郷が出来る遥か昔の"外"出身者である。紅魔館の主であるレミリア・スカーレット等と同じ地域出身との事。普段は飄々とした態度で過ごしているが、妖怪に関する知識は誰よりも多いらしく、人里に出向いたときは様々な人から相談されている姿が見られる。


そのため人里ではかなり好印象であるが、彼自身後述するとおり人間ではない。噂ではあの八雲紫より長生きで、境界を操る彼女ですら勝てないほどの実力を持つと言う。


年齢としては大体3000年くらい生きていると語っているが、それなりに長生きしている妖怪たちからはそれ以上昔から生きているのではないかと疑いの目で見られているそうだ。


【もう一つの姿を持つ男】


さて、彼を語るにあたり、知っておかねばならないこと。それは彼が後天性のウェアウルフであるということだ。彼がまだ"人間"であった頃に何らかの接触を経て彼は後天性のウェアウルフになったそうだ。ウェアウルフとは人狼のことだが、彼の場合は自ら何重もの封印を施しているそうで、その姿になるのは"幻想郷が滅びるような災厄が訪れた時"との事。かつて八雲紫はウェアウルフ状態の彼と闘った事があるそうだが、当時のことは口を開きたくないとコメントしている


【この人物についての逸話】


・博麗大結界

反対派の無数の妖怪達を退け、当時の博麗の巫女と八雲紫が結界を張るのを助けたそうだ。スペルカードルールがないのにも関わらず多数の妖怪を終始圧倒したという記録が伝承で残っていることから、その強さを物語っている。


【能力について】

彼の能力である"あらゆる術を扱う程度の能力"は文字通り我々が"術"と呼ぶものや"術"と付くものを操る、大変強力な能力である。実質彼に出来ない術はないらしいが、彼は好んで弓術と霊術、魔法を扱っている。"使えること"と"使いこなす"ことが異なるように、彼が一番使いこなせるのがそれなのだろう。


また、彼はもう一つ使える能力があるそうだが、こちらは非常に危険な能力らしく、ウェアウルフに転じた時のみ使えるように封印しているそうだ


【対策】

基本的に彼は人間には無害である。

彼自身、八雲紫と同じく幻想郷を愛する一人であるため、滅多なことがない限り敵対することはない。彼が牙を向くのは幻想郷に敵対する者のみである。幻想郷が破壊されるような事をすれば、彼が真っ先に"本気"で叩き潰しにくるであろう。


機嫌が悪そうな時は同じ白玉楼の庭師である"魂魄妖夢"か主の"西行寺幽々子"を連れて来るといい。彼女たちは彼にとって家族同然であるため、高確率で彼を止めてくれるだろう。



‡‡‡


  『博麗と幻想郷の祖』

   【博麗霊那(hakurei reina)】


【能力】

霊力を操る程度の能力

【危険度】

不明

【人間友好度】

不明

【主な活動場所】

幻想郷全域(ただし現れることが極めて稀)


◆◆◆


不思議な現象や人物の多い幻想郷ではあるが、中でも最も不思議な存在、それが彼女事博麗霊那である。苗字から分かるとおり、彼女は幻想郷の異変解決者でもある博麗の名を持っている。今代の巫女である博麗霊夢氏に聞いてみたところ、なんと彼女は博麗神社の初代巫女であると分かった。


再編纂した当時(2004年時)から考えると約800年近く昔の人物が極々稀に幻想郷のあちらこちらにて姿を見せているなど不可思議な事ではあるが、八雲紫氏を始めとした当時を知る妖怪達は理由を話さないなど、謎の多い人物である。


【博麗と幻想郷の祖】

彼女について記されている文献は少ない。しかし当時を知る賢者の一人である八雲紫氏によると、彼女は魂魄桜花の元で術を学んだそうだ。これが現在の博麗の巫女が使う術の雛形であるという。また、幻想郷の基礎となる秩序を作ったのも彼女であるそうだ。


今でも稀に姿が見られる理由を八雲紫氏に質問してみたところ、現在彼女は仙人と神霊が半々のような状態だと曖昧な口調で説明してくれた。極稀に姿が見られる理由については"自分が愛した地の現在を直で見たいのではないかしら"との事。



【能力について】

これについては完全に文献などが残っていないため、八雲紫氏の話を元に記すことになる。彼女は膨大な霊力を持っており、その制御などは一流だったと言う。特に結界と封印術に秀でていたそうだ。


【対策について】

基本的には無害だそうだ。長寿な妖怪がそろって恐れていることから見て、かなりの実力を持っていると推測できる。ただし八雲紫氏曰く、彼女は幻想郷の要として存在しているらしく、基本的に幻想郷の喧騒に関わることはないとのこと。


‡‡‡


  『闇を統べる永久(とこしえ)の女王』

  【ルーミア(rumia)】


【能力】

闇を統べる程度の能力

【危険度】

極高

【人間友好度】

【主な活動場所】

ルーミアと同じ


◆◆◆


宵闇の妖怪"ルーミア"本来の姿である。ルーミアの頭にあるお札が取れた状態であるらしく、そのリボンは彼女の頭上に浮いている。魂魄桜花氏によると、彼女も幻想郷に必要不可欠な人物であるらしく、普段子供の姿でいるのは本人が望んだからだそうだ。


【闇の女王】

普段のあどけなさは鳴りを潜め、大人らしい雰囲気であり、彼女は闇全てを統括すること出来ることから、この呼ばれ方をするそうだ。この編纂のために、魂魄桜花氏の協力を経て彼女と相対したが、素人の私でさえ脅威と感じる存在感をかもし出していた。


【能力について】

彼女の持つ"闇を統べる程度の能力"とは、普段の幼い姿で使っているような"闇"だけではなく、心の中の闇など、"闇"と定義されるもの全てを様々な条件はあれど、統括することが出来るそうだ。彼女の役目はその能力(ちから)を用いて妖怪の力のコントロールであるらしい。


【この妖怪についての逸話】

まったく持って謎である。桜花氏の話では"外"で国一つ容易く壊滅できるくらいの力を持つ妖怪であったとの話しを得ることが出来たが、それ以上のことは話してもらうことが出来なかった。


【対策について】

普段は幼いルーミアの目を通して幻想郷を見ているようだ。十分すぎる封印でそこまで力のない妖怪となってしまったため、命の危機になったときや、幻想郷が壊滅されるような異変が起きた場合、迎撃のために表に出てくるとか。なので間違ってもルーミアの命を狙う、だとか、幻想郷を壊滅させようだなんて考えないこと。後者の場合はもれなくウェアウルフ状態の桜花氏や、本気の八雲紫氏を始めとした様々な方がセットで付いてくるので間違いなく命を落とすことになるだろう


『博麗に付き従う式』

【神玉(SinGyoku)】


【能力】

資質を見極める程度の能力

【危険度】

不明

【人間有効度】

不明

【主な活動場所】

博麗霊那と同じ


◆◆◆


目撃例が極めて稀な博麗霊那のそばに常に控えている一組の男女、その正体がこの神玉と呼ばれる式神である。神玉というのはこの男女を合わせた呼称で、男性の方が黒玉(こくぎょく)、女性の方が白玉(はくぎょく)というそうだ。博麗神社にとって重要な式神であることなどが、博麗神社の蔵に眠っていた蔵書に記されていたそうで、それを見つけた今代の巫女、博麗霊夢氏の協力のおかげでこうして幻想郷縁起に記すこととができた


【博麗の式】

この一組の男女については博麗神社の蔵書の中の”陰陽式”という項目に記されていたそうだ。内容としては初代博麗の巫女である博麗霊那が自身の補佐にと組んだ式神で、現在の博麗神社の家宝であり妖怪退治には頼れる武器でもある陰陽玉を作るにあたっての試作型、それがこの神玉であるらしい。


【博麗の試験官】

この神玉と呼ばれる式神には一つだけ逸話とも呼べる内容がある。それは博麗の巫女が代替わりした時、その資質を見極め、一度だけ鍛える役目がある、というものだ。今代の巫女である博麗霊夢氏も、一度だけこの式神と戦ったことがあるとのこと。


【能力について】

文字通り対象の資質を見極めることができるらしい。ただし彼らがその見極めた資質を伝えることは稀であるようだ。


【この妖怪についての逸話】

博麗霊那とともに謎が多い。現在分かっていることは、博麗霊那のそばに居るということと、靈異伝と呼ばれる博麗霊夢氏が初めて異変を解決した時に何故か地獄や魔界へ繋がる場所の門番として霊夢氏の前に立ち塞がったということだけである。


【対策について】

博麗霊那と共に行動しているとみられており、姿を現すことが極めて稀。そのため対策と呼べることがない。ただし博麗神社にとっては重要な妖怪であるようなので、手を出さない方が良いだろう。

どうも 遅筆作者ことめーりんです



一言言っておきます



苦情や突っ込みはバンバンどうぞ

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