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第Ⅴ譚 水式黙 設定

○ 渾然一体の魂を持つ風来坊

水式みずのしき しじま

Mizunoshiki Shijima


種族:人間 神

年齢:年齢不明(少なくとも数百歳かそれ以上)

能力:場を調和する程度の能力

   陰と陽を操る程度の能力

身長:172cm

体重:49kg

頭にニット帽を被っている

  

幻想郷が博麗大結界で隔離されるずっと前から幻想郷にいる人物である。

水式 黙は自分でつけた名前で、その前の名前は遠い昔に捨てたらしい。

性格は明るい性格で言葉遣いが敬語のため、礼儀正しいように思えるが、興味があるもの面白いものを優先する傾向があり、例えるなら、八雲紫から少し胡散臭さを消して真面目と人に好かれやすいを足した人柄。困っている人をどうしても助けてしまう性分で、そんな自分のことを偽善者と言っている。

  

時には人里に滞在し料理を作って村人に振る舞い、

時には地底で片っ端から喧嘩を売って暴れる迷惑なのかよくわからない存在。

大きな力を持っているためか、喧嘩は大好きで強い人物を見かけると勝負を挑む。

殺生は嫌っているため、よほどのことがない限り、相手に止めを刺すことはない。

実は、前者の能力を持つため、不安定になっている土地(無縁塚は除く)を安定させるように紫から言われている。

そのため、幻想郷中をふらふらと歩き回っているので、探すのは骨が折れる。

  

種族は人間と神であるが、神と人が交わった子孫などではなく、二つ名の『渾然一体の魂』とあるとおり、神と人間の魂が完全に混ざり合っている魂を持つ。

彼は代々神職に付くことを定められている家系に生まれたが、人としては異常で多すぎる量の霊力を持っていたため、長い間一室に幽閉されていた。そこに、ある日、大国主の分霊が訪ねてきた。出雲にいる大国主がとても消耗して(詳しい理由は省く)いて、このままでは消滅する危険がある状態だった。彼に分霊を宿せば、溢れ出した黙の霊力を受けることで回復出来ると思い、黙を一時的に宿主にしたいという提案をした。彼の両親はこれを通じて霊力をコントロールできるようになるかもしれないと思い、提案を受けた後、彼は出雲に向かい、大国主が宿るための儀式を行った。しかし、そこで思わぬ出来事が起きた。大国主の分霊と彼の魂が混ざってひとつの魂となるという前代未聞の出来事が起こってしまった。間違った儀式を行ったわけでもなく、今でも理由はわからない。容姿は黙のままだが、魂は分霊であり黙が完全に混ざった魂という存在になった。そのため、新たな存在として名前を捨て、今の名前にした。数年の後、回復した大国主から自由を与えられたが、親の元に帰ることためらい、数ヶ月放浪した後、幻想郷に着き、ずっと滞在している。

大国主の分霊と混ざったが、新たな存在と化しているので大国主とは全く違った神となっている。しかし、分霊の特性は残っているようで、大国主と同じ力を行使でき、霊力も自在にコントロール出来ているため、術も数多く使える。紫はこのことを知っているが、安全と見定めたどころか、むしろ有益になると判断し自分の仕事を手伝わせている。

能力について:前者の能力、場を調和する程度の能力はそのとおりであり、その土地であれ、雰囲気であれ、落ち着かせて均衡な状態にする。

後者の能力、陰と陽を操る程度の能力はこの世の根源を司るとされる陰陽を操って性質を変え、火や水の術を使ったり、身体を強化したり、自分の陰陽の気を小さくすることで認識されなくすることも出来る。

もちろん、小さな規模ならすぐに出来るが、大きい規模なら時間がかかり、時には数ヶ月の期間が必要なことも。

ちなみに、魔術と違ってものすごく燃費が悪いが、多い霊力でカバーしている。


武器は持っていないように見えるが、実はニット帽が武器なのである。正確に言うと、ニット帽は霊力が漏れ出さないようにする貯水タンクであり、同時に大国主の持つ太刀、弓、琴などがインプットされており、黙の持つ玉串を媒体に具現化させることが可能。だが、具現化したものは黙が使いやすいように具現化させることができるので、太刀は鞘のない5尺もある大太刀に、弓は和弓と様々な銃に、琴はマイクに具現化させている。弓に関しては、力を一点に集中させたい時は弓を使い、その時以外はショットガンやマグナムなどの銃に具現化させると言った使い分けをしている。



補足


水式黙もまた賢者として幻想郷縁起に記されている人物です。幻想郷にいる賢者の中で唯一の(一応)人間として行動中(基放浪中)の人物。妖々夢で登場したのは西行妖の影響で周囲に歪が出そうだと判断したため。


弾幕勝負よりも肉弾戦を好む人物で不可侵の地底にも自由に出入りできる数少ない人物です。

次の登場はいつになるのやら・・・まあ役目を考えればあの異変時には必ず出るんですがね

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