第8話 特別強化型バトルスーツ
「さあ、みんな、いくよぅ!
3、2、1、レッツグリグリ、グリグリサマー!」
〜あなたのハートにグーリグリ〜
「あさり!」
〜あっちもこっちもグーリグリ〜
「しじみ!」
〜そっちもどっちもグーリグリ〜
「あさり!」
〜にっちもさっちもグーリグリ〜
「しじみ!」
〜グリグリし過ぎて、もう限界、、あっはん!
「うぉ~!!」
7000年、7000年の胸騒ぎ....
グリグリ、グリグリ、グリグリサマー〜
今日も、お店はお友達で大賑わいだ。
モンスター討伐から戻ったあさりとしじみは、何事も無かったかのように、元気いっぱいにステージをこなしている。
風太も、新曲に合わせ新たに考案した、グリグリダンスで盛り上げる。
あっはん!の所で、3人が合わせるちょっとセクシーなキメポーズで、お友達の盛り上がりが頂点に達した。
「長野さん、本当、いろいろありがとう。」
「みんな凄いです。
開店1時間前に帰ってきた時は、あんなにボロボロだったのに。」
「ただのバッタって聞いてたけど、結構大きな殿様バッタだったんで、、ちょっと苦戦しちゃって。
跳躍力が凄くて、、。」
「渚さん、お願いがあるんですが。」
「何かしら。」
「僕も戦いに行かせてください。
みんなの帰りを、ただ待っているのは辛すぎるんです。
荷物持ちでも何でもいいんです。
お願いします。」
ひろしの目から涙がこぼれた。
「長野店長候補さん、、心配かけてごめんなさい。
その気持ち、分かったわ。
訓練を始めましょう。
最初は、後方支援からよ。
安全のため、特別強化型バトルスーツを注文しておくわ。
後で採寸させてくださいね。」
「渚さんっ、、ありがとうございます。」
特別強化型バトルスーツ!?
ひろしは、勝手にあのスーツを想像していたが、それが縄文仕様であることは、想像だにしなかったのだった。




