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仲間探し

 目印としてガルボは信煙弾を打ちながら居場所を知らせる。あらゆる場所から探すアルタたちは瓦礫をどかしながら探し続ける。しかし出てくるのはバラバラになったエイリアンのみ。他の仲間たちの行方が何も掴めない。


「よいしょっと…!」


 一旦疲れたアルタはイスのようになっている瓦礫に腰を下ろすと柔らかい感触に驚いて飛び上がる。その椅子のようなものが動くと慌ててどかして行くとそこにはアルネに覆い被さったファルーラが姿を見せる。


「アルタちゃん酷いよ…!僕だとわかってて座った?」


「それは無い!でもごめんね」


「アルタ、いいタイミングだったよ」


「なんで…?」


「こいつ、誰もいないからって私に性的なことしようとしたから」


「ファルーラくん…最低」


「ただそう言っただけじゃん!!!まだ何もやってない…」


「やろうとしたのは…?」


「事実です…」


 アルタは冷めた目でファルーラを見つめる。アルタのその表情にファルーラは冷や汗が止まらない。


「早く出てきてもらえますか?ファルーラさん…」


「アルタちゃんって…怒ると怖いね」


「アルネちゃんも…」


「今出ます!」


 瓦礫から出てくるといつもの優しいアルタに戻る。するとアルタの背後で瓦礫が動き、ファルーラはアルタの前に出る。


「だーーーー!!!やっと出れた」


「カイ!」


「あ!」


「よかった…」


 カイの後にフルーラとリュウス、シュンサク、グレス、ヘルズを抱えたサンデスが出てくる。


「サンデスくん!!!」


「あ、アルタさん…」


 暗い表情をしているサンデスはボロボロになったヘルズの姿に絶句する。


「なんで…!ヘルズくん」


「ヘルズは…人間じゃ無いから…治らないんだ」


「感じからすると、電源部分が壊れているみたいなんだよ。だから、動かないんだ」


「ここに、グランさんがいれば…!!」


「居るよ〜」


 瓦礫の上から降りてくるグランに全員が喜ぶ。ヘルズに触れると診察をしてくれる。


「大丈夫だよ、これなら簡単に治るよ」


「本当⁈よかった…」


 サンデスは泣きそうになるのを抑えて、頬を叩く。その音に驚いたアルタはサンデスを見つめると遠くの方でわんちゃん?らしき人がが立っているのが見える。


「わんちゃんくん…!!!」


『えっ!!!!!』


 全員がその方向を見るとわんちゃん?は瓦礫の下に行ってしまう。グランにヘルズを任せて、全員はわんちゃん?の後を追いかける。瓦礫を登り、見下ろすとそこにはゼルネアスとジームが眠っている。


「ゼルネアスさん!ジームさん!」


 二人に駆け寄ると二人はただ眠っているだけで気を失っているだけだとわかる。しかしその手はしっかりと握りしめている。


「よかった…二人とも大丈夫そう」


「アルタ、俺とフルーラで二人を運ぶから、残りの人を探してくれ」


「ありがと、カイくん」


 アルタは顔を上げるとわんちゃん?姿は無い。瓦礫を登ると遠くの方でわんちゃん?は歩いている。


「待って!!わんちゃんくん!!!!」



ここまで読んでくださりありがとうございます!!

次回もお楽しみに

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