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GODS  作者: とろろ
2/7

カミサマ

ガロォオオオオオオオオオオ…


夜の闇に禍々しい雄叫びが響く。


周囲は瓦礫の山だった。


きっとこれを見たほとんどの人は、さっきまで…ほんの数時間前までは普通の人がそこで暮らしていて、普通に幸せな生活を送っていたんだなんて誰も思わないだろう。


街を破壊したソレは、虚ろな目でただただ啼いていた。


ソレはある日突然やってきた。


一番はじめに現れたのは、もう千年以上も前。

しかしまだその時はこんなふうに街を襲ったりはしていなかった。

数も、今と昔では比べ物にならない。

むしろ共存していたと考えられている。


でも突然。

そう、本当に突然。


ソレらは人間を襲い始めた。

何も読み取れない炎をその瞳に宿して。


ソレらは「歪み」から現れて、「歪み」に還る。


昔も今も、ソレらの正体はわからないまま。


空間や時空を歪ませるほどの能力を持ったソレらは

「カミサマ」と呼ばれている。

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