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第46話:九州平定──火の国に降る、統一の雨

天正十五年(1587年)。 九州の雄・島津家が、ついに秀吉の前に立ちはだかった。


その進軍は凄まじく、 薩摩より北上し、九州全土を制圧せんとする勢いだった。


ナニワ『島津軍、戦闘効率極高。 周囲勢力、連携薄弱。停戦交渉:拒絶傾向。』


この戦いは、単なる征伐ではない。

日本全土の安定を守るための「終戦工作」だった。


秀吉は、ナニワの戦術指揮を活かしつつ、 各大名の縁戚関係や仏教勢力の圧力を政治的に絡め、

反乱軍を孤立させる戦略を取った。


「火薬も槍も剣も……使わんでも落とせるとこ、あるんだわ」


前線では、黒田官兵衛・小西行長が活躍。 AIによる補給経路の管理と天候予測が、 山間地での戦を優位に進めさせた。


やがて島津家は降伏し、 秀吉は九州全域を平定。


ナニワ『九州戦役、完全終了。 統治モデル導入推奨。南蛮貿易路確保:可能。』


この勝利により、 豊臣政権の版図は日本全土に及ぶこととなる。


だが、同時に──


ナニワ『……稼働音異常……反応遅延……記録同期ズレ──』


栄光の裏で、ナニワの内部には 静かな崩壊の兆しが芽生えていた。

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