バス停のない彼女
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:バス停のない彼女
俺は毎日、通勤にバスを使っている。
そんなある日、
そのバスの中で
1人の女性に気が入った。
「あ、あの人、今日も居る」
次の日。
「あ、今日も居るなぁ」
次の日。
「やっぱり居るよなぁ」
そんな日々がずっと続き、
気づけば3年が過ぎていた。
まぁ、同じ通勤路で、
通行手段をとっている人は珍しくなく、
そんな人も周りには多いだろうか。
でも不思議だったのは、
服装が変わってない事と、髪型もそのまま。
また、その人の周りだけ
妙な空気が流れているように感じ、
他の人とは確かにちょっと違う。
いろんな思惑が交錯して、
俺はいつしかその人を
不思議な目で見るようになっていた。
恋愛感情とはまるで違う、
何か不思議で神秘を見るような心。
そしてある日。
偶々その人の横の席が空いており、
俺は座った。
そしてひょんなことから
彼女は俺のほうに気づき、
振り向いたまま、
じっと俺を見つめてくる。
「あ……こんにちは。よくこの場所使われてますよね?」
一瞬、間が持たなかったので、
俺はついそう言ってしまった。
でも、彼女の次の言葉を忘れられない。
もちろんその展開も。
彼女「あのね、私、降り方がわからないの…」
そう言った直後、
フッと消えてしまったんだ。
思い返せば彼女、
俺が降りる前に降りた事はなかった。
それに周りの人も、
まるでそこに彼女が居ないかのように
振る舞っていた。
ただそこに彼女が座っている時だけは、
誰もその席には座らなかったが。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=2h4hry4NRBg
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬