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第38話 再びピンチが!?

 それから僕は、ももっちにズボンを貸してあげ、ももっちは即座にズボンを履いていくのであった。


 そして一息つこうとした時にふうちゃんとゆりちゃんが戻ってきた途端、二人とも顔を真っ赤にして僕の方を見つめた。



「遅くなってごめんね。って。まーくんどうしたの?その格好! 」


「違うんだよ!ももっちの替えのスカートが破けていて困っていたから貸してあげただけだよ」


「そうなんだね。ビックリしたー! 」


 ゆりちゃん「私もビックリしたよ! それなら仕方ないよね」


 するとふうちゃんは、気を取り直して嬉しそうにしながら報告する。「着替えの方、一式借りれたから今からシャワー室で着替えてくるね」


「分かった!急ぐなよ」


 一方、ゆりちゃんは困った表情をしていた。


「私も一応着替えは借りれたんだけど、パンツだけが借りれなくて… 」


 僕は、ゆりちゃんにサインを出しながら自分の鞄を持ってももっちに一言伝える。


「ちょっと我慢してたんだけど、やっぱり自分のパンツも濡れてるからトイレ行って着替えてくるわ」


「分かった! でもゆりちゃんまでついていこうとしてるけど、どうしたの? 」


 危ないと思ったので、僕は、ももっちに話す。


「ももっちは、普通にトイレに行くみたいだから」


「そうなんだね!分かった」



 それから僕は、ゆりちゃんをそっとトイレに連れていき戸を閉めるとゆりちゃんは、顔を真っ赤にしながらこう話してきた。


「トイレに私を連れてきてどうしたの? もしかして私とここでHするつもりなの? 」


「違うよ! そんなことしません!じゃなくて困ってるみたいだったから丁度予備に一枚とまだ、ゆりちゃん身体が濡れてるからタオルもセットであるから良かったらどうかなって…」

「やっぱり私たち裸の付き合いをしただけあって私が助けてほしいところを分かってくれるね」


「ゆりちゃん、裸の付き合いって言う言い方は止めてくれないかな?生々しく聞こえるから。ただ、僕は、この部の他のメンバーやゆりちゃんには辛い思いや恥ずかしい思いをしてほしくないって思っているからね」


「いつも本当にありがとう!大好きだよ!もし、まーくんがパンツで困ったことがあったらその時は私のを貸してあげるからね」


「それはお気持ちだけにしておくわ。 それじゃ後はゆっくり着替えてね。僕は、先に部屋に戻っておくからね」


 こうして僕は、二人の女の子を助ける事に成功したのである。

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