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第18話 ステップアップ

 それから2週間後、早川先生考案の絆部とメンバーのお陰で、今までは先生に車で送ってもらっていたが、自分で歩いて登校してみたいと思うようになり、職員室に早川先生がいたためさっそく話してみることにした。


「早川先生、少しよろしいでしょうか? 」


「あっ、白鳥くんどうしたの? 」


「実は、明日から歩いて登校してみたいのですが、早川先生はどう思いますか? 絆部に入って約1ヶ月になりますし、ステップアップしてみたいんです」


 すると早川先生は、1年2組の連絡簿を持ってきてふうちゃんとゆりちゃんの家の場所について調べ始める。


「普通に登校するってなっても一人だとリスクが高いから、それなら冬海さん家からだと白鳥くんまでの家は距離が遠すぎるので、白鳥くんの家から50メートル先にある三上さんの家があるから三上さんと一緒に登校したらどうかな? 」


 この時僕は、ふうちゃんの家と50メートルしかない距離について驚いた。


「え?50メートルしかないんですか? 」


「そうなのよ! 意外だったでしょ。それに冬海さんもまーくんに興味ありそうだけど、私のみた感じでは最近女の子っぽさを感じる三上さんの方が興味津々(きょうみしんしん)って言う感じがしてるからね」


「先生まで、まーくんって呼ばれると恥ずかしくなりますよ」


「先生だけ白鳥くんじゃおかしいなって思ったからね」


「言われてみればそうですね」


「それじゃこれからは、まーくんって呼ぶからまーくんは、これから先生の事は、めいって呼んで良いからね」


「それは出来ないですよ!立場的なものもありますから」


 すると早川先生が職員椅子から立ち上がった。


「ちょっとこっちきて」


 僕は、言われた通り移動していくとその着いた先は、誰もいない図書室だった。


「先生、いきなりどうしたんですか? 」


「いいから中に入って」


 そして中に入っていき図書室の戸を閉めるといきなり僕に抱きついてきた。


 早川先生にいったい何が!?


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