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【魔王ラララ/スノー・サウスフィールド】魔王襲来! その実態は国家主席?! #ララアリ 対談バトル!! 【アリス・ガーゼット】





タイトル:

【魔王ラララ/スノー・サウスフィールド】魔王襲来! その実態は国家主席?! #ララアリ 対談バトル!! 【アリス・ガーゼット】





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『こんにちはー。

 秘密結社セヤロカ―ちゃんねるなのじゃー。


 ワシは世界最強の錬金術師!

 青き稲妻にして秘密結社セヤロカーの総帥!

 アリス・ガーゼットなのじゃ!


 はい。


 みんなワシを崇めるのじゃ


 Yes! High! Dark!!』


もものに「せや!」

どこかの誰か「せやろか?」

武田信玄「せやなぁ」

………



『そして、ちなみにいまワシが抱いとるのは、

 ワシの相棒であるルーミートの魔人ロダンくんなのじゃ。


 ほれ、挨拶するのじゃ』


『ロダン「るー(もういやだー)」』





ロダンだいすき:抱いて―

親衛隊:ロダンちゃーん! すきすきすきー

………………

………





『今日はスペシャルゲストをお招きしておるのじゃ!

 やっぱり配信といったらコラボなのじゃ!


 なんと今日はお二人に来てもらっておるのじゃ!

 それではお呼びいたしましょう!


 某国の首相! 《怠惰之魔王たる》魔王ラララと、

 カウンターパートとして呼んだスノー・サウスフィールドなのじゃー!』



花山椒「!?」


どこかの誰か「なんだとー-」


武田信玄「やばすぎるにも程があるだろうッ」


里人B「


  ( ゜д゜ ) ガタッ


 個人ちゃんねるに魔王と王族て――」


ロダンだいすき:抱いて―^H^H^H^Hこの表示は削除されました。



………………………

……………

……



『スノー「こんにちはー」

 ラララ「どうも」

 ロダン「るー(誰かタスケテ―)」


 いやー。なんか最近、オークションとかの話ばっかりでこっちのアクセスが減っているじゃろう? なにか新しいことをしないと視聴回数が増えないと思ったのじゃ。


 ラララ「たかが視聴回数のために呼び出される魔王っていったい……」

 スノー「というか、わたくしここにいて良いのでしょうか?」


 OK、OKなのじゃ――

 それでは今日の雑談のテーマいってみましょう!


 めざせ! 経験点1億点!?

 なんとかして得られる経験点を増やそう対談バトルぅぅ!


 ラララ「そんなのはありません」』






里人B「( ゜д゜ ) ガタッ」


村人Bすぱな「\(^o^)/\(^o^)/――」


…………………

…………

……





『まずは定番のやつやってみましょう。


 マシュマ〇来てたのじゃ。


「コラボをするに至った経緯を教えてください」


 スノー「経験点に目が眩んでEXPアッパーを作らせました」


 ラララ「変なもの売っていたのでクレームを言いにきました」』



たろう「おぃ!」

ターボ「経緯が、経緯が酷い」

さとう「クレームって」

……………

………



『しかしなんで経験点こんなに少ないのですかね。


 モンスター退治にしたって、ゴブリン1匹経験点1点とか少なすぎると思うんじゃが。そのへんラララ的にどうなんじゃ?


 ワシとしてはぱーっと景気よく一億点くらい作って世界に配賦したいくらいなんじゃが……


 ラララ「ニンゲンに与える経験点は少ない方が良いに決まってるだろう! 私は魔王だぞ。レベルを上げたら討伐される側だぞ。討伐対象はアリスもだ。アリスには魔人としての自覚が足りない」


 うーむ。そういう視点は新鮮なのじゃ。


 スノー「アリスさんてば――あ。このちゃんねるだと総帥か――は、もともと、おいしいご飯が食べたいってことでEXPアッパーを売りにしたんですよね」


 そうじゃ、遊ぶカネが欲しかったのじゃ。


 スノー「それなら供給量を減らして値段を釣り上げた方が良くないでしょうか?」


 ワシはもっと供給したいのじゃ。

 どうせ配るならもっとー、目立ちたいのじゃ!


 ラララ「ふむ。知らないモノもいるだろうからここで説明しよう。

 そもそも、この世界はゲームとインターネット上に作られた仮想世界なのだよ。そのゲームとはオーソドックスな勇者と魔王の物語だな。もともとウィンドウシステムはその勇者と魔王のために作られたのだ。――であれば、MOBである視聴者が得られる経験点など、少ないのはある種当然なことであろう?」


 ならばモンスターがリポップ(再出現)しないのはどういう理由なのじゃ? ゲームであるなら、時間経過でリポップ(再出現)しなかったら面白味がないじゃろ?


ラララ「それは勇者によって邪神が封印されたからだな。ある種のゲームオーバー状態だ」


スノー「あれ? この異世界の物語は既に終わっているのですか?」


ラララ「前代の魔王と邪神が勇者によって封印された。その勇者も老衰で死んでいる。終わりでなくてなんだというのだ?」


 ――でも今も異世界転生は続いているのじゃ。


ラララ「魔王がいないから勇者は必要ない。そうなると勇者が産み出されない。すると、『勇者産みだしちゃうよエネルギー』はこの異世界に留まり続ける。すると余剰エネルギーがほどなく発生し、勇者候補の異世界転生者を大量に送りつけてくる。現状はこんな感じだ」


スノー「なるほど。この世界に急激に異世界転生者さんが来ているのはそういう理由なんですね」』



もものに「これ、聞いていて大丈夫なのか? 異世界の根幹に触れている気が……」

どこかの誰か「せやろか?」

ばるさみー「せやせや」

村人Bすぱな「だれも『勇者産みだしちゃうよエネルギー』に突っ込まない件」

………


 スノー「ならば、邪神の封印を解けばリポップ(再出現)して万々歳なのでしょうか?」


 ラララ「さすがにそれはないと思うぞ? 王族の言うことか?」


 ――あぁ、恐ろしや。邪神の封印を解こうとしておるのじゃ。



 ロダン「るー(こえー)」』



村人Bすぱな「やめてー」

右腕「雷神が目覚めるのか? 目覚めるのか?」

………



『ラララ「もちろん解いたらそりゃぁ、リポップ(再出現)するだろうが、勇者も出現するようになってEXPがほとんど勇者に集約するようになるぞ。そういう風に作られたゲーム世界なんだから」


 集約? そんなことできるのか?


ラララ「例えば主人公だけに経験点倍率x10とか、やたらもてるとか、そういったもろもろの設定が《勇者》には付いてくるわけだ。お前は『小説家になろう』を読んだことは無いのか? そういう設定はありふれているだろう?」


 なるほど。

 ところで、そんなラララに質問なんじゃが。


ラララ「なんだね?」


 ラララは魔王なのに何で生きておるのじゃ?

 魔王ならば本来勇者に討伐されておるのが普通じゃろう?』


ラララ「ふふん。私の代の勇者は私が懐柔して酒池肉林に沈めたからな。

 100年かけてちくたくちくたくと老衰にして倒したのは私のひそかな自慢だ」


スノー「酒池肉林って……。ナニをやっているのですかその勇者は。だいたい想像は付きますが」


ラララ「あれ知らない? うちの代の勇者はお前の所の先祖のハズだぞ。なぜにスノー・サウスフィールド自身が知らないのだね。一応、エセ大日本帝国とゴーストラリア魔王国に外交関係があるのもその縁なのだが」


スノー「知りませんでした」


ラララ「ま、何百年も前だからねぇ……」』



里人B「( ゜д゜ ) ガタッ なん、だと……」

記者C「おいおい、なんか一面記事になりそうな情報が、このちゃんねるポンポンでてくるんだが――」

村人Bすぱな「( ゜д゜ ) この顔文字なんか良いな」

里人B「( ゜д゜ ) ガタッ」

どっかの誰か「せやろか?」

……………………

…………


スノー「あぁ、だからなんですね?」


ラララ「? だから何?」


スノー「わたくしがレベル3になって、初めてスキルを取ろうとしたとき、虹スキルに《勇者》スキルがあったんですよ。それって、祖先に勇者がいたからなんだなって――」


ラララ「おぃ! それマジか!!?」


 それって……。まさか―――


ラララ「あぁ、まさかだと思うぞ」










ラララ「当代の魔王が復活している――」』





里人B「( ゜д゜ ) ガタッ なん、だと……」

記者「ス、スクープだ! 急げ!」


……………………

…………





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