vs高級車
ノリで書いてしまいました。
後悔はしてないです。
駄文失礼させていただきます!
「どこだ...ここ」
まずは自分に起こったことを整理しよう。
俺は高橋創也17歳高校生。・・・嘘ですニートです。
だが完全に家から出ないわけではない。
そう、今日俺はお気に入りのラノベを買いに行ったのだ。
そしてその帰り道、横断歩道を渡ったんだ。
その時、そうだ思い出した。
俺は信号無視したプリウスにひかれてしまったんだ。
だとしたらここはどこだ。
美しく幻想的な空間だ。
例えるなら天界っぽい感じだな。俺は死んだのか?
だとしたら車にはねられてそのまま異世界行ったちゃいましたー。的な展開がよかったな。
そんなことを考えていると急に
「はーい。そこの豚ニート、あなたには異世界に行く
権利が与えられましたー。はい喜べー」
なんだこいつ。俺を豚ニートだと。
ニートは事実でなんも言えないが、豚に関しては訂正したい。
豚とは筋肉の塊だ。デブではない。これはわりとみんな知ってることだろうが。
俺は筋肉なんて全然ないし、かといってデブではない。普通に痩せている。
だから決して豚ではない。
俺と豚を同一視するとは何事か。
豚さんに失礼だろ!言ってて悲しくなってきた。
やめよう。
てか放置してたがこいつは結局誰だ?
「私は女神様だぞ。ヒキニート君」
いちいち失礼だなこの自称女神。
てかこいつ人の心読めるのか。キモい
「そりゃ女神様だからね。それくらい簡単さ。
にしても大概君も失礼だよ。心読めるの分かってな
がらキモいとか思うなんてさ。
まあプリウスに轢かれたダサダサ高橋くんは
社会不適合者だからねー。大目にみてあげるよー」
マジこいつうざい。死んでしまえ。
なんで俺はこんな奴と話してるのだろうか。
「それは私が君を殺してここに呼んだからさ。
そして君は異世界に送られるんだ。
嬉しいだろう。感謝したまえ」
まあ生前は異世界に行ってみたいとかよく思っていたが。チートスキルとかくれんのか?
じゃないときついぞ。
「それは安心したまえ。もちろんチートスキルはあげ
よう」
それならなんとかなるだろうか。
というかさっきなんて言ったこいつ。
俺を殺したって言ってたくね?
「そうだよ。
何年かに一回、異世界がピンチ!ってなったときに
この世界の人を送らないといけないんだけど、
最も適正な人物が日本人のニートたちなのさ。
だって君らは異世界に憧れてるから、
異世界送ってもすぐ順応できるし、そのまま日本で
生かしていても利益はないからね。
殺してもノー問題。たまには役にたつんだね!
そんなニートの中から選ばれたのが君!
ニートオブニート。ここに呼ばれても対して驚いて
ないし、適任なのは明らかだろう?」
うっぜぇ。だがちょっと納得してしまった。
それも腹立つ。
「というわけで行ってらっしゃーい。
お前みたいのとあんま話したくないから
負けるんじゃないぞ」
いきなりかよ!
というか最後まで嫌味言いやがってクソ女神。
「ふざけんじゃねぇー!!」
そう叫びながら俺は異世界へと飛ばされた。