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 円【まどか】の祖母の梅子は怖い顔で

猛のことを睨み付けながら、


 「奴【梶原】を倒したいなら、ここで修行をしなぁ!」


 というと猛も怖い顔で梅子のことを睨み返しながら


 「修行! 望むところだ!」


 と言い返すと梅子は憎たらしそうに微笑みながら


 「なら、付いて来なぁ!…… 円【まどか】、お前もだ!」


 というと猛らを屋敷の裏にある、洞窟が

ある場所に連れて行った。

 梅子が猛を連れて、洞窟内を進み、異様に暑い扉の前まで

やって来ると


 「ここの中で修行をしなぁ!……」


 と言い、梅子がその扉に手を翳すと


 ギィー……


 と重い音と共に扉が開いた。


 そこには地面からもろにマグマが吹き上がっている

灼熱のような場所だった。

 猛が目の前に広がっている光景に脚がすくみ、

戸惑っていると


 「さっさと入るんだよ!……」


 と猛のことを脚蹴りをし、その灼熱の部屋へと

押し込むとさっさと重い扉を閉めた。

 梅子から押し込まれたマグマが吹き上がっている

洞窟の中で猛がどうして良いのかわからず、

戸惑っていると


 「良いかい! その奥にお前の力を上げる

宝玉がある。 生き残りたいなら、その宝玉を取ってきなぁ!」


 梅子は猛にそう声をかけた。

 梅子は猛にそう言った後、一緒に付いて来た円【まどか】に


 「今度はお前さんだ! 付いてきなぁ!……」


 というと猛と同じように円【まどか】を何処か、

別の場所へと連れて行った。


 猛は目の前に広がる地獄のような光景を見ながら、


 『こんなの無理だよ!』


 と思ったけど、突然、猛の頭の中に

憎たらしいバルキリーの姿が浮かび、


 「しょうがないなぁ…… 行くか!」


 と呟くと目の前に広がる地獄のような光景に向かって、

歩き出した。


 一方、円【まどか】は祖母の梅子に同じ洞窟内の

真っ白な空間へと連れて来られた。


 「良いかい! お前はここで精神統一をするのだ!」


 梅子はそう言うと、その真っ白な空間に円【まどか】を

一人残し、その場を立ち去った。



 3日後。 


 梅子が猛を閉じ込めた洞窟の扉の前に立っていると


 ゴォー…… ゴゴゴォー……


 と音と共に扉が震動し始めた。

 だが、梅子が扉に向かって、念を込めると

その扉の震動は収まった。


 しかし、次の瞬間……


 ドカーン!


 と音と共に扉は粉々に吹き飛んだ。

 そして、その扉の向こうに立っていたのは

ボロボロな姿の逞しくなった猛の姿だった。


 「ババァ! これで良いのか?……」


 猛はそう言うと梅子に向かって、手に握り締めていた

真紅の玉を投げた。


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