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 6

 突然、自分の張った結界が揺れたのに驚いたまどか


 「な、なに?……」


 と後ろを振り返ると半分、怪物に変化した猛が

鉤爪のような手でまどかが張った結界を打ち壊そうと

怖い顔で結界を叩いていた。


 「な、なに?…… さっきの子なの?……」


 まどかは半分、怪物に変化している猛を驚いた顔で

見詰めていると


 ビリビリ……


 とまどかの張った結界にひびが入り始めた。


 「おい。まどか どうするんだ!……

このままだとこの結界は長くは持たないぞ!」


 ゴンザレスは今にもまどかの張った結界を

打ち破ろうとする半分、怪物の猛を見ながら、

まどかにそう言った。

 地面の中を移動しながら、まどからのことを

狙っていた怪物の事をやっと、捉えたまどか


 「つ、捕まえた!……」


 と言うと巫女服から霊符を取り出すと地面の中を

移動している怪物に向かって、その霊符を投げ付けた。

 だが、次の瞬間、


 パリン……


 という音と共にまどかが張っていた結界が

ガラスが砕け散るかのように砕け散った。

 その瞬間、地面の中に移動していた怪物が

地面から飛び出し、まどかに目掛けて、襲い掛かった。

 だが、半分、怪物に変化した猛がその化け物へと変化した手で

まどかに襲い掛かろうとしている怪物を一撃で殴り仕留め、

跡形もなく、焼き払った。

 怪物がいなくなると猛は再び、元の姿に戻り、力を使い果たし、

その場に倒れ込んだ。


 猛が気が付くと自分の部屋のベットに寝かされていた。


 『またかぁ……』


 猛がそう思いながら、何気に横に目をやると

猛の事を睨みつけて座っている巫女の姿をした

円【まどか】がいた。


 「な、なんでお前がここにいるんだ?」


 猛は自分の横にいる円【まどか】に驚き、

寝ていたベットから飛び起きると円【まどか】は

大きなため息を付きながら


 「何もおぼえていないの? はぁ……

そんなことより、一体、貴方は何者?」


 と猛に訊いた。


 「さあ…… 一応、人間だと思うのだけど……

何だか、化け物を退治する役目に選ばれたみたいで……」


 少し落ち着いた猛は円【まどか】にそう言った。

 円【まどか】は部屋の中にいるバルキリーを

睨み付けながら

 「それはウソよ! コイツが 化け物らの中で一番に

なりたいだけよ! 本当は……」


 と言い、猛に本当な話を話した。


 「これでわかったでしょう! だから、コイツを封じて

良いでしょう?……」


 円【まどか】はそう言うと着ている巫女服の中から

霊符を取り出すとバルキリーにその霊符を向けた。


 「相棒。助けてくれよ!……」


 バルキリーは慌てて、猛の後ろに隠れると

ガタガタと震えた。

 バルキリーに霊符を向けている円【まどか】に


 「ちょ、ちょっと待ってよ! 話はわかったけど……

まずはあの化け物らをどうにかしないといけないんじゃ?」


 と言った。

 それを聴いた円【まどか】に猛の机にいたゴンザレスが

大きな欠伸をしながら

 

 「それはそうだ! その子が言うのが正しいよ! 

円【まどか】」


 と言った。


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