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Eternal wish   作者: キッド
序章:始まりのようで、終わりのようで<始>
9/83

散る聖騎士、アルスの最期。

未だ計り知れない力を持つ魔王、ユウ。


闘いは終盤。  その力を見せるのだろうか?

「たとえば、温度が解りやすい例えだなぁ。 温度も、上限はカギリネェが、下限はカギリがあらぁ。 だいたい、そのシステムが全ての攻撃うちけしてたぁら、今頃はテメェらが世界をのっとってんだろぉがぁ。」


……。

最早、返す言葉も無い、その男はまるで動かない模型、いや、動けない模型のようになってしまった。

だが、白銀の少年は、


「さぁ、早く続きをやろうぜぇ。 こっちは久しぶりの外界で、身体がうずうずしてんだぁ。」


……。


「ふふっ。  私ももう終わりか。  案外早かったものだな。」


一介の兵士にすぎなかった私に、光を与えてくれた少女。  それが梶原。


彼女を守るためにと、国を守るためにと、頑張ってきたはずが、今では国に信頼されず、殺しの対象が、守りたかった少女か。

……人は変わるものだ。


「良いだろう。  わが名は、アルス・クロスワード。  元聖騎士、四聖剣がうちの一人。

魔王、貴様を倒すべく、私は、私の命、全てをかける!!」


……再び、戦闘態勢に入る、アルス。 死を覚悟した男の眼だった。



「御託はいいから、早くかかってこいよ。  こっちはうずうずしてんだ!!」


ちっ。  ……俺はいつも悪者の位置だなぁ。  誰かを守る、か。

……いつかは言ってみたいセリフだな、おい!!


アルスは、突撃するために、足で能力を使い、地面を風の力で蹴りだし、一瞬でユウの懐に入る。

だが、瞬間に、ユウの眼は赤く光りだし、アルスをとらえる。


「ぐっ!!」


アルスは、一歩も、いや、身動き一つできない。

何かに縛られているみたいに。


「言ったろ?  おれはユウみたいに優しくない。  だから、殺し合いを引き延ばすこともしねぇ。

……まぁ、あっけなかったがな。」


ユウは右手を構える。


「あぁ、そうそう。  唯ちゃん、だっけか?  もうちょい離れてないと、危ないぜぇ?」


 魔王は唯が気になったのか、唯に下がれと、そういった。

唯は名前を呼ばれると、どこかなつかしく、落ち着くようなかんじだった。


「俺が倒れたら……まぁ、遊をよろしく頼むわぁ。」


ニコッと微笑みかけるユウ。魔王はやさしく、そして、どこか名残惜しそうな声で唯に言うと、唯は不思議そうに、


「……貴方はいったい……。」


とつぶやいた。 魔王はその言葉が聞こえていたが、返答はせず、ただ、


「……またな。ユーイ」


「!?」


といった。

そして、また戦闘の目にもどり、


「じゃぁなぁ。英雄。  あんたは、末代まで語られる、最高の男だったぜぇ。」


そういうと、ユウは一気に、オーラを爆発させる。

あたり一面が消し飛び、耳が張り裂けそうな爆発音をあげた。

……そこには、遊ただ一人だけが倒れており、男の姿も、魔王の姿も消えていた。

……横にあった建物が消し飛ぶという爪痕を残して。



ついに……戦闘が終わった!!!


いやー、中々、大変でした。  下書きが消えるというハプニングが起こりまして。  かなりのアドリブが(ToT)/~~~


でも、良いシーンになったのではないかと思います。


しかし……ユウは強いなぁ(笑)  自分で作ったキャラですが、私の想像のはるか上をいっている気がします(・。・)


このユウという主人公、見てわかるとおり、奥が深いキャラクターです。

まだまだ秘密が多いですし、時には、変態なんじゃないかと思うところも?


まぁ、とりあえず、ユウは置いといて(笑)


アルスにいきましょうか。  このキャラクター、実はアドリブでついた名前を使用していますww  下書きでは、ひたすらに、アサシン、と呼ばれていました。


とまぁ、かわいそうなキャラなのですが、初めて、正義の為に闘った男、ですね。


ユウは、正義のためというよりは巻き込まれているし、不知火は……ネタばれなので言えませんが、正義感の為ではありません。


若いころに励まされた唯の為、自分を信頼してくれた国の為にと、何ともかっこいいキャラです。


とまぁ、こんなところですかね。  いずれは、キャラクター投票で、アルスが上位に入ることを期待しています(●^o^●)


それでは皆さん、ごきげんよう。

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