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Eternal wish   作者: キッド
36/83

……への布石。1

物語も前半が終わり、中盤に突入。

ここから何が起こり、何が解って、何が解らなくなるのか?

……それはそれぞれの行動次第。

一国を統べる王者たるもの、すべき未来を決められずして王者とは名乗れず。


長きにわたり、この地球は小さな国々に分かれ、各々の文明を作り、小競り合いが絶えなかった。

そのため、事あるごとに国は姿、形を変えてきた。


だが、それは小さな出来事にすぎない。変えた、とはいえ、それは国単位の話に過ぎず、地方や大陸から見れば、比べものにならない

二百年前のこと。

この地球に、神と魔王が舞い降りた。

これらの人外的生物?はそれぞれ別の場所に降り立ち、王者を三名、つまり、この地球は三つに分けた。

神によって創られた、ヨーロッパ、アフリカ、アジア(日本を含まない)、オセアニアを統べる聖騎士勢力(天使)。


魔王によって創られた、北アメリカ、南アメリカわ統べる暗黒騎士勢力(悪魔)。


そして、魔王、神の侵略に対し中立という立場をとり、臨機応変に対応してきた日本の中立勢力(人間)。

一見、簡単な世の中に見える。

確かに、小さな国々に分かれている時よりも生活は楽であることは否定しない。

文明の違いによる地域紛争や、カルチャーショックがないということ、何より資源が多いということが素晴らしい。


今までに問題だった先進国と発展途上国の差別問題も解決された。


そういったことも含めて、全世界の人々はより、豊かな生活をおくれるようになっていった。


……いや、全世界ではない。 訂正しよう。

一部を除いて、だ。


生活が良くなる、豊かになることは、逆にいえば、トップに立つ者の力が必要不可欠となるわけだ。


それは、小さな国々をまとめる大統領や王、ましてや総理大臣等とは比べもの荷ならない程の能力が要求される。


それもそのはず。

前の《王者》達は、国単位の政治をしていたのに対し、今の《王者》達は大陸単位なのだ。

加えて、内政だけでは終わらない。

平和協定が結ばれているとはいえ、神と魔王は相容れないもの。

いつ、戦争が起こるかも解らない状況の中で、情報収集、戦力確保等が怠れない。

これに苦しんでいるのは、人間勢力が一番といえるはずだ。

なにせ、他の国より、小さ過ぎるのだから。


さらに無視できないのは、己の戦闘能力。


むしろ、これが一番必要と言っても過言ではない。

なぜなら、昔の《小さな》国でも、多くの革命が行われたのだ。

王に力がないと見られれば、すぐに革命は起きる。それは国が大きければ大きいほどだ。


それ程、今の王者達の能力は凄いのだ。



そして、その能力とは才能、時間、オーラによって左右される。


才能、オーラというものは生まれつき決められるもの。

そこはどうしようもない。

問題は時間。

最初に説明したが、王者とは未来を常に決めた状態でなくては、王者と名乗るのには相応しくないのだ。


つまり……お解りだろうか?


王者とは、常に未来を決められているのだ。 生まれたときから、ずっと。


放棄など出来ない。

それは、国の崩壊を意味するのだから。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



時間。

それは生物にとって、とても大事なもの。


時間。


それは生物が得られるものを、くれる大事なもの。


時間が決められた人生など、生きる意味があるのだろうか?


いや、俺の場合は´未来´かな?


人が生きていく上で、一番大切なのは、未来ではないのか?


例えば、過去。


人間は過去から学ぶものがあるとはいうが、そんなものあるのだろうか?


あの時、ああした時の感覚はどうだったか?

あの時、どうすれば良かったのか?


そんなもの、すでに身体が覚えている。

得ている。


次は現在。


時間が止まったとしよう。

自分も他のものも。


……。


得られるものなど無い。

むしろ、現在など無いにひとしい。


動いている現在は、未来といえるはずだ。


そして、未来。


そう、未来は得られるものしかない。

なにが起きるか解らない。

予測がつかない。


……いや、だからこそ、解らないからこそ未来は得られるものしかないんじゃないか?


その考えは、きっと正しい。


だが、受け入れたくも無いのも事実。


受け入れてしまえば、俺や彼女、いや、人間達はこの先に生きる意味を見出だせないことを意味するのだから。

ただ、それが正しいと、未来がないなら、生きる意味すらないと、そう想ったからこそ、今の俺やアイツが生まれたんだ。

全否定はしない。


……まぁ、俺が受け入れるだのなんだのの問題ではない。

問題はいかに、自分がその状況を打破するかどうかなんだ。


俺は関係ない。


とは言ってはいるが……俺もお人よしだな。

こうやって、未来の呪縛から抜け出せない女の子の相談に乗ってあげようというのだからな。

前半が終わり、新章突入!!

(*´∀`*)


私としては、ついに、といったところでしょうか。

メモ書きとしては、中盤も終わりの方まで書けているのですが、オリジナルを入れすぎて中々更新できない状態が続いております。


それも含め、中盤いきなり訳の分からない文章になっておりますが……御了承ください゜(゜´Д`゜)゜


これまでもかなりの伏線があったと思われますが、中盤ではそれがなんだったのか、解ってきたり、また新しく伏線が出たりキャラクターもかなり出てくることかと思います。


宜しければこの作品に、どうか気長にお付き合いいただけますようお願い致します。

私も、編集の方を頑張っていきたいと思いますので皆さんもぜひ、ご教授のほどをよろしくお願い致します(#^.^#)

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