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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

剣技の才能がある近衛は、国民に陰口を言われている王女の護衛となりました。〜姫様は国民のために頑張っているので、勝手に色々と言わないでもらいたい〜

最新エピソード掲載日:2025/11/24
「数々の功績をもとに、お前に近衛となり姫付きの騎士となってもらいたい」

国王陛下のこの御発言は、俺——リゼルにとって人生がやっと始まったと思った。
俺は小さい頃に父に才能を褒められてから、ずっと木剣を振り続け騎士になり鉄剣をも振り、やっと認められた。嬉しくないはずがないだろう。
姫付きの近衛騎士とは、とても名誉なことだ。承ると、近日中に姫との顔合わせを行うと国王陛下が約束してくれた。
近衛隊の皆との初日は緊張したが、日に日に剣術を褒められたりで仲良く出来そうだ。
そんなある日、姫との顔合わせを告げられた。
顔合わせの会場は王女——シウィア様専用の図書室。だが、少し疑問があった。そこに案内してくれた侍従がその図書室を睨んでいたのだ。だが、俺は気にしながらも入室する。

「私はシウィア。宜しくお願いします」

神聖なハープを弾いていた彼女は、俺に気付くと透き通った声で自己紹介をしてくれた。

「リゼル・アリーラ。平民の出ですが、宜しくお願いします」

お互い名乗り終わったところで、シウィア様は雑談をしているうちにこう言ってくれた。

「国民は国の宝。宝を守るのは、王族の役目でしょう?」

雑談で聞いたが、シウィア様は皆によく思われていないらしい。王族を腫れ物のように扱うとはなんだと思ったが、彼女はそれをも仕方ないと捉えているみたいだ。
そんな皆にも優しく、尽くそうとしている彼女に俺は夢中になることを知る。
だが、シウィア様は王族で俺は平民だ。身分差が激しい。
それでも、不敬以外の他の道はあるはず。
誓おう。駆け落ちなどそんな不敬を避け、幸せになると!
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