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第23話 反射

ゼルダの流行に乗じて今頃ブレワイやってます。楽しい。


キレ精霊は「図に乗るなよ人間!!」と啖呵を切ると気絶中の市村京子の体へと入り込む。




倒れていた市村京子の体は起き上がり、高笑いをする。




 「やはりこの体は相性が良いわ。覚悟しろよ、人間。」





明らかに市村京子と人格が違う。

あぁ、珍しい物を見れたな。




精霊憑依。





精霊でなければ出来ない技術。人間等の動物の体を乗っ取り自由に体を動かす技。




取り憑くだけならそこらの幽霊とかでも出来るが、自由自在に取り憑いた相手を操る事が出来るのは精霊のみ。




更に言えば並の取り憑きとの差、精霊憑依最大の特徴は憑依前よりも相性次第で強くなれるという事だ。並の取り憑きは取り憑き後の方が弱くなりやすい。





市村京子に取り憑いた精霊の姿を見る感じ、元の数倍の出力になっている。






本当に良い物を見れた。







 「京子……?」



橋口のじじいは突如人格の変わった市村京子を見て困惑している。

ボケッとすんなよ。本当に怪異家か?





 「馬鹿野郎!乗っ取られている!今はお前よりも強いぞ!気を付けろ!!」





俺の喝で橋口吾郎は我に返ったのか防御術式や出力上昇術式を使い戦闘の態勢を整え始める。






うーーむ。一回体勢を固められたらこいつは簡単に倒せるのだが、厄介だなぁ。





精霊の討伐に加え、周辺の人間や市村京子自身の体の損傷を最小限にしなければならない。





久しぶりに難易度の高い戦闘が始まり、少しわくわくしてくる。




 「裕一さん!!そいつS級になってます!!気抜かないでくださいね!!俺は他の怪異家に連絡して近隣住民の非難指示等の援護を求めます!」






冬弥が叫ぶ。へぇへぇ、憑依して瞬間的にとはいえSか。ネームド妖怪クラス?やば。





全盛期パワーで相手をしよう。



時空干渉に超再生、その他もろもろの術式を複合して若返りを発動させる。




 「吾郎!」




俺一人じゃ手数で押されて他の奴らを守れない可能性が出て来た。今は一人でも戦力が欲しい。




若返りを吾郎にも発動させる。最も体が自由に動いた頃を呼び起こす。




 「……っ!!!」





突如若返った事に一瞬驚いた吾郎であったが、「橋口家、総員で近隣住民の非難を援護せよ!!」と指示を出し始める。




それで良い。




正直吾郎以外の橋口家は戦力にならない。

S級相手なんか即死だろう。






 「精霊の対策方法を共有する。精霊には精霊術式が最も効く。反射術式は使えるな?」




念話を使わず口頭で吾郎に伝える。



S級クラス程になってくるとどうせ念話を使ってもチャンネルを割り出されて全て筒抜けになるからだ。





 「使えます。まさか向こうの精霊の放つ術式を跳ね返して精霊に当てろって事ですか?」






 「そうだ。」




吾郎は余りの難易度の高さに汗を垂らす。




術式直撃の瞬間に反射させ、なおかつ跳ね返した術式を精霊へと当てる。

緻密な術式操作にリズムセンスが要求される。


橋口吾郎は思う。

いくら若返ったといえ、これは無茶では……。




 * * *



精霊相手には我々の使う術式が中々通らない。体感四分の一くらいにダメージがカットされる。

ただ精霊の使う精霊術式だけは逆に通常火力の四倍程の威力でダメージが入っている。




ずいぶん前に捕獲した精霊を使って色々実験したのが良かったな。




 「最悪跳ね返すだけで良い。お前は被害を抑えることに注力しろ。」





冷や汗を垂らす吾郎へ言う。




 「いえ……俺もやって見せますよ……。」




吾郎はそんな事を言う。ほーーん。そんな死を覚悟したような顔をしちゃって。





そんなやり取りをしていると、完全な憑依を成功させた精霊の指先から五発の術式が発動される。




うーん。これは見た感じ爆発、氷結、水魔、氷魔、連鎖かな?


全て属性に精霊が追加された精霊術式である。並の術式よりも非常に威力が高い。





属性によって飛来速度が変わるから、術式を見極めてからタイミングを手動でいじくる必要がある。



これは……氷結、連鎖、氷魔の三発か。



トン、トトン、トン。



連鎖術式は着弾直後に再度発動するから二回弾く。



無事俺の元へと飛来してきた術式は捌けた。



さて、吾郎は?




 「痛ぁあぁあ!!?」




あぁ、一発目は捌けても二発目を被弾しちゃったか。惜しい惜しい。















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