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第22話 爆発

タイトルはいつも投稿直前に決めています。正直今回のタイトルはあんまり納得出来ていません。でもこれで良いのだ。考えすぎは良くないのです。

少しずつ微かに感じる精霊の波長へと己の波長を合わせていく。






波長が市村京子の背後のそれへと近付くにつれ、だんだんと精霊の気配を感じるようになる。





 「なんだお前。」





声がする。目をやると市村京子の背後でぷかぷかと浮いたままあぐらをかく子供のような精霊が居た。





 * * *




 『やっぱ居た。』




市村京子本人に聞かれないよう、念話で冬弥と橋口吾郎へと伝える。




市村京子自身の相手は冬弥がしている。俺が精霊の相手をしている間に市村京子失踪の聞き取り書を作っているようだ。

忙しそうである。可哀想に。




橋口吾郎は心配そうな顔でこちらを見る。





 「おい、お前。僕が話し掛けているのだから答えろよ。」







何だかクソガキ臭のする口調で精霊が言う。お前、とは俺の事かな?



それにしてもこのクソガキ感、どこかで見たような……。

何処の狐だっけな?





 『お前はちゃんと祓ってやるから安心しろ。』




ちゃんと初手で挨拶をする。




 「はぁーーっ!?人間ごときが!!?俺様を舐めるなよ!!!」




あーあ、キレちゃった。




実の所精霊はそこらの怪異と違って祓う難易度が高い、と言われている。




理由としてはそもそもの通常怪異との波長の違いによる認識難、後は精霊自身の存在強度の強さとか。





精霊は並怪異よりも現世に対する親和性が高い。存在が安定している上、精霊には術式出力が高い者が多いから一般の怪異家には祓う難易度が高くなる。





そもそも精霊は亜神の一種。






まぁでも、そんな強い精霊様でも頭さえ使えば簡単に倒せてしまうんだよなぁ。




 『家、後で直すから許してちょ。』



そう橋口吾郎へと念話を送る。

彼はちょっと勘弁みたいな顔をしていたが孫には替えられんだろう?





という事で戦闘です。








まずは市村京子に認識されないよう京子自身を失神させる。

うーーむ。何の術式にするか。





一瞬の思考の後、威圧術式を発動する。

対象を威圧し、力量差によりゃ気絶まで持って行ける術式である。





この部屋で状況を把握していないのは市村京子一人、モロに術式を喰らった彼女は倒れ込む。




 「あーー、掛かりが甘いな。」




取り憑いている精霊の影響か、俺の放った術式も弱体化される。




二分くらい気絶させる予定で放った術式であるが、これじゃ30秒くらいで復活されるな。





それまでに決めていこう。





爆裂術式を発動して精霊の目眩まし。

一同が囲んでいたテーブルを中心に大きな爆発を巻き起こす。




部屋を取り囲んでいた襖は全て吹き飛び、畳はめくれ上がる。





爆発直後の状態を探知術式で確認する。

一応人の居る方向には防御術式を貼ったから平気なはず……だけども。






冬弥は……、無事。こいつ自前で今の一瞬で防御術式を貼ったのか。筋が良いな。



気絶中の市村京子も当たってないな。吾郎君は……、吹き飛んだ我が家を見てショックそうな表情をする。可哀想に。






もくもくと煙に囲まれる中、精霊はキレてきたのか、喚いている。



そして一言、


 「図に乗るなよ人間!!!」



精霊はそう叫び、市村京子の体へと入り込んで行く。



おや、これは……。

























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