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第9話 尋問

表現が引っかかりそうだったので15禁にしました。

よろしくお願いします。


 

寝室で眠る廉を目指して幽霊はゆっくりと進む。




俺の体に認識阻害の術式を使っている為幽霊はこちらに気付いていない。




戦闘音で廉が目を覚まさないよう無音化の術式も同時発動している。




どれくらいの出力を出すと死んでしまうのかが分からないから最初は最低出力だな。





霊体にのみ干渉可能な爆発術式を使い四肢をもぎ取り、拘束。





このプランで良いか。





ここで拘束しきれなかったら次の手を打てば良い。




気配を消しつつ幽霊の背後へ。


爆発術式を詠唱。幽霊の四肢をもぎ取る事に成功。


 「うぉあぁおお」

戸惑いのような声を漏らしながら幽霊がこちらを認識する。

見ると既に四肢の再生が始まっていた。




 「早くない?」




直ぐさま拘束術式を発動するが幽霊は足を再生させたのか俺の懐へまっすぐ飛び込んできている。





拘束術式を直ぐさまキャンセル。




後退しつつ再び爆発術式の詠唱を始める。


幽霊はそれを見て距離を取りながらこちらをじっと見ている。





意識すら無いと思っていたが戦い方を見る感じ、そこそこの知能があるように感じる。





もしくは生前とかの戦闘で培われた条件反射とかが残ってたり?

無いかなー。





うっかり出力を上げすぎてしまうと奴を消し飛ばしてしまうかもしれない。


あくまで拘束しなければならないのが厄介だ。

出来るんだけどさ。




 「がぁぁあぁあぁあ!!!!」

幽霊が咆哮する。





直後、幽霊の体が胸からへそにかけて縦に裂け、暗い紫色の衝撃波を吐き出した。




まっすぐこちらに飛んでくる衝撃波。


 「バリアー。」


避ける事で万が一廉に危害が及んだ時の事を考え防壁魔法を発動する。


ちなみにこの術は西洋伝来。





防壁魔法で波動を止めつつ空間転移を発動。

波動の完全処理に成功する。




 「攻守交代。」




高い再生能力があるようなので、うっかり殺してしまう心配は無さそうである。




空間転移を4つ程同時発動させる。




転移の対象は幽霊の四肢。




1度転移させても再生してくるが、再生直後に再び転移させることが可能だ。




 「いぎぁあぁあ!?!!?」




ループに入ったので、特殊な回避札が無い限りほぼ勝ち確である。




拘束術式を発動。

ばっちり拘束する事に成功した。



これでこの幽霊は自由に歩く事はおろか話す事も出来ない。



幽霊も心なしかぐったりしたような表情をしている気がする。顔が無いから分からないけど。




 「じゃあ尋問タイムか。」








校長を呼び付け、使っていない地下室や倉庫のような物は無いかと聞いた所、寮や校舎のある所から少し離れた所に工事計画が途中で頓挫したトンネルがあるとの事なのでそこを尋問室として使う。





ついでに校長に春雨寮の悪霊を無力化したと伝えると「何もかもが早くないですか?というか悪霊、本当に居たんですね。」と言っていた。








 「おい。喋れ。」





 「………。」





廃トンネル内で俺が地面に転がした幽霊へ話し掛ける。




顔が付いていない幽霊だが、着物や体付きを見るに女のようだ。




よってこの絵図は霊感のある人間には廃トンネル内で縛った女に高圧的に話し掛ける男、となるので完全に通報案件である。




ちなみに霊感の無い人間には俺を深夜に廃トンネル内でぶつぶつ呟く男…と認識するのでこちらも危険な絵図である。





 「春雨寮に出ていた理由は?廉を狙った理由は?お前は何者だ?」




 「………。」




喋れないタイプの幽霊なのかもしれない。

一応さっきの戦闘中叫んでたし知能もありそうだったから意思の疎通が可能な感じしたんだけどな。




念の為になんちゃって拷問しておくか。




生成術式で大量の槍を作り出す。





 「今から、お前が質問に一つ答えない度に一本槍を刺していく。」





幽霊に反応は無い。 




 「というわけで、廉を狙った理由は?」





 「………。」




反応が無い為、腹部に一本目の槍を刺す。

ちなみに生成術式で作り出した物は霊体への干渉が出来るため、問題なく幽霊の体に刺さる。




あと霊体だからといって痛覚が無い訳では無い。



多分めちゃくちゃ痛いのを我慢しているだけだと思う。

さっき戦ったとき普通に痛がってた気するし。





いつまで保つかな。



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