表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
のろい使いのヤミちゃん、チームを組んで復讐を果たす  作者: 花奈冠椛
呪い使いユカリ編
9/61

第八話 効かない理由

私は余裕の表情のユカリに能力を使う。

急には動けない、当たれば即死。


しかし、


ユカリになんの変化もない。

ど、どう言うこと?!何で何で、何で聞いてないの?



「何?何がしたいの?」

ユカリが私に言う。



「な、何で死なないのよ!私の言葉をぶつけた相手は確実に即死するはずなのに」

そう、ユカリにも当たったはず、しかし、ユカリはぴんぴんしている。

アイテムでも使ったのか?

いや、そんなアイテムあるの?無いはず。

それじゃあどうして?



「あなたもしかしてのろい使い?だったらあなたの技は効かないわ。

同じのろい使い同士の技は効かないのよね。

もしかして、分からなかったかな?仕方無いよね、子供だから」

ユカリは私に向かって言った。

まさか効かないなんて、いやのろいの技が効かないだけなら、この短剣ならやれるのかな?


「ねぇ、そろそろ反撃してもいい?あなたつまらないのよね」

ユカリはだるそうにしている、この女。

私はこんな大人にはなりたくないね。



「私は負けない、はああ!!」

私は短剣で攻撃する。



「ふっ、当たらないわ」

ユカリは攻撃を綺麗に避ける。


「まだまだ!はああ!」


私は短剣を降り攻撃する。



「あはは、めちゃくちゃ必死ね。

うふふ」

ユカリは余裕の表情で攻撃を避けている。

これが、のろい使いの強さなのか。

でも、私ものろい使いだ。いつまでも遊ばれてるわけには!


「はああ!!」


しゅ!


ユカリの腕から切り傷が!

カスった!当たった私の攻撃が!


その時、ユカリが


「くそガキがー!私のきれいな腕を汚しやがって、殺してやる!」

なんとユカリが急にキレ始めた。




「な、何!?」

私はユカリから距離を取る。

さっきと様子が違う。

もしかして、パワーアップしたとかかな?



「殺してやる!!!」

ユカリが私に向かってきた。


「当たるかー!」

私は当たる直前をよく見て避ける。



「何!?おのれー!!」

ユカリは乱雑に剣を振る。



「こいつ!何よ!むやみに振って!」

私は自慢の跳躍で屋根に飛び乗る!



「なんて、跳躍力だ。ガキの癖に!」

ユカリはこちらを(にら)んでくる。

これがあの女の本性なのか?




「ガキガキうるせーんだよ!!」


「ぐふぅ!」


なんと、アズがユカリの背後にいて、ユカリをおもいっきり吹き飛ばした。





「へへへ。ヤミ大丈夫か?」

アズがこちらを見て手を振っている。


一体どうやって背後に?いや、考えるのは後でもいい。


私は屋根からスッと降りてアズの元へ。



「くっ!なんなんだこのガキは!」

ユカリが起き上がり私たちの方を見る。




「ガキガキうるせー!!」


「ごふぅ!」

アズがおもいっきり投げた石がユカリの顔に直撃しぶっ倒れる。





「よし、決まった」


アズはどや顔で私の方を見る。

ほんと、アズは・・・。






コメントと評価お願いします、

あと見てくれている人はありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ