表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
のろい使いのヤミちゃん、チームを組んで復讐を果たす  作者: 花奈冠椛
呪い使いユカリ編
7/61

第六話 手紙の内容

私は、手紙を開けてみる。

そこに書かれているのは、



「ガオ町に住むものです。

この町に夜になるとのろい使いが現れるんです。

私も仕事が遅くなり夜遅くに帰って来るとき、のろい使いが襲いかかってきました。

どうか、お願いです。ガオ町に居るのろい使いを倒してください。

実は、ギルドでお願いし依頼表に貼っていただいたのですが、誰もやってくれず、不安に思っていました。

どうぞよろしくお願いします」

と長々に書かれていた。




「この町に居るのか、どんなやつなんだろうな」

アズは少しワクワクしている。



「でも、油断すると危ないよ」

アズのお姉ちゃんは横から助言する。



お姉さんの言う通りだ、私もこの目でのろい使いを見たことはないが、私と同じようにのろいを使う。

けど、違うのは一つ能力が違うこと。

私の能力は言葉で人を殺めることが出来る。

言葉は刃となる時があるって昔、お兄ちゃんから聞かされたからね。




「お姉さんの言う通り気を抜くと危ないよアズ」

私はアズに向かって言う。



「ねぇーちゃんもヤミも心配性だな。

まぁ、心配してくれるのはありがたいけどな」

と後々にかけて小さくなる声。



「最後何言ったの?

声小さくて聞こえなかったんだけど?」

アズのお姉ちゃんがアズに聞いている。


アズは(ほお)を赤らめ


「う、うるさい。

もう、いこう」

アズは立ち上がり私の手をつなぐ。



「はいはーい、二人で仲良くね」

お姉さんは笑顔で手を振っていた。

私は一様手を振る。


アズの頬はまだ赤くなっている。

何か、恥ずかしいことでも言ったのかな?



私はアズにつられて、アルス村にいき、夜の服を着て、夕御飯を食べる。



「美味しい~、アズは料理に関してはレベルが最大級だね。

嘘じゃないからね」

私は料理を食べてアズを褒める。


「それ、普通の料理だぞ。

そんなに美味しいのか?」

アズはスプーンで少し食べてみることに。


「う、うまい!」

アズは目をキラキラと輝かせている。

それほどおいしかったのだろう。


アズは料理人の才能があるのかも知れないのかもしれない。



私たちは夕御飯を食べ終え、日が傾きかけて来るときに家を出た。



「ここからは、油断なく依頼をしよう。

のろい使いがどんなやつかわかればいいがな」

アズはそう言う。


私たちは歩き、数分でガオ町に着く。

アルス村からガオ町まではそこまで距離が遠くないからだ。





「はああ!」

私は屋根に飛び乗る。


アズは、

「よいしょ、ここをこうして」

物を足場がわりにして屋根に乗る。



「なぁ、マジで屋根から行くのやめねぇか?

僕はそこまで跳躍(ちょうやく)があるわけないから」

アズはそう言う。


確かに、私の跳躍がおかしいのだ、けど屋根の上からだとよく見える。


「ダメ、下だと不利」

私はアズに向かって言う。



「はいはい」

アズはそう言い歩き出す。



そして、夜になるのを待つ。







「ようやく夜になったな」

アズは私に言う。



「うん、じゃあ始めるよ」

私はそう言う。





コメントと評価お願いします。

あと見てくれた人はありがとうございます。


投稿頻度が減ります、すみません


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ